こんにちは!来る3月31日(日)にグローブスペックス渋谷店にてAHLEMのTRUNKSHOWを開催いたします。
AHLEM本人がパリより来日し、似合うアイウェアをAhlem Manai-Platt本人がお見立て致します。
今季のAHLEMの最新作はAHLEMが生まれ育った美しい街、パリの気品に満ちた情景からインスパイアされた10種類のデザインが登場致します。
トランクショーでは、最新作を含めた全モデルをフルラインナップご覧いただけ、ご購入いただけます。
見どころ満載のトランクショーにどうぞお越しください。
【開催日時】
3月31日(日) グローブスペックス 渋谷店
【開催時間(セッション)】
?11:00 - 12:00
?13:15 - 14:15
?14:30 - 15:30
?16:00 - 17:00
?17:15 - 18:15
店内の混雑を避けゆっくりご覧いただけるようセッション毎にご来
ご来店希望の店舗へお電話・メール、
TEL: 03-5459-8377 / MAIL: mail@globespecs.co.jp / insta @globespecs_1998
※当日はご予約の方を優先的にご案内させていただきます。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております!
グローブスペックス
]]>1903年創業のハットメーカー、Mühlbauer(ミュール
2024春夏の新作帽子がウィーンのハットメーカー、Mühlbauerから届きます。
さまざまなスタイルの帽子をご試着いただけ、お好きな素材や色、サイズ、飾りなど、
今季のテーマは「Permanent Vacation」
どこか着古したような風合いやビーチバックから取り出したように
定番のクラシックシリーズと新作を合わせて約100型の帽子サン
店内の混雑を避けゆっくりご覧いただけるようセッション毎にご来
ご来店希望の店舗へお電話・メール、
■開催日時
2024年3月23日(土)
グローブスペックス 渋谷店
予約TEL 03-5459-8377
2024年3月24日(日)
グローブスペックス 代官山店
予約TEL 03-5459-3645
2023年3月30日(土)
グローブスペックス 京都店
予約TEL 075-241-0876
■開催時間帯(セッション)
?11:00~12:00
?13:00~14:00
?14:
?16:00~17:00
?17:30~18:30
予約mail⇨mail@globespecs.co.jp
メールの場合は、希望店舗・希望セッション・お名前・
※尚、イベント当日はアイウェアの販売はございません。
また帽子はオーダーでの製作となりますので、
皆さまのご来店をスタッフ一同楽しみにお待ちしております。
グローブスペックス
]]>
2月26日(月)、29日(木)の2日間、代官山店のみ社員研修の為、臨時休業とさせていただきます。
ご来店を予定されていたお客様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
何卒どうぞよろしくお願いいたします。
グローブスペックス 代官山店
]]>
今年で120周年を迎える、オーストリア・ウィーンのハットメーカー、MÜHLBAUER(ミュールバウアー)のトランクショーです。
久しぶりに4代目当主、デザイナーのクラウス・ミュールバウアー氏が来日致します。
デザイナーから似合う帽子のお見立てをさせていただきます。
お客様からよくお聞きするのは、頭が大きめで自分に合う帽子がなかなか見つからない、逆に頭が小さくて帽子が脱げてしまう・・。ということです。
頭の形も人それぞれ。サイズがしっくりしない帽子は窮屈に感じ、大きすぎてもストレスに感じますよね。
GLOBE SPECSが毎年春と秋に開催しているMÜHLBAUERのイベントはなんと言っても、サイズをお客様に合わせてピッタリ作れること。そして数あるサンプルの中からお好きなデザインを選び、好きなカラーでお作りできることです。
歴史があるMÜHLBAUERの帽子を一挙に100型近くご覧いただけて、カスタムオーダーができる機会は、MÜHLBAUERを扱っているお店でも普段は行っていないため、GLOBE SPECSだけで叶う特別な機会です。
2023年AWも素敵なデザインが揃っています!ほんの一部ご紹介します。
4代目当主、デザイナーのKlaus氏
伝統の手法を今も大事にして、信頼あるクオリティで作られるハンドメイドの帽子。そこにシーズンごとに新しいデザインを
取り入れてチャレンジし続ける素晴らしいハットメーカーです。Junya WatanabeやKENZOなどともコラボレーションしています。
カジュアルなスタイルもシックで正統派のスタイルも幅広くご用意しておりますので、ぜひこのイベントでお気に入りの帽子を見つけてみませんか?
