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コルビジェが愛した丸めがね

映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」が10月14日から公開が開始され、それに伴ってLesca LUNETIERのル・コルビュジエモデルのお問合せを多数いただいておりますので、こちらでご紹介させていただきます。

 

ル・コルビュジエが実際かけていた眼鏡はフランスでオーダーメイドで鼈甲眼鏡を作る店「メゾン・ボネ」が製作した鼈甲眼鏡がオリジナルなんです。コルビュジエからは色や形に関して非常に細かい指示が出されたと言います。デザイン画もコルビュジエ自身が描いたものが届き、そこには事細かなサイズが書き込まれていました。

 

修理や再注文もあったようですが、オーダーは決まって全く同じものでした。そんな彼のこだわりの詰まったデザインをボネからの許諾を得て、製作しているのがLesca LUNETIERのコルビュジエモデルです。

簡単に言えばボネが製作したコルビュジエの丸眼鏡の既製品化版とでも言うのでしょうか。素材はアセテートを使用し、11色展開とバラエティーに富んでいます。特徴的なボリューム感のあるフォルムと丸みを帯びたボストンシェイプは古めかしくなりがちな丸眼鏡の概念を覆し、時を超えた現在でも新鮮な印象を作り上げます。こちらの商品は全国のLesca LUNETIER取り扱い店舗にてご覧いただけます。

 

IOFT30周年特別講演

先日開催されたIOFTの30周年特別講演にて弊社岡田が講演させていただきました。「ニッポンの眼鏡業界が目指すべきビジョンとは?」というテーマを元にグローブスペックスが20年前の立ち上げ以降、一貫して大切にしてきた哲学や将来のメガネ店に必要なあり方を岡田自身の経歴を交えてお話させていただきました。講演の内容は通常は撮影禁止ではありましたが、今回の講演は全て撮影や記録を許可してスタートしました。

会場ではシャッター音がする以外はシーンと静まりかえり、皆さん真剣に耳を傾けられていました。

会場は満席で立ち見のお客様もいらっしゃいました。

全てのお話が終わった後に一呼吸置いてこんなことをお話しました。

「今回のお話はまるでずっと順風満帆で来たように聞こえるかも知れないですが、実際はいつも迷ったり、挫折もしながらやって来ました。迷ったり、悩んだりする事は誰でも同じ。20代前半に、眼鏡の道具としての高い機能性を提供しながら、もっと楽しいアイテムにして行ける仕事はないかとの考えを、その時々で一番良い在り方や悩んだ末に出した結論に取り組み続けて来た、とある経営者と会社のお話です。今があるのはどんな時でも自分が信じたことへ必死に取り組んできたことの結果なのかも知れないと思います。

どんな仕事も考え方次第で面白くもつまらなくもできます。私が眼鏡業界に入った80年代は、眼鏡産業は完全に成熟しており成長の余地はないとされていましたが、これだけまだ変化できる余地がありました。

これからももっとずっと楽しくして行こうという意識で盛り上げて行けば、眼鏡はさらに楽しいものになって行くはずです。」

 

そしてイタリアより特別ゲストとして「LYF MAGAZINE」の編集長を務めるCristinaさんよりお祝いの言葉をいただきました。彼女が世界の眼鏡店の中でグローブスペックスをとてもよく理解し、推薦してくださった方でした。岡田へ「絶対にBESTORE AWARDへ応募すべきだわ」と肩を押してくれたうちの一人でした。

岡田が講演でお話した内容の一部は現在掲載中のWeb Magazine「HOOK」にてご覧いただくことができます。

コチラから

また講演の様子はこちらからご覧いただけます。

講演の様子

今後とも眼鏡をさらに楽しいものとして行けるよう、提案や発信を行なっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。また会場へ足をお運びいただきました皆様へは心より感謝いたします。どうもありがとうございました。

photo by Suguru Saito

 

レセプションパーティーの舞台裏

今回のイベントの舞台裏を少しだけご紹介。

MOMO FUNKのバンドメンバーのフィッティングの様子です。各々のメンバーをどんな役柄で紛れ込ませるかギリギリまで話し合い、スタイリストの中兼さんへご協力いただき素晴らしいスタイリングが完成しました。

実際パーティーに着用したスタイリング以外にもバラエティに富んだコーディネートを組んでいただき、ストーリーまで付けて説明をしてくれたのでした。

事前に青木さんへお手配いただき、JOURNAL STANDARDさんのPRESS ROOMをお借りしてフィッティングを行わせていただきました。

そして出来上がってきたスタイリングがこちら。

こちらはDJ補佐役のWalterさん。

ストリートなスタイルから大人っぽいシックなベージュのスタイルまで、なんと3コーディネートも作成いただきました。結果一番上のベージュのコーディネートで大人のJOURNAL STANDARDを表現してみようということになりました。

