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Lunettes Kollektionのトランクショーを開催します!!
ドイツのアイウェアブランド「Lunettes Kollektion」(リュネット コレクション)

今回、日本初となるトランクショーをグローブスペックス渋谷・代官山店にて開催します!



Lunettes Kollektionは今最もファッション感度の高いベルリンで人気の、ビンテージと先端的なデザインをミックスしたハイセンスなアイウェアセレクトショップLunettes Selectionのオーナー、Uta Geyerがデザインする2010年に誕生したブランドです。

アートやファッションなどでいつもムーブメントがあり、新しいことが起こり続けているベルリンの中でも特にアーティストが多く集まり感度が高いエリアであるプレンツラウアーベルクにて2006年に店舗をスタート。



そのセレクトのセンスの良さから映画、テレビ、ファッション撮影などのリースが多く求められ、また誌面でも『ヴォーグ』、『ARCHITECTUAL DIGEST』、『ルイ・ヴィトン・ガイド』などでベルリンの中でも「特に訪ねるべき店」として推奨されています。


デザイナーのUta Geyer

Utaのデザインはヨーロッパ的なクラシックエレガンスがベースとなっていますが、そこにベルリンらしい新しい発想や街に溢れるエネルギーを付加している事が特徴。
遊びや提案に溢れるが、自身の店舗の経験を生かして実用的にも掛けやすいデザインを生み出しています。



ファッションブランドとのコラボレーションも多く手掛けていて、Louise Gray, James Long, ODEEH, Christopher Shannon, Michael van der Hamなど、そのつながりは深くランウェイでも使用されています。



イベントでは、最新のアイウェアコレクションや、コラボサングラスなど多数ご覧頂き、ご購入いただけます。

イベント当日は、デザイナーのUtaさんも来日!! ぜひ一緒に眼鏡・サングラス選びを楽しみましょう!


2014/11/22(SAT)  GLOBE SPECS 渋谷店  
TEL:03-5459-8377

2014/11/23(SUN)  GLOBE SPECS 代官山店  
TEL:03-5459-3645


当日は5回のセッションを行い、予約制となります。
ご予約は渋谷店、代官山店まで。

イベント詳細はこちら>>2014 リュネットコレクション・トランクショー開催のお知らせ

お誘い合わせの上、ご予約お待ちしております。
HOUYHNHNM(フィナム)10/27
今回のHOUYHNHNM(フィナム)「POST」はこちら。
SHIMATSU 10/27

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洋服のトーンは抑えめ、メガネに少し明るい色のフレームを持ってくる事で
全体のバランスを整えています。
すこし地味になりがちなこの季節にオススメしたいメガネの合わせです。

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Anne et Valentin PHASE U180

これから流行がきそうなダブルブリッジのフレームです。


HOUYHNHNM(フィナム)「POST」

 
2014秋新作受注会開催します!!
みなさんこんにちは。
本日は人気イベントのご紹介です。

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今秋も「新作受注会」開催致します。
グローブスペックスが日本総代理店をしているブランドの新作を一堂にご紹介します。

■対象ブランド
Anne et Valentin , La LOOP , Lesca Lunetier , Lunor ,
Robert Marc , THE BARRACKS


■日時
2014年 10月25日(土)グローブスペックス渋谷店
2014年 10月26日(日)グローブスペックス代官山店


今回も見所たくさん!

新作の全カラー、モデルをご覧頂けるのはこのチャンスだけ。

また、先月パリで行われた国際展示会の様子や最新トレンド情報も
当日スタッフが直接ご紹介します!!

ぜひお誘い合わせの上、ご来店下さい!!


お待ちいたしております!!



 
スタンピング・マシーンがやって来た
昨年の夏、エイ出版の雑誌「CLUTCH」の編集の方々と、ヨーロッパの伝統的な眼鏡生産地である仏ジュラ地方に赴き、フランスの伝統的なアイウェアスタイルを追求するLesca LUNETIER を一緒に同行取材しました。また本ブログでもその様子を紹介しました。→フランス・ジュラ地方探訪レポート

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CLUTCH 2013年10月号

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フランス東南部、スイス国境近くのジュラ地方は古くから眼鏡の工房や工場が多くあるヨーロッパ有数の眼鏡生産地です。熟練した職人さんの真摯な姿や、長年作業してきたごつい指先など非情に印象深く、また一見農家の様な建物が実は中全体が工房になっていたり、山麓の美しい景観の中にフランスの眼鏡生産の伝統と歴史をたくさん見る事が出来ました。

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その様なジュラの地域で訪れた工房の一つに、今はもう使われて居ないのに、機械や工具がそのまま博物館の様に残っている場所がありました。あたかも休憩時間で、さっきまで仕事をしていた職人さん達が離席している様な不思議な様子です。