120周年を記念し、特別なギフトもご用意し、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
]]>
“THE PARIS LINE”と銘打った23AWのコレクション。しばらく住んでいたロサンゼルスから、昨年自分が生まれ育ち、愛してやまないパリに戻ったアーレム。そのパリでデザインした最初のコレクションが今週末からパリで開催される国際メガネ展示会「SILMO」で発表されます。力強さとクリーンで明快なイメージをテーマとしている魅力的な新作です。
この新作以外にも、今までのコレクションも全カラーのサンプルを揃え、オーダーいただけます。アーレム自身もイベントに来ますので、直接デザイナーに似合うアイウェアを見立ててもらうこともできます。
以下の店舗と日時にて開催されます。
日にち:10月15日(日)
場所:グローブスペックス代官山店
住所:東京都渋谷区猿楽町11-19 アルファーストII 1F
電話:03-5459-3645
メール:daikanyama@globespecs.co.jp
下記5回のセッション時間にて予約制となりますので、代官山店へご連絡頂き、希望のセッション時間への予約をお願いします。
第1回 11:00-12:00
第2回 13:15-14:15
第3回 14:30-15:30
第4回 16:00-17:00
第5回 17:15-18:15
─────────────
また今回は、お取引先様でもトランクショーを開催します。以下の日時と場所で開催します。
詳細はレソロジカ様へお問い合わせくださいませ。
2023年10月14日(土)
場所:レソロジカ @lethologica_nakashima
時間:12:00 -17:00
住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目5−1鈴木ビル 303
電話:052-898-0781
]]>
]]>
2023年6月、YAGAN STONE EYEWEAR(ヤガン・ストーン・アイウェア)が世界同時デビューいたします。アメリカ本土ではNYのセリマ・オプティーク、LAのGOGOSHA、日本ではグローブスペックスという、厳選された世界3店舗の取り扱いがスタート。記念すべきファーストコレクションはDYLAN。アイコニックなサングラスにジェムストーンを用いたアプローチが特徴的です。石が放つ癒しとラグジュアリー、クラシックなスタイルを掛け合わせ、DYLANのスタイルをオリジナリティー溢れるものへと昇華させました。フレームは全世界で100本限定生産のシリアルナンバー入り。
ブランドの創始者でクリエイティブディレクターはKwame Morris(クワメ・モリス)
オーストラリア出身のクワメは祖父母の代からアボリジニと密接な関わりにより、伝説的英雄YAGANをミドルネームに持ちます。平和を愛し、強さや優しさの象徴でもあるその名をブランド名に冠し、大胆で力強いデザインと癒しを与えるストーンの装飾に反映させました。スティーヴィー・ワンダーを父に持つ彼自身が育った環境からも多大な影響を受けています。父親が所有していた膨大なアイウェア、音楽、さまざまな文化や人に触れてきた彼の感性、全てがデザインに注ぎ込まれています。YSEは父へのリスペクト、音楽を通じて歴史を彩ってきた偉業に敬意を表し、時代を超えて継承されるファッションアイウェアを再構築する事を理念としています。
ファーストコレクションは音楽界のレガシー「ボブ・ディラン」へのオマージュ。
1960年代のオールブラックで極太、クラシカルなデザインを踏襲し、フロントと両テンプルにオリジナルカットのベジットオニキスを4つ配しています。ジェムストーンの使用はこのデビューモデルを非常に印象的なものにしています。フレームはマツケリ社のアセテートを使用したイタリア製、レンズはバルベリーニ社のミネラルガラスを使用しています。また、テンプルの内側にはオニキスを点字にして埋め込み、父スティーヴィー・ワンダーへのリスペクトを表しています。
このエクスクルーシブなファーストエディションは、世界100本限定で、個別にシリアルナンバーが振られています。パッケージには、ハンドメイドのイタリア製レザーケース、レンズクロス、そして証明書が付帯されます。
今後はスティーヴィー・ワンダーにインスパイアされたモデルも予定され、こちらも限定生産でリリースされます。
クワメ・モリス プロフィール
クワメ・モリスは多面的でクリエイティブなアーティストであり、起業家でもあります。彼はファッション、俳優、モデル、ソングライター、映画プロデューサーとしてエンターテイメントに携わるなど、多様なバックグラウンドを持ち、クリエイティビティに富んだ彼の発想はYSEのコレクションに生かされ、今後も目が離せません。
メディア掲載:L'uomo Vogue, NY Magazine
共同事業:クリスチャン・ルブタン、サムスン、モエ・エ・シャンドン、ペプシ、ハイネケン
発売日:2023年6月17日(土)
グローブスペックス全店にて販売となります。
グローブスペックス渋谷店
〒150-0041 渋谷区神南1-7-5 アンドスビル1F,3F
TEL: 03-5459-8377
営業時間:12:00 – 19:00
グローブスペックス代官山店
〒150-0033 渋谷区猿楽町11-19 アルファーストII 1F
TEL: 03-5459-3645
営業時間:12:00 – 19:00
グローブスペックス京都店
〒604-8172 京都府京都市中京区場之町586-2 新風館1階
TEL: 075-241-0876
営業時間:11:00 – 19:00
発売まであと少し、どうぞお楽しみに!!
]]>
グローブスペックス各店では現在、共に働く仲間を募集しています。
「メガネをもっと楽しく魅力的なものに!」を理念に、今までにはない新しいタイプのメガネ専門店を目指し1998年に「GLOBE SPECS」をオープンしました。世界各国のアイウェアブランドの魅力を発信し続け、現在は渋谷・代官山・京都の3店舗を運営しています。 GLOBE SPECSでは、「快適に見る・かけられる」というアイウェアの基本品質と高い技術を常に追求し続けながら、 同時に「アイウェアをかけて毎日を生き生きと楽しむ」、ファッションとしてのアイウェアの楽しさの両面からお客様へご提案をしています。
私たちと一緒に、このようなアイウェアの魅力や楽しさをより多くのお客様に伝えていくスタッフを募集いたします。経験は問いません。アイウェアが好き、人と接するのが好き、グローブスペックスの活動に興味をお持ちの方、是非ともご応募ください。
---------------------------------
募集要項:
専門学校、短大卒以上 35歳くらいまでの方。
ご応募の際は、郵便またはE-mail で以下の書類をご送付ください。
履歴書(写真貼付)・ 職務経歴書・志望動機書(書式自由)
書類選考の上ご連絡をさせていただきます。
書類送付先:
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-7-7 アンドスIIビル 3F
株式会社グローブスペックス 採用担当 菅野宛
Email: apply@globespecs.co.jp
---------------------------------
]]>ハドソンはマンハッタンに沿って流れるハドソン川を車で2時間半ほど上流に向かった地域で、普段ニューヨーク市内で仕事をしている人たちのウィークエンドハウスがあったり、週末を過ごすために街中から人々がやって来る自然豊かな地域です。
ニューヨークの人たちが来るので、この辺りには洗練されたレストランやお店も多くあります。
ニューヨークは北の方に行くと山川があり、ロングアイランドを東の方に行くと海と自然があり、どちらも古くからアーティストやビジネスマンのウィークエンドハウスがあります。大都会のイメージが強いニューヨークですが、ちょっと足を伸ばすとマンハッタンとは全く表情が異なる自然豊かで魅力的なエリアがあります。
以前、私も住んでいた頃、週末は海も山もよく行っていました。
ニューヨークのアップステートはこの様な景色が続く長閑な地域です。
今回のアップステート行きは、ニューヨークをベースにアクセサリー、レザー製品、バッグなどをデザインするブランド「8.6.4」で活躍されているタツさんとエナさんの夫妻とご一緒することになりました。これまでニューヨーク市内の面白いお店などを教えてもらっていましたが、今回は色々案内していただけることになりました!
ニューヨーク市内から車で2時間ちょっと北上し、まずは「BARTLETT HOUSE」で朝食です。このお店は周囲に畑や山々しかない場所なのですが、この建物は歴史的な建造物でNY州の保存指定になっており、ここの朝食はとても美味しいので私からリクエストです。人気があるようで朝から賑わっていました。やはりとても美味しかったです!