 

続いてケータリングスタッフ役のAlanさん。

ベストなこちらのコーディネートで決定!!BONUMさんのリメイクのデニムエプロンが効いています。

最後にカメラマン役のAaronさん。

どんなカメラマンだったらいいかなと考えた末、どこか牧歌的な自然を撮影するようなスタイルとクラシカルなスタイルが出来上がってきましたよ。こちらは分かりやすいハンチングを被ったクラシカルなスタイルに決定です。

どうでしょう。この真逆のスタイルの2人が同じバンドメンバーに見えますでしょうか。皆さん、非常にノリがよく、役どころを説明するとその役にすでになりきってフィッティングを行なってくれました。

この日は残念ながらGregさんはいらっしゃる事が出来なかったのですが、Gregさんの役どころが実は一番悩みました。身長が2mほどもあり、どんな役柄がいいかと話し合った結果、どんな役でも長身で目立ってしまうので、逆にとっても怪しい人という設定にするのはどうかという事になりました。全身黒づくめで、どこかスナイパーのような近づきがたい雰囲気を作ろうという事に。そして絶対笑わず、室内でもサングラスを外さず、じっとバーカウンターで座っている人となりました。

写真下はパーティー直前のリラックスした雰囲気です。

パーティーがスタートするとこの表情。ずっとバーカウンターでにこりともせず座っているせいでさすがにご来場の皆様も「何かおかしい。。。」と気づかれた方もちらほら。

いろんな方のご協力をいただきパーティーは大成功となりました。今回はそんなパーティーでは見えなかっ舞台裏をご紹介させていただきました。

ご協力いただきました皆様、どうもありがとうございました!!

 

 

2017秋の展示会 Living Room at Batsu Art Gallery(Party編その2)

引き続きパーティーの様子をご紹介いたします。

 

みなさんの表情がとても良いので多めに写真を掲載しています。

今回フードで会場を盛り上げていただいたのはJOURNAL STANDARDのケータリングチーム、そしてビールはCraftheadsのマイケルさんでした。

ご協力いただいた皆様、ご来場いただいた皆様どうもありがとうございました。

ファッションとアイウエアのご提案の可能性はまだまだ無限大です。今後とも双方が盛り上がるような楽しい企画や内容を作って皆様へご紹介できたらと思っております。

改めましてベイクルーズグループの皆様のご協力に感謝すると共に今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

Special Thanks

photo: Suguru Saito

 

 

2017秋の展示会 Living Room at Batsu Art Gallery(Party編その1)

展示会の初日はReception Partyを開催いたしました。今回のレセプションパーティーは具体的な内容を伏せてご招待状をお送りしたので皆様、一体何を行うのかと不思議に思っていたようでした。そうです。いろんな方々を巻き込んだ、合同企画の名にふさわしい壮大なサプライズを準備しておりました。

それではパーティーの様子をご覧ください。

パーティー開始と共にたくさんの方々がご来場いただきまして、会場は熱気ムンムンです。

この中の写真には実はこちらで準備したダンサーの方とバンドのメンバーが紛れ混んでいます。誰だかわかりますか?

そしてJOURNAL STANDARDの和田さまと弊社岡田のスピーチが始まりました。

なぜ、今回のような合同イベントが行われることになったのでしょうか。

1998年にグローブスペックスが現渋谷店の隣の小さなビルの3Fでオープンした頃、同じビルの2Fにはベイクルーズのお店が入っていました。実はグローブスペックスとベイクルーズはその頃からのお付き合い。お互いのお店のスタッフ同士も互いのお店でお買い物をしたりと行き来がありました。また朝和田さまがショールーム周辺の掃除を誰よりも先に開始されていて、岡田が同じく朝に植木や金魚鉢の世話をしており、渋谷神南の町内会のおじさん同士という感じで、挨拶を交わして一日が始まったり、お店の前の公園で偶然一緒になるたびに「何か面白いことをやりたいですね」という何気ない会話の中から今回の企画も実現しました。

 

一通りスピーチが終わろうとした瞬間、マイクがプツッと切れてしまいました。急いでDJスタッフがマイクのチェックを行おうとマイクに近づきました。

ポンポン叩いて「マイクテストテス....」とその時、突然DJスタッフ役のWalterがアカペラで歌い出しました。

ここからフラッシュモブの始まりです。

ビールを注いでいたケータリングスタッフ役のAlanがギターをひき出して

カメラで撮影を行なっていたカメラマン役のAaronが2Fからギター片手に参加して

バーカウンターでずっと佇んでいた謎の外人役のGregも突然スッと立ち上がり躍動感みなぎるプレイに一同仰天。

彼らは「MOMO FUNK」というバンドのメンバーです。この企画の為に何度もグローブスペックスの事務所へ足を運んでもらい準備に協力をしてもらいました。お客さんも突然の演奏に「!!??....オーーー!!」とビックリ。