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その工房を所有している職人さんに話を聞くと、今はもう最新の設備が整っている工場に仕事が移っているものの、往年のフル稼働していた時代に仲間と懸命に過ごした場所をそのままの形で残しておきたかったとの事でした。
さっきまで使っていたかの様な工具や機械を見てみると、長年に渡って人の手によって手入れされ、使い込まれているので、錆などはなく良い味を出して黒光りしています。

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この工房を所有しているのはLesca LUNETIER の代表兼デザイナーであるJoel氏ご親戚の職人の方です。私が工房の伝統や職人気質の塊の様なオーラに圧倒され、私の様子を見ながら2人で何やら笑いながら話し合っています。するとその後Joel氏が「テツヤ、ここに眠っている機械を幾つか日本に持って行くかい?」と言い出しました。

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始め驚きましたが話してみて理由が分かりました。その日の以前からJoel氏と話している際に「Lesca LUNETIER」を本当の意味で日本に紹介するためには、ジュラの伝統や歴史も伝わる様にしなければならないね」という話をしていました。先にスタンピング・マシーンで使っていた金型は2つ譲り受けていますが、機械を展示する事が出来ればジュラの伝統と歴史のある工房の雰囲気が非情に伝わりやすくなります。親族や仲間の職人達との思い出であり形見の様な大切な機械を日本の私たちに譲り渡してくれると言うのです。これには感動しました。
 
こうして遙々ジュラの山奥から、海を渡って届けられたのがこのスタンピング・マシーンです。ふだんあまり大型車両など入り込まない山奥なので、輸送手段や見積もりなどが大変で、日数がかなり掛かってしまいました。

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渋谷店に展示中のスタンピング・マシーン

1940年頃に作られた個体で、ジュラ地方では1920〜1970 年代くらいに多く使われていた機械です。眼鏡の型の金型をこの機械に取り付けて、アセテートの板を打ち抜いて製造していたのです。今は安全性とスピードがもっと高い設備に取って代わられていますが、当時に眼鏡の大量生産が始まった頃には大活躍していた機械で、レスカを代表するスタイルであり、フランスの伝統的なフォルムの一つであるCrown Pentos(クラウン・パントゥ)のビンテージもこの機械で作られていました。 

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グローブスペックスの店舗にはこの機械を使って作っていた頃のLesca LUNETIER ビンテージアイウェアと、スタンピング・マシーン、そして専用の金型など店内に展示していますので、ぜひフランス眼鏡作りの伝統と歴史をご覧になってみて下さい!

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弊社代表、岡田が「アウスレーゼ(AUSLESE)」にて特集されています。
アウスレーゼ(AUSLESE)」にて
弊社代表、岡田のインタビュー記事が掲載されております。

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ぜひご覧下さい。

URL : http://www.shiseido.co.jp/auslese/iikotoba/interview_okada.html 
 
「dia STANDARD」 にて Lesca Lunetier の特集記事が掲載されています!
dia STANDARD」にて、
弊社代理店ブランド Lesca Lunetier の特集記事が掲載されております。

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デザイナーJoel Lesca 氏のロングインタビューになっています。
ブランドの特徴や、ジュラ地方についてなど内容盛りだくさんです。
ぜひご覧下さい!

URL: http://www.diastandard.com/journal/201410feature01lesca/


 
Muhlbauerミュールバウアー111周年パーティー(その3)
田中さんのDJが終わり、次のDJまでの間、しばしの静寂が訪れました。ここでクラウス氏よりお越しいただいた皆様へメッセージがありました。


親愛なる皆さん

皆さんと今日この時間、この場所で同じ時を過ごせる事に感謝します。

これを話すと皆さんを驚かせてしまうかも知れないけど、この本のストーリーは実は日本で始まったんだ。そう、英語版の出版記念パーティーをこの大切な友人のお店でやろうっていう理由の一つにね。

2012年9月、
それはトウキョウからウィーンへ向かう飛行機の中の事、僕の膝の上にはある日本のクラインアントの10周年を記念する特別版のブックが乗っていた。それはそれは美しいデザインに素敵なグラフィックが全体をより魅力的なものにしていたんだ。その時にハッと気づいたんだ。日本人は毎年1周年、2周年、3周年、5周年とまるで大切な人の誕生日のように記念日をとても大事にお祝いをするって事を。僕も単一の記念日を忘れてはいけないんだって。それなのに2003年、最も大事な創業100周年をすっかり忘れていたんだよ。どうしようと思ったけど、2013年、110周年。とっても素敵な数の並びだけど、でもちょっとパンチが足りない気がしないかい??