その後、ハドソンに移動して、久々に訪れた街を散策しました。ここに来るのは4年ぶりですが、すっかり以前に賑わいを取り戻していて、前になかった店もオープンしていました。
初めに案内してもらったのは、非常に雰囲気のある建物を上手く活用して店にしているお花屋さんです。お花屋さんといってもいわゆる生花店ではなく、ドライフラワー、花器、花をテーマにした石鹸や香料、チョコレートまであり、非常に楽しく、美しく、おしゃれなお店です。古いお家だった建物のようでセレクトされた商品が引き立っています。
お花屋さんというよりも植物の魅力をテーマにした非常にオシャレなお店でした。
ハドソンの目抜通りにあったアウトドアショプやインテリアのお店の様子。
ハドソンの目抜通りを歩いて、最近人気のアウトドアのお店を覗いたりファッションの店を見たりしながら歩いていると、気になる雰囲気のギャラリーのようなスペースがあり、入ってみることにしました。
中を見ると展示会を行なっていました。イギリスの服のブランドと、ハドソン川流域で活動しているアーティストたちの合同展でした。アーティストたちは再利用をテーマにしたアート作品を展示し、イギリスのブランドはまだ日本では展開されてなく、オーガニックな雰囲気がかなり良い感じでした。
私が試着している黄色いプルオーバーのシャツジャケットもそのブランドのものです。ハドソンは洗練されたテイストでこのようなリラックススタイルが似合う街なので、あえてニューヨーク市内ではなくここで展示会をやっているのかもしれません!
イギリスから来てハドソンで展示会を行なっていたブランド。かなり良い感じでした。
その後、ハドソンから車で周囲の小さな街や、山の中の通り沿いにある店などを回りました。普段はニューヨーク市内にいて、週末や休暇をこのエリアで過ごす人たちも多いため、アンティークやビンテージのショップのセレクトもかなり良いようです。確かにタツさんとエナさんご夫妻が案内してくれた何軒かのショップはどれも良い感じのモノをセレクトしています。
気に入ったモノが何点かあったので、「グローブスペックス」の装飾品として購入しました。店舗を良い感じに引き立ててくれそうです!
ハドソンから少し離れた周辺の街や山間にある店の様子。田舎町ですが、良いものがたくさんあります。
ハドソンから少し離れた場所に、最近若い人たちが集まって店を開いたり、よくイベントをやっているエリアがあるので行ってみました。ハドソンが知られるようになり人が増えると、より味があって面白いことができそうな場所に感度の高い人たちが移ってきているようです。ここでは古い銀行を改装したホテルや、ブックショップを併設したカフェなど、居心地が良く雰囲気もなかなかの施設ができつつあります。
古い銀行を改装したホテルと、置いてある本は買っても良いし、店内で読んでいてもOKなカフェ(家のような建物)。
最後は以前にも来たことがあった美味しい店にタツさんとエナさんが予約してくれたので、そこでディナーをしていると「Hey Tetsuya!」と声を掛けて来る男性がいました。以前、ニューヨーク市内でメガネの取引をしていた会社のCEOだった方でした。やはりニューヨーカーたちはこのエリアにリラックスしに来ているのですね!
ハドソン近くの美味しいレストラン「Canoe Hill」。笑っているのが以前一緒に仕事していたTim。
今回、ハドソンとその周辺には1日しかいられなかったのですが、このエリアは目的を持って来たら、もっと色々と探索できそうです! タツさん、エナさん、ご案内いただき本当にありがとうございました! とても楽しかったです!
翌日はJFK空港から14時発の帰国便に乗る予定だったため、朝早めにハドソンを出発しました。空港に着いて、「TWA Hotel」を見たかったのです。これは2019年にオープンしたJFK空港内唯一のホテルで、2001年まで「ターミナル5」として「TWA(Trans World Airlines)」のフライトターミナルとして使われていた建物です。建築家エーロ・サーリネンによるデザインのこの建物はミッドセンチュリー建築の代表として知られ、ニューヨーク市にランドマーク、歴史登録財として指定・保護されていた施設です。
1962年当時の建物を再現し、航空業界の黄金時代である「ジェット・エイジ」とミッドセンチュリー建築とを堪能することをコンセプトとしているそうです(美術手帖サイトより)。
ホテルの入り口であるターミナル5の車寄せには、1960年当時の「リンカーン・コンチネンタル」や「フォルクスワーゲン」のバンが停めてあり、中に入ると空港側には1958年製の「Connie」と呼ばれた名機を改造したカクテルラウンジがありました。夕方以降はカクテルバーとしてドリンクも楽しめるそうです。
1960年代の「リンカーン・コンチネンタル」と「VW」。右下の飛行機が「Connie」で夕方からカクテルバーになります。
ホテル内には1945年から2001年まで、「TWA」が採用したすべてのユニフォームを見ることができ、中にはピエール・バルマンやラルフ・ローレンがデザインしたものもありました。その他に歴代の広告ポスターの展示などもあり、「TWA」博物館として楽しむこともできます。
懐かしいコイン公衆電話や、昔のシューシャインスペースなども再現されていて、未来への期待と活気に満ちていた1960年代のアメリカを感じることのできる素敵なホテルです!
私が初めてアメリカに行ったのは、父の転勤で1969年のニューヨークだったのですが、プロペラ機で30時間以上かけて(途中西海岸で乗り継ぎ)到着した国はこの様な飛行機や車、好景気と活気にあふれていて、田舎町から来た日本人少年が圧倒されたのを今でも覚えていますが、「TWA Hotel」はそんなキラキラしていた当時のアメリカを垣間見ることができる非常に楽しいホテルです。いつか泊まってみたいです!
今回の米国東海岸滞在は日曜から次の日曜まで8日間の旅だったのですが、内容的には2週間分くらいのスケジュールをギュッと詰め込んだ感じでした。「Brimfield」はぜひまた行ってみたいです! ニューヨーク市内とアップステートもまだまだ回りたいところがあったので、また訪れたいと思います!
