2011 MIDO展の報告、本日はMYKITAです。
2011 MIDO展の報告、本日はMYKITAです。
2011 MIDO展の報告、今日は眼鏡の話からちょっと離れてみます。
ウィーンの大聖堂ステファンスドーム
ウィーンは今でもアーティストや職人が多くいる町であり、フランスとドイツに挟まれている地理的環境もあり、その両方の影響を受けながら風格と品のある独自の文化を創り上げているそうです。今回も買い付けたハートマンのホーン眼鏡にもそのウィーンの伝統文化を強く感じます。とても良かったのでお楽しみに。6月頃の入荷予定です。
ミラノのドゥオモ
ファッションの展示会プルミエールクラスとその側のルーブル美術館
上、パリの老舗Meyrowitz 下、鼈甲を扱うMaison Bonnet
パリ北駅
ミシェル・エノウ店内
2011 MIDO展の報告、3回目です。
お父様は大御所デザイナーですが、その事に頼ることなく自分のペースで少しずつコレクションを充実させて行きたいそうです。
コンセプトブック一つとっても、このデザインを見て下さい。
とてもセンスが良いです(“II”は2弾目の発表の意味です)!
プロクシュは弊店でもずっと人気のブランドでしたが、今回新たに Mari Visionさんと手を組まれて新生ブランドとして登場する、と言う話を聞いていたので、とても楽しみにしていました。
MIDOの会場で見させて貰ったのは、まだ出来たばかりのプロトタイプでしたが、十二分にその良さが伝わってくる内容でした。一言で言うと・・、プロクシュらしさがとても戻ってきたコレクション、と言う印象です。他のどのブランドにも似ておらず、また昔メガネの焼き直し的デザインでもないのに、オーセンティックさ、本物志向を深く感じさせるデザインです。ファッションのみならず、建築、音楽、自動車、モダンアートなど、多岐に渡る興味やインスピレーションの範囲と、幾つもの著名ブランドのアイウェアデザインを任されてきた経験が積み重なって、プロクシュ独自の世界観とスタイルを築き上げてきた結果なのでしょう。皆さんに店頭でご紹介するのがとても楽しみです。店頭に並ぶのは少し先で6〜7月くらいになりそうです。以下はその新作を使ったイメージカットです。
どうです?とても楽しみですよね!
たしかプロクシュのブロウタイプは初めてだったかと思いますが、他のブランドのブロウタイプが皆レトロなイメージである事に対して、プロクシュのブロウはあまりレトロな要素は感じさせず、アバンギャルドなイメージです。
NYでは週末の20日まで、国際眼鏡展示会であるVISION EXPO が行われていましたが、その会場よりROBERT MARCのデザイナーであり同店の代表であるロバート・マーク氏から東日本大震災に見舞われた日本への励ましのメッセージが届きました。メッセージ・ムービーのリンクと、メッセージの内容文を以下にご紹介させていただきます。
http://www.photoshop.com/users/anatsume/albums/
cf6335f217a34944a1166c07e809c4ae/
view#a7647f8d8d9a4910ade30d9983c5433f
NYのROBERT MARCの店舗
Message from
Robert Marc:
Hello. We’re here at
International Vision Expo and I wanted to say hello to all of our friends in
Japan. Our thoughts and our support are with you and as you know, we were so
grateful for all of your support back on September 11th, 2001 and as we got
through that, you will get through this because the Japanese people are strong
and good people like we are here in New York and, again, we know you’re going to get through this and are going to thrive and be
fantastic and we can’t wait to see you again as soon as
possible. So again, coming to you from New York, we send our love to you.
ロバート・マークさんからのメッセージ
日本の皆様こんにちは。
私たちは今New York Vison
Expo 国際展示会場にいます。ここから日本の皆様にご挨拶させていただきたいと思います。私たちは心から皆様を応援しています。ご存じの通り2001年、9.11アメリカ同時多発テロ事件の際には、皆様方から多くのご支援をいただき深く感謝しておりました。そして、私たちはその困難を乗り越えました。今のニューヨークの私達のように、日本の皆様もこの困難を乗り越えることがきっとできるでしょう。それは皆様が強さと正しい気持ちを併せ持つ人達だから。
繰り返し申しあげます。私達は皆様がこの困難を乗り越え、また素晴らしい未来を築く事を確信しており、出来る限り早く皆様と再会できることを心待ちにしています。
ニューヨークより愛を込めて皆様にメッセージを送ります。
こんにちは。岡田です。
東日本大震災で被災されました方々には謹んでお見舞いを申し上げ、またご無事をお祈り申し上げます。そしてお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。我々に出来る事は節電と義援寄付などですが、何よりも被災地域の早期復興を願っています。
3月の1日から10日まで、今年もイタリア・ミラノで開催されるアイウェア最大の展示会の一つ、MIDO展出席を兼ねて欧州に行ってきました。今年のMIDOは日本から訪れる人が非常に少なかったため、このブログは日本の眼鏡界を少し代表してもご紹介させていただきます(笑)。
ミラノ大聖堂デュオモ
数年前まで5月に開催されていたMIDO展ですが、3月にはNYで別にヴィジョン・エキスポ展があるため、その両方に行く必要があるかどうか少し迷ったものの、やはりもう20年も毎年流れを追ってきた重要な展示会なので行く事にしました。そして行ってみて良かったです、ホントに!
この様な出張時には商品の買い付けだけではなく、重要なイベント開催の折衝、日本のユーザーのデザインの希望をデザイナーにフィードバックする事、などなど全般に渡ってテーマを持って出掛けるのですが、様々な面で収穫の多い出張でした。その内容を順番にご紹介して行きます。
MIDO展の会場
日本に帰国し、発注した商品の中で最初に到着したのがic! berlinでした。なので先ずはその紹介からです。
アラン・ミクリ氏の息子、ジェレミー・タリアン氏がデザインしたURBANには、金属表面をエンボス加工した新モデルが登場しました。ベースのモデルもシンプルながら特徴的なデザインでしたが、エンボス仕上げのこの新モデルはもっと存在感が強いデザインになりました。格好良い新型です!
サングラスではイエローの交換用レンズが付属して付け替えられるモデルが登場(model: quickclick 3)。イエローのレンズは曇天時などやや暗い状況の時にコントラストをあげる事が出来るので、曇っている際のウィンタースポーツや射撃などで良く使われます。ファッションとして掛けるなら非常に日差しが強い日でなければOKです。
そしてic!
berlinらしいシンプルでクリーンなデザインの新型メガネ(Model: principle)です。スタイルや場所を選ばずに幅広く活躍してくれそうなモデルです!
今回ご紹介した以外にも、ic! berlinはまだいろいろと到着予定です。
では、この後もMIDO展で出会ったいろいろなモノをご紹介して行きます!