2014年、111周年、YES!! ここで祝うべきだって直感的に思った。本当に伝えていかなければいけないストーリー達の為に本を出版する決意をしたんだ。内容は私達の111周年に必要だった事、モノ、人々、その全てを詰め込んだんだよ。

中略



そしてこの本の中で過去10年の中で日本の友人達の存在がいかに重要だったかを書かせてもらった。私達の愛すべきプロダクトや手工芸に対する彼ら日本人の興味はいつしか世界の中でも重要なマーケットになっていったんだ。もちろんそんなビジネスだけの付き合いではなくて、日本という国を訪れると自然と私の心がシンプルにきれいになっていくんだ。日本が本当に大好きだよ。

私がどうして今ここの場所で本の出版記念パーティーをやっているかって、それじゃあここで最後の一文を考えてみましょう。
私達の会社の歴史を見つめる中でいかにここの場所が重要で歴史的な場所だったかをね。
この眼鏡店のオーナー、テツヤは日本からの最初のカスタマーなんだ。クオリティーとファッションに対しての嗅覚は誰にも負けない彼が職業の境界を越えて、アイウエアではない帽子にとても興味を示してくれたんだ。ウィーンのワークショップに最初に来てくれた日本人で、彼が見てきた事や聞いた事、体験した事を今度は日本でトランクショーという形で広く日本の皆さんへ広めてくれた。トランクショーの形式をやりだしたのもテツヤが初めてだったよ。

僕はテツヤとの切れる事のないこの素晴らしい絆、友情に本当に感謝をしているよ。
そして今日この場所で発表できた事にも心から感謝します。

そう言って締めくくられたクラウス氏の文章。彼の人柄がにじみ出るとってもあたたかいお話でした。また隣で時折、照れたような笑みを浮かべながら彼の言葉を訳す岡田もどこか長年の友人と接するかのようなリラックスした雰囲気で2人の今までの歴史を少しだけ垣間見たような気がしました。



クラウス氏の奥様のエヴァさんも優しく見守ります。



ご来場のお客様も真剣に聞いていました。


初めてミュールバウアーのハットが日本に上陸し、日本のお客様の目に映ったとき、一体どんな様子だったんでしょうね。そんな思い出深い渋谷の地で記念すべき111周年のパーティーが行えた事をクラウス氏がとても喜んでいた様子が印象的でした。

今後もグローブスペックスでは毎年ミュールバウアーのトランクショーを行っていく予定です。今後もどうぞよろしくお願いいたします。パーティーはまだまだ続きますが、ブログはこの辺でお開きにしたいと思います。またのお越しをお待ちしております。


↓↓パーティー動画です!!
https://www.facebook.com/video.php?v=830889313618923&set=vb.629535037087686&type=2&theater

















 
Muhlbauerミュールバウアー111周年パーティー(その2)

今回の111周年を記念して「111 Darlings-A Hat Book」が出版される事になりました。そう、Mühlbauerミュールバウアーが作る本ですから、帽子だけにとどまりません。様々な視点から描かれた111の素敵でとっても愛おしいストーリーがちりばめられています。

順風満帆ばかりではなかった時代の中で常に真摯に情熱的に取り組んできた彼らの全てがそこにあります。継続し続ける事、伝統を重んじ、そこからさらに革新的なアイデアを生み出すパワー、一人では出来なかった事でもたくさんの人々が集まる事で実現する事もあります。ただ一つ言える事はその人々と真剣に向き合い、優しさと情熱を持った彼がいたからこそ、彼について来たたくさんのスタッフがいたのではないかという事。そしてその人々も絶えず伝統への敬意と革新への情熱を持って今日のミュールバウアーを作り出してきたように感じてなりません。是非ご覧になっていただきたい素敵な仕上がりになっています。
この本は本国ウィーンでドイツ語バージョンで、それ以外の国では英語バージョンでのご案内となります。



会場ではクラウス氏がメッセージとともにサインをする光景も。
使われている写真がとてもきれいでどこのページを開いても、すっと吸い込まれるようなそんな雰囲気のある本なんです。ご来場のお客様も興味津々のようです。

弊社、岡田も「Mr.Trunk Show」として紹介されています。

もちろんグローブスペックス店頭でもお買い求めいただけます。数に限りがございますので気になる方はお早めにどうぞ!

さてパーティーに戻りましょう。
今回のスペシャルDJ FPMの田中氏を迎えパーティーもさらに盛り上がりました。


まずは帽子選び、このベージュの帽子、とてもよく似合っています。その光景は何とも圧巻で周りにいた方々もその様子を見守ってしまうくらい人だかりが出来ておりました。


これに決まりました!やっぱり。
このベージュはとても似合っていましたから。


さぁ始まりますよ!



躍動感のあるサウンドでパーティーも最高潮に。人の波がまた一段と増し、会場のあちらこちらで笑い声やたのしそうなおしゃべりが聞こえてきます。


お酒を飲みながら、帽子を試着する贅沢なひとときにお客様のボルテージも急上昇!
あっと言う間に1時間が過ぎてしまいました。


田中さん、本当にありがとうございました。