今回はメガネ以外の側面から「グローブスペックス」の店作りや、今までもそのヒントやインスピレーションとなってきた海外での様子をご紹介しました。文章や写真にはならないインスピレーションも数多く得られたと思います。また皆様に楽しんでいただける店作りやサービスに生かしてご紹介していきます!
今回の旅で情報を下さり、色々とご案内いただいた皆様、本当にありがとうございました! さらにアメリカ東海岸の魅力を知ることができました。
]]>フリーマーケット「Brimfield」を後にして、ニューヨーク市内へ。車で3時間ほどです。山あいの田舎町から世界有数の大都市へ行くと、真逆の世界が待っています。
午後早めにNY市内に入り街中を少し回ろうと思っていましたが、またしても渋滞にはまり着いたのは夕方遅めの時間。街を回るのは翌日にして、同行した「グローブスペックス」のスタッフ高久君は今回が初の米国、初のNYなので、ニューヨークらしい場所に案内するため、ジャズクラブに行きました。
ジャズクラブというと大人のイメージが強く年齢層が高い方々が多いのかと思いきや、むしろ逆で今NYのジャズクラブは若い人が多いです。今年3月にNYに来た時もそうだったので改めてジャズのクールさや良さが若い人たちにも浸透しているのかもしれません。
本当はこの日の夜、NY在住の非常に興味深い方と会う予定で、だいぶ前から楽しみにしていたのですが、その方の都合が悪くなってしまいました。このことはまた次回実現したらお知らせします。
NYにフルにいれるのはこの2日目だけだったので、できるだけ有意義に過ごすためにまた朝から活動開始です。今後の店づくりの参考になるようなインスピレーションを得られる店を訪ねること、ビンテージアイウェアの仕入れ、ランチとディナーそれぞれに仲の良い知人がスペシャルなお店を予約してくれた、という楽しみもあります!
最初に訪ねたのは「M.CROW」です。オーナーはTyler Hays氏ですが、もともとこの店はオレゴン州の小さな田舎町Lostine(人口300人ほど)にあった町のよろず屋で、20世紀初頭から2012年まで約100年に渡り、その町の人たちの生活に必要な食品や物資を提供していました。Crow家とHays家は双方とも19世紀にその地域に来た入植者だったそうですが、Crow家は2012年に「M.CROW」をTyler Hays氏に譲り渡しました。Tyler氏はLostineの店舗を引き続き地域に暮らす人たちの拠り所として残しつつ、一方ではNYでデザイナーでありアーティスト、そして発明家としても活躍しています。自身が手掛けるさまざまなアイテムを販売しています。デニムや洋服、陶器などに加え、ビールも作っています。
今もその地域の人たちが作るもの、その地域の産物を生かして販売し、地域に働く場も与えているそうです。こうしてCrow家とHays家から受け継いだ「M.CROW」をニューヨークでも営業していますが、ニューヨークではアートや家具なども見ることができます。
広い「M.CROW」の店内。ファッション、家具、アート、陶器など、ニューヨーカーにさまざまなものを提案しています。
「M.CROW」は柱や床のタイルにも細やかなアートが施されています。
前回、この店を訪ねたのはコロナ前でその時の様子は2019年9月のブログで紹介していますが、やはりこの店は圧倒的! NYという世界の先端を行く大都市のよろず屋のように、ニューヨーカーに対して服、アクセサリー、家具、アートを提案しているのですが、デザイナーでありアーティストで絵画も描き、家具もデザインしているTyler氏の店づくりは壁も、床もこだわり抜かれていて、敷き詰められたタイルにも洒落たアートが描かれています。置かれているアイテムも素晴らしいのですが、空間ごとに少しずつ雰囲気や仕様が異なっていて、店の中の空間を移動して別世界に入り変化する楽しみもこの店が大好きなところです。
やはり「M.CROW」は自分の店のイメージや計画を考える上で非常に良いインスピレーションやヒントをもらえるお店です!
昼は「CARBONE」でランチしました。長年のお客様であり、ときどき一緒に食事やテニスをしたりする友人が予約してくれました。オーナーをご存じだそうです。NYの中でも特に予約が取れない大人気店で、大物アーティストや俳優なども顧客のようです。予約時間は開店の11時半でしたが、その少し前に着いたらすでに入り口前に行列ができていました。ミシュランスターのお店です。
同行した高久君の表情が面白い、「CARBONE」での1枚!
もちろんですが、非常に美味しかったです! SOHOの中でもカジュアルなイメージが強いエリアなのですが、「CARBONE」の店内はスーツにボウタイ、髪をしっかり撫で付けたスタイリッシュなウェーターたちがキビキビ動いているクラシックスタイルの格好良いお店でした。イタリアンです。
このレストランの作りで面白かったのは、店の一番奥にカーテンで仕切られたトンネルがあり、それを抜けると奥に新たな空間が現れ、その空間はテーブル間のスペースがよりゆったりとしている特別な部屋になっていました。友人が手配してくれたのはその特別な空間の席で、とてもありがたい体験ができました。
「CARBONE」の看板。前の店の看板文字を完全には剥がさないでネオンを重ねています。
看板で一番面白かったのはこの店で「SPORTSWEAR」の前に「MEN’S」の文字が剥がれ落ちてしまっていますが、店内は非常にオシャレなウィメンズの洋服屋さんです。ニューヨークにはこのような面白い看板があります。
途中、チョコレートの店「Marie Belle」にある非常にダークなチョコレートドリンクを飲みましたが、これが最近、NYに行った時の欠かせないものの一つになっています! 絶品です。
上は「BODE」の店。下は「BODE」の店がある街の様子です。
そのあとは前回(今年3月)にも訪れた「BODE」に行きました。この店はチャイナタウンとイーストビレッジの間辺りなのですが、どちらかというとチャイナタウンの中なので、周囲は漢字の看板であふれ、中国系の人たちが非常に多い地域です。「BODE」のウィンドウの前に木製の長椅子が置いてあるのですが、そこにスクールバスを待つ中国系の子供たちや母親たちが座ってバスを待ちながらアイスクリームやお菓子を食べていました。それを「BODE」に出入りするオシャレなスタッフや顧客が微笑みながら見ていたりします。決して安い服ではない店なのですが、地域に馴染んで愛されているようです。