しかしこれだけではありませんよ。お客様がMOMO FUNKに注目している時に2箇所同時で仕込んでいたダンサーさんが踊り出しました。

こちらはケータリングスタッフに扮したTAYUKAさん。ふんわりとしたイメージとはかけ離れたパワフルな踊りに見ている人は唖然とするばかり。

受付スタッフに扮したYUKIさんもしなやかにそして力強く踊っていただきました。

そしてインフルエンサーに扮したMONIちゃん。そうです。謎の外人とバーカウンターで写っていた彼女です。

そして誰もが「まさか!!」と思ったムッシュさん。彼女には百貨店のバイヤーの役をしてもらいました。

ようやく状況を飲み込み始めたお客様、これがフラッシュモブと気づき、さらにヒートアップ。そしてクライマックスへと続きます。

そして、まさかのダンサーさんがJOURNAL STANDARDの和田さまと弊社の岡田を引っ張り出します。

お客様もざわつき始めました。「まさか社長は踊らないでしょう、出るだけでしょう、きっと」と誰もが思っていたはずです。

岡田の表情もご覧の通り。連れ出されながら「いや〜、無理だよ。無理無理」と引っ張られて行ってしまいました。私達スタッフもどうなることやらと静かに岡田の背中を見送りました。

会場はご覧の通り、最高潮に。

ダンスの有無はお二人にお任せしていたので、当日まで踊るのかどうかお互いのスタッフ同士もわかりませんでした。トップ二人のこのサービスには会場全体から割れんばかりの拍手とどよめきが。

最後はスタッフ全員も参加してダンスとなりました。飛び入り参加のお客様も入り乱れ予想以上の会場の一体感が生まれました。

それではご協力いただいた皆様のご紹介です。

今回の演出を手掛けてくださったオースタンスの佐々木さんです。

ダンサーとMOMO FUNKの皆様

大好評だったダンサーとバンドの素晴らしいスタイリングはスタイリストの中兼さんと小川さん(写真:右)

一人で4名ものヘアメイクを手掛けてくださったヘアメイクの小林さん(写真:左)

会場内のDisplayを一挙に手がけていただいたJOURNAL STANDARDのVMCチーム

北角さん(写真:右)と藤平さん(写真:左)

企画からご協力いただきましたJOURNAL STANDARDの青木さん(写真:左)

皆様のご協力無くして今回の企画は成り立ちませんでした。この場をお借りして厚く深くお礼を申し上げます。

本当にどうもありがとうございました。

さて、パーティーはまだまだ続きますよ。

 

 

2017秋の展示会 Living Room at Batsu Art Gallery(商談編)

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先週の10月11日から13日までの3日間、BATSU ART GALLERYにて秋の展示会を開催しました。今年の展示会はいつもと一味違います。グローブスペックスと同じく今年20周年を迎えるJOURNAL STANDARDさんとの特別企画として「EYEWEAR meets CLOTHINGWEAR」をテーマにファッションとアイウエアという人の印象を大きく変えるこの二つのアイテムを使い、2つが合わさるともっと大きくなる楽しさと可能性の拡がりを会場内に設置してあるフィクスチャーにて表現。会場の至るところにファッションとアイウエアの様々なSESSIONが繰り広げられました。

今年はフランスのSilmo展の開催時期と日本の展示会の開催時期が続いたこともあり、新作のサンプルの到着が前日の夜にギリギリ到着したブランドもあったりとかなりハラハラする状況の中、なんとか当日を迎えることができました。

会場内のDisplay什器やフィクスチャーは全てJOURNAL STANDARDのVCチームとグローブスペックスのエージェントチームによるもので、前日の深夜までかかって作業がとり行われました。

その甲斐あって、展示会期間中はどのブランドも大盛況で、アポイントのお客様だけで終日満席で予約なしのお客様をお受けできない状況でした。

みなさま、いつもグローブスペックスの展示会を楽しみにしていただいており、到着するやいなや「今回もすごいですね」とDisplayや会場内の様子を写真に撮る方々が多くいらっしゃり、今回のファッションとアイウエアの提案をとても興味深くご覧になっていました。

そして初日の夜はレセプションパーティーを開催しました。今回のレセプションパーティーは具体的な内容を伏せてご招待状をお送りしたので皆様、一体何を行うのかと不思議に思っていたようでした。そうです。いろんな方々を巻き込んだ、合同企画の名にふさわしい壮大なサプライズを準備しておりました。

続く