路地裏を曲がると小さなお花屋さんがあった。大切な人にお花を贈るのは当たり前の事だよとさらりという。
そして店内をゆっくりじっくり見渡して「野原で摘んできたような花束を作ってください」とオーダー。
一体、どんな人がこの花束を受け取るのだろうか。
オクタゴン(八角形)の形をしたLunor II J。古くから日本においては2の立方体の8は幸運の数字とされている、有名な寺院等は上から見た形が八角形のものがあるのはそういう理由もあるとか。ヨーロッパでそのような考えがあるかどうかは定かではないけれど、なんだか掛けたらとてもハッピーな気持ちになってくる。
お花屋さんを後にして、次にお気に入りの場所といったらここ
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いろんなお店がごちゃとあるから、宝探しのように自分のお気に入りの空間を探せる。レトロな酒場、那須のコーヒースタンド、ベーカリー、クラフトビールだって、ハワイアンフードだって、不思議なポテトフライだってある。魅惑の秘密基地みたいなところ。
Lunorをかけた横顔。ピンと張りつめた空気がある。カジュアルに掛けやすいメガネもいいけど、背筋をのばしてきちんとした自分を魅せようと思わせるメガネもいいんじゃないかと思う。メガネをかけた自分は掛けない自分よりもっと素敵であってほしい、そんな自分になれるようにとかけるメガネもいい。
たくさん歩いて最後に辿りついたのはヴォーンの大好きなバリスタがいるお店。お茶をしていると1本の電話が。
どうやら待ち合わせの相手のようだ。
「約束って明日だよね??」
さんざん大笑いをして、またねとそのコーヒースタンドで別れたが、きっと多分まだすぐに会える気がする。
着用:Lunor II J 11 AG/Harmony IR(本人私物)
Model:
Vaughan Allison
Place: AOYAMA
Photography by
KENTA YOSHIZAWA