「BODE」の店の前でスクールバスを待つ中国系アメリカ人のキッズたちとその親たち。
古着や刺繍、パッチワークなどに特徴がある「BODE」の店舗らしく、店内装飾もデザイナーの思い入れの深い個人的な手紙を額装してあったり、ハンドクラフトのオブジェが点在していたり、大きな穴が空いたソファがあったりと、ブランドの世界観を強く感じるインテリアが置かれています。天井まで「BODE」らしい意匠が施されています。
選んだエリア、店内のあらゆるこだわりと世界観、フレンドリーなスタッフなどすべて素晴らしいです。
店内のどこを見ても「BODE」らしさにあふれています。
そして次に行ったのはトライベッカにある「180 The Store」。「BODE」もそうですが、SOHOやイーストビレッジが人気の高まりからどんどん家賃が高騰し、高級ブランドの店が増えたためか、より面白い味のある店はチャイナタウンやトライベッカなど、SOHOやビレッジより南の方にシフトしている印象があります。「180 The Store」は真っ白で明るい店内で、メンズとウィメンズのファッションの他、陶器や家具なども扱っています。オーナーのセンスが良いので、今ニューヨーカーが好んでいるものの傾向が分かる店でもあります。
端からアイテムを見ていたら非常に気になるデニムがありました。「Chimala」のデニムです。昨年まで長らくニューヨークを拠点として活躍されていた町田さんご夫妻がデザインするブランドで、お二人は「グローブスペックス」のお客様でもあります。ペインターパンツとオーバーオールが気に入ってしまい両方買ってしまいました(笑)。このお店は訪ねるたびに欲しくなるものがあって危ないです! オーナーのDeniseもすごくオシャレで素敵な方です。
ビンテージのアイウェアもいろいろセレクトして買い付けました。到着したら改めてご紹介しますが、今回極めてに珍しいアイテムを仕入れることができました。スティーブ・マックイーンが愛用していたものと同型の「Persol」の折り畳み式サングラスです。これはマックイーンの写真でよく着用しているのを見かけるサングラスですが、復刻版は見たことはあるものの、リアルなビンテージはほとんど残っておらず幻といわれるものです。なので高価です! 到着したらまたお知らせします。
このサングラスは1980年代の「Porsche Design」。他にもいろんなビンテージを買い付けました。
Selimaとのディナー前に見に行った「Grand Central Station」内のバー。こんな洒落たバーが隠れるようにビル内の分かりにくい場所にありました。今度行ってみたいです!
夜は親友であるSelimaとのディナーです。Selimaとはお互いの国を訪れるたびに、より美味しいお店、スペシャルな店に案内すると言う対決を毎回行っています! 実は3月にNYを訪れた際にこのレストランを手配しようとしたところ予約が取れなかったそうですが、今回はかなり前から計画していたので大丈夫でした。マンハッタンのハブ駅である「Grand Central Station」でUberを降り、駅の中の隠れている素敵なバーを見学してから駅目の前にあるビルへ移動しました。
数多くのレストランがあるNYでさえ5店舗しかないミシュラン3つ星レストランがそのビルの1階にありますが、同じビルの55階にそのミシュラン3つ星のシェフDaniel Bould氏のもう一つの特別なレストランがあります。ビルの1階入り口から中に入ると防犯ゲートがあり、その横にレストランのレセプション兼セキュリティーデスクがあります。そこで免許証やパスポートなどID提示を求められます。
レストランに入るのにID提示を求められたのは初めてです。IDの登録が終わるとセキュリティゲートを通ることができ、専用エレベーターで一気に55階まで上がります。到着してまずウェイティングバーに通されると驚きの光景が広がっていました。マンハッタンの摩天楼の中でも私が一番美しいと思っている「クライスラービル」の先端が目の前にあります。
窓から離れて見ると「クライスラービル」のタワーが巨大に見え、近づくと窓枠が大きく見えるので「クライスラービル」が小さくなったように見えます。
反対側のレストランからは「エンパイヤステートビル」や、マンハッタンで一番新しい地下鉄駅のまわりに開発が進んだHudson Yardの辺りもよく見えます。
上は「エンパイヤステートビル」、下はレストランから見下ろした「ブロードウェイ」。
「Grand Central Station」はマンハッタンのほぼ真ん中にあるので、この55階のレストランからは全方向、ニューヨークの摩天楼を見渡せるのです。この絶景を拝みながらミシュラン3つ星シェフの料理を楽しめるとは何なのかと思っていたら、ここはアメリカンエキスプレスのセンチュリオンカード会員のクラブだったのです。センチュリオンカードとはプラチナカードよりも更にステータスが高いブラックカード会員のためのレストランとバーを併設している特別なクラブでした。これには太刀打ちできませんね(笑)。Selima、参りました! 最高の景色と料理を堪能させてもらいました。
「クライスラービル」の全体と夜の風景。
シェフのDaniel Bould氏と。
]]>NYの「JFK空港」に到着。
こんにちは、岡田です。3月に続いて、再び米国に行ってきました。今回の訪米には3つの目的があります。一つはアメリカ最大のフリーマーケット「Brimfield」を初めて訪ねること。二つ目は3月のNY訪問時に完遂できなかったスケジュールをこなすことと、今後の店づくりのためのインスピレーションを得ること。3つ目はコロナ禍前以来、4年ぶりとなるNYのアップステート訪問です。
非常に面白い出張になったので3回に分けてお届けします。今回は「グローブスペックス渋谷店」のスタッフである高久君が同行しました。今、「グローブスペックス」では順番に若手のホープたちを海外出張に同行させ、インスピレーションを養い、私の海外での動き方やネットワークなどを学んでもらうようにしているんです。
アメリカ最大のフリーマーケット「Brimfield」は、前々からその面白さや醍醐味を聞いており、日米アンティークショップのオーナーたちやファッション業界の方々からも行くことを勧められていました。昨年から計画し始め、ついに実行することができました。「Brimfield」は最高でした!
道の両側に広がる草原に無数のテント店舗が張り巡らされ、それがずっと数キロ先まで続いています。
初めての「Brimfield」訪問に際し、アメリカのアンティークショップバイヤーなどから、非常に規模が大きく何キロにも渡って展開されているので回るコツがあると聞いていました。日本でおそらく一番多く「Brimfield」を訪ねているビンテージショップのオーナーの方にそのコツをいくつか聞いてから臨むことにしました。
徒歩だと移動だけで消耗してしまうので現地でレンタサイクルを手配した方が良いこと。雨が多いシーズンなので、雨具や土の会場でぬかるみでも耐えられる防水性の高い動きやすい靴の準備。会場全体はいくつものMarketに分かれていて、それぞれ開催される曜日や時間が異なることと、駐車場が非常に混み合うので計画的に行動した方が良いことなどです。日本を出る前に訪れる時期の天候や気温も調べて臨みました!
「Brimfield」は米国東海岸マサチューセッツ州内にあり、車でニューヨークからだと約3時間、ボストンからなら2時間弱ですが、「Brimfield」後にNY市内に戻る計画なので「JFK空港」から車を借りて行くことにしました。自転車を積んだり購入したものも積むかもしれないので、車はフルサイズのSUVです。長い距離を運転するにはどっしりと安定しているので安心感もあります!
「Brimfield」近辺からNY市内までの移動を支えてくれた「Ford」のフルサイズSUV。
通常NY市内を抜けると交通の流れはスムーズになることが多いのですが、海沿いのコネチカット州を抜けるルートは意外に混んでいて実際は4時間ほどかかりました。
宿泊はかつて世界最大の眼鏡フレーム、及び、光学機器メーカーであった「American Optical」本社の建物をホテルに改築した施設にしました。「Brimfield」まで車で30分弱なのでロケーション的にもちょうど良かったのです。
かつての「American Optical」社の入り口に立つ高久君。ここは過去に何回か洪水に見舞われたそうで、ロビーにある柱にも過去の洪水で冠水した際の水位が刻まれていました。
自分もこのブランドのビンテージメガネを何本も所有しています。「ルノア」と自分の名前を冠したアイウェアブランド「Gernot Lindner」のデザイナーもかつて「American Optical」のヨーロッパ支社出身です。
「American Optical」は今のアイウェアの世界の祖にあたる存在なのです。
非常に風格と雰囲気のある建物であり、ここに宿泊することも今回の楽しみの一つでした!
マサチューセッツに着いた翌日はまだ「Brimfield」のフリーマーケットは始まっておらず、別会場のテキスタイルショー(古着やビンテージの生地を使ったキルティングなど様々なアイテムを扱う展示会)を覗いた後、レンタサイクルの手配と翌日から始まる「Brimfield」の下調べのために会場に向かう計画でした。
テキスタイルショーの開催会場。
テキスタイルショーには日本からの古着バイヤーも多く訪れており、有名なショップのオーナーも見かけました。入場前の行列でたまたま前に立たれていた方から「あれ、岡田さんですよね!?」と声を掛けられました。「グローブスペックス京都店」をご利用頂いていて、京都のショップを経営されている方でした。世の中狭いですね! 眼鏡屋である我々にとってはどんなものなのか視察のつもりで訪れたショーでしたが、その世界で頑張っている方々にとっては真剣な仕事場なので、かなりの活気と競争の緊張感さえ感じられるショーでした!
偶然お会いした、京都店のお客様であるショップオーナーの方と。
レンタサイクルに関しては事前に「グーグルマップ」で検索してあったので簡単に借りられると思っていましたが、これがかなり苦労しました! レンタサイクルがある、とマップに書いてあるショップに行ってみると実際はレンタルしていないところがほとんどでした。またはシェア自転車(一定のエリア内のみの利用可能)でした。泊まっているホテルから周囲50km圏内を探し回りましたが、その中の自転車ショップに「初めて『Brimfield』を見て回るのに、自転車が必要なんです!」と話したら「ウチはレンタルをやっていないけれど、確かに『Brimfield』を歩きで回るのは大変だよなぁ…」と言われ、ちょっと考えてから「ウチの新品の自転車を貸してやるよ! 一応、自転車代を仮払いしてもらい、返却時にレンタル代を差し引いて返金するという事でどうだい?」と提案してくれたので、この話に飛びつきました! 気の良いオーナーで助かりました!
そのあと日暮前になんとか「Brimfield」の開催予定地に辿り着きました。会場は確かに広大な場所でした! 自転車がないととても回れなさそうです! かなり広い草原にいくつもマーケット用の区画があり、そこに各ディーラー用のテントでできた仮設店舗が用意してあります。
駐車場用のスペース、あちこちに設置された仮設トイレ、フードカーなど組織的に準備されていて、長年行われてきた一大イベントのノウハウの蓄積が感じられます。おそらく期間外は何もない広大な草原なのだと思います。駐車場など確認して翌日からのスタートに備えることにしました。翌日から始まるマーケットは早いところでは日の出から開催で、会場のオープン直後から駐車場が混み合うからです。日の出前の5時には出発します。
翌日早くから「Brimfield」に出向いて正解でした! 日の出少し前に到着し、その時点では車の駐車も割とスムーズでしたが、明るくなり始めるとあっという間に会場内に点在する駐車場はどこもいっぱい。道路は渋滞していました。
日の出直後から自転車で回り始めた「Brimfield」。日中は半袖で丁度良い暖かさになるものの、この時間帯は4度ほどしかなくハンドルを握る手がかじかむ寒さで、服装の調整も大事でした。
日の出と同時に自転車を使って会場を回り始めました。最初は勝手が分からず事前にベテランのバイヤーの方から得ていた情報を元にくまなく見て回りました。以前、何回かフィラデルフィアのアンティークモールが集まる「Adams Town」を回った際にも大部分はジャンクが並んでおり、時たまお宝がその中から見つかるのですが、疲れてくると目の前のお宝が目に入らなくなってくるので集中力を切らさないエネルギーが必要なんです。しかし、日の出から昼過ぎくらいまで歩き回ってもジャンクばかりで、次第に何も見つからないかもしれないと言う焦燥感が湧いてきました。「Brimfield」初心者であり今回はリサーチで終わるかもしれないという覚悟はしていましたが、せっかく来たからには店のディスプレー用の什器や装飾品くらいは見つけたいとも思っていました。
ポートランドで懇意にしているアンティークショップのバイヤーから「『Brimfield』は素晴らしいお宝が見つかるフリーマーケットだけれど、信頼できるディーラーを知らないと難しいんだよ」と教わっており、こう言うことなのか! と認識しました…。
ある人にとってのジャンク品は別の人のお宝だったりもするので、あらゆるビンテージ品がここにはあります。
古い検眼レンズセットや19世紀頃のアンティーク眼鏡を扱うディーラーもありました。
しかし、午後になってまたリサーチを再開すると、それまで回っていたマーケットとは雰囲気が異なるエリアが見つかり、次第に期待感が高まってきました。そのエリアでついに見つけました! 自分の好みのアイテムがいろいろと並んでいます。「Brimfield」はディーラーによって専門ジャンルがあったり、ディーラーのセレクト眼や感性との相性によって、こちらのセレクトも良し悪しが左右されます。普通のショッピングと同じですね! このディーラーでは装飾品にいくつか良いものが見つかりましたが、少し大きめの什器でもいくつか好みのアイテムがあったので買い付けました。
さらに、このエリアにはセレクトが好みのディーラーが他にもいくつかあり、照明などの買い付けもできました。
買い付けたお宝の一部。ブローチやバッジはスタッフがユニフォームに自分だけのマークを付けるためのもの。
気に入って買い付けた照明。
更に歩き続けると予期していなかった出会いがありました。あるディーラーでとてもセンスの良い家具が幾つも並んでいることに気づき、その中をずっと見回すと、とんでもないアイテムを発見しました。値段を確認したところなかなか高額でしたが、ほぼ即決で購入を決めました。
こんなアイテムがあるとは予測していなかったのですが、店の印象やイメージを決定的に良くできる素晴らしいもので嬉しい誤算です! 全体の購入予算も超えていましたが、完全に納得のアイテムでした。あとでNY市内でとある有名ショップオーナーとこのアイテムの話をしていたところ、街中で同アイテムが見つかった場合の相場に対して1/3くらいの価格で買えたことが分かりました!
このアイテムが何であるかは今のところは内緒ですが、近い将来に「グローブスペックス」の店舗に現れます!
なかなか上手なディスプレイです。
「Brimfield」には2日半居て自転車を使って回ったものの、おそらく全体の6〜7割ほどしか見れていないと思います。しかし、今回のトライで色々見て回るコツが分かりました。それでも本当に好みのアイテムが見つかるかどうかはやはり運次第ですね。今回素晴らしいアイテムに出会えたことはビギナーズラックで本当にツイていたと思います!
こんな感じでマーケットの間を自転車で移動してお宝探ししていました。
またお宝がいくつか見つかってから気持ちに余裕ができたので来場者に目を向けてみると、「Brimfield」はディーラーも来場者もかなりユニークなファッションの人が多いです。ニューヨークの街中や日本では見かけないようなビンテージの個性的なアイテムを身につけている人が多く、人に注目して見てもかなり楽しめます。
NY街中などでは見かけない個性的なビンテージファッションの人が多かったです。
自分のパーソナル用には、デニム・ワーク・ミリタリーの古着の生地を組み合わせたリメイクジャケットを買いました。
帰りのドライブは途中コネチカット州の港町でシーフード食べてから、ニューヨークの街へと向かいました。
]]>帰国です。ずっと濃い日程ででしたので、1日1日あっという間に過ぎていきました。
最終日はアポイントまでの間にMOMA近代美術館へ。
MOMAはしっかり見るのでしたら、半日は時間を要する作品量です。フロアごとにジャンルもさまざまなので、正直頭がいっぱいになってしまいますね。印象深かった作品をすこしブログでは掲載します。アンディー・ウォーホールの企画展もしていてそれはそれは長い行列でした。時間が見れませんでしたが・・・。
日本でグローブスペックスのみ現在取り扱うアイウェア、lazare studioのデザイナー、アレキサンドルさんに会ってきました。
VISON EXPOの展示会場ではなく近くの高層アパートメントの一室で限ったアポイントだけ対応する形式をとっていたlazare studio。取引をする世界のアイウェアショップも非常に厳選して展開していきたい、それがアレキサンドルの想いだそうです。
単に厳選するという意味合いだけでなく、製造工程においても品質管理やデザインポリシーを守り続けて、適切な商品数を適切な製造量で展開していきたいというサスティナブルな精神を企業理念としているのですから、lazare studioのキャパシティを超えないようにという理由もあるのだと聞きました。
上の高層ビル群の写真はとてもNYらしい風景です。アレキサンドルさんが借りているアポートメントの部屋から。
我ながら綺麗に撮れました。
lazare studio アレキサンドル・カトンさん
アレキサンドルさんご自身のファッションセンスも非常におしゃれです。スケーターファッションをベースとしながらも
トーンを抑え、サイジングもとても良いバランス。こなれているので、真似しようとしてもできないバランスで感心しました。
整然と並べられた美しいサンプルケース。
サンプルケースを運ぶバッグにもこだわっていて格好良い!
取扱店へ配られるネジも専用のもの。パーツ1つ1つがlazare studioのオリジナルだからです。工具にも拘りがありますね。
NY最後の夜はセリマとディナーです。
セリマは本当に昔から変わらずずっとフレンドリーで頑張り続けているデザイナーです。
久しぶりに私は会って改めて大好きだなと感じました。
日本へ帰る朝も朝ご飯で立ち寄りました。
滞在中、ずっと朝食でお世話になり、なんだかホッとするお店でした。
住まいの近くにいつ立ち寄ってもホッとできる店、欲しいです。
店の前にて。
フライトが早めだったので最終日は朝食の時間しかとれず、まだまだ時間が足りなかったNY。
5月にはまた社長がアメリカに行く際にNYに立ち寄るので今回会えなかった人たちにも会えるそうです。
最後に滞在したお部屋の写真をいくつか・・
古い個人宅を改装しています。場所は詳しくは明かせませんが・・・
スタッフの方も優しい方ばかりで、またNYに行った時はお世話になりたいと思います。
NY滞在期のブログをお読みいただきありがとうございました。
パンデミックもやっと収束し、海外への往来も通常にほとんど戻りましたね。
グローブスペックスも国内外の人とのつながり、色々な国の素晴らしいところ、色々取り上げて
みなさまにご紹介していきますので、お楽しみに。
ブローブスペックス渋谷店 砥上
]]>VISON EXPOのセリマオプティークのブースへ。
展示会というと、会場内は見せ方やスペースに制約もあるのですが、セリマのアイデアでブティックと同じようにセリマらしさに溢れていました。ペドロさんの作品が壁一面に。来場者の方々の似顔絵ですね。楽しさいっぱい。
ビンテージ家具も持ち込み良い雰囲気でした。
魅力的な新作をオーダーしました。上の写真はアセテートプラスティックの柄が非常に良いです。
入荷がありましたら、またアナウンスさせていただきますね。お問合せもお待ちしております。
アーティスト、ペドロさんの他の作品もぜひみてみてください!インスタグラムにアカウントがありますよ。
私も似顔絵を描いてもらいました。渋谷店に持って帰ってきました。
似てますね!
VISION EXPOはUPTOWNにある会場ですが、会場周辺は新しい建物やモニュメントがあります。
NYらしさはあまり感じませんね。やはり私はDOWNTOWNの方が好きです。
次の予定の場所まで移動です。すこし疲れを感じてしまったため、こちらに立ち寄りました
チョコレートのマリベルです。SOHOのセリマオプティークのお隣にあります。セリマとマリベルのオーナーのマリベルさんは住まいのアパートメントまでお隣。大の仲良しのお二人です。
カカオ70%の濃いめのホットチョコレートです。疲れた時にはポリフェノールですね。本当に疲れが取れた気がしました。
日本だと京都店がありますね。ぜひ行ってみてください。
夜はセリマのお店のカクテルパーティへ。展示会期間中はさまざまなブランドがパーティを行うのが増えて来ています。
せっかくなのでセリマのパーティへお邪魔しました
セリマの仲間たちもとても個性的。NYの業界でもとても濃いジャンルの方々です。セリマの元上司、アイウェア界の重鎮
アランミクリさんにもお会い出来ました。
写真をお撮りしてもいいですか?って聞くとこの感じに。周りにいた人大笑いです。笑いで済んでしまうくらい
今もセリマとミクリさんは仲良しなのですね。笑
アップカミングなアイウェアデザイナーとも。
この後、AHLEMのデザイナー、アレームもNYに来ていたので、一緒にお寿司ディナーを楽しみました。アーレムは本当にお寿司が好きなのです。4月に来日するので、東京の名店寿司店へ一緒に行く予定です。
アーレムがおすすめのジャズバーがあるというので急遽行くことにしました。土曜日の夜だし街も人でいっぱい。
生演奏を聴かせるバーです。NYの若い方々もたくさんでした。NYで生演奏のジャズ。良い思い出になりました。
AHLEMのアイウェアもアートや建築、音楽シーンからインスピレーションを得てデザインされています。次の新作も形式にとらわれないジャズから構想を得たと聞きました。4月のイベントで、皆様にも新作をご紹介できるのが楽しみです。
4月8日は京都店へAHLEMが参ります。世界中を旅することが大好きな彼女が纏う空気感、デザイン観を感じに京都店へいらしてくださいね。
LAのアイウェアショップのオーナー、Julia Gogoshaさんも合流しました。
ビル・エヴァンス
せっかくなのでキメてもらいました。
まだまだ書ききれないことがあった滞在3日目。特にこの日はお会いする方々、非常にパワフルで濃い方々。
私の脳内は刺激でたくさんで、倒れるようにこの日は眠りにつきました zzz
]]>
DAY 2
2日目です。初日より寒さが和らいだ日。今日よりVISON EXPOが開催します。
展示会会場はUPTOWNの方角。地下鉄で移動します。去年の岡田のNY滞在時は一度も利用しなかった地下鉄。街の治安にまだ不安が残っていて地下鉄も不穏な空気があると地元の方より聞き、移動はタクシーでした。今回は事前に調べ、大丈夫そうだったので乗ってみることに。昼間ですしね。
地下鉄に全く不安感はありませんでした。さすがに深夜はやめた方がいいでしょうが、日中は混み合っているくらいです。
通勤時間帯でもあり、NYの地下鉄の雰囲気満載。ドッグフレンドリーの街。NY。目の前にいた子と目が合いました❤️
展示会場最寄りの駅、34丁目 Hudson Yard駅です。2015年にできた駅で、当時26年振りにNYに新しい地下鉄の駅ができたのが、この駅。綺麗で通路も広いです。
Hudson Yard駅は東京でいうビッグサイドがある汐留のような感じといえばわかりやすいでしょうか。周辺も新しいビルが立ち、NYの味わいある雰囲気は全くありません。商業施設もあるようですが、今回のコンセプトには当てはまらないテイストなので立ち寄らず。
展示会場がある建物です。
社長です。あれ?着ているのは、BODEですね!
ここ数年、大会場とは別会場で展示会を行うブランドが増えてきています。私たちが代理店を務めるフランスの
anne et valentinも別会場です。社長はアメリカのオプティシャン資格の更新のための講義がありました。
お取り扱いブランドの一つ、jean philippe jolyのブース。デザイナー本人もいつもビジュアルポスターに
登場しています。フォトジェニックな方です。
いくつかの予定をこなし、足早に1日が終わります。
DAY 3
Bond Streetにあるセリマ・サラーンさんがプロデュースするBOND 7 by SELIMA。
セリマさんかデザインするSelima Optiqueと共に並ぶのは、アクセサリーや洋服、帽子、ビンテージアイウェアやビンテージカトラリー・・、取り扱う品をカテゴライズするのがむしろ難しいくらいセリマさんの世界観が凝縮したお店。
セリマさんの友人のアーティスト、ペドロさんか手書きが描くグラフィティが店内に圧倒的な存在感を作っています。NYのパワーを感じますね。セリマさんのハッピーな人柄も人気。セリマさんが着こなすファッションもハイブランドとビンテージミックスでおしゃれで私は大好きです。個人的にいくつか欲しいアイテムを見つけてしまいました。滞在中に打ち合わせでまた来るので今日は一旦買わずでおきました。セリマさんのブルーの靴が印象的。聞くとボッテガヴェネタでした(走れるのよ!履いて見て!というので履かせていただいたら、本当に走れました。可愛くて私もほしい)
明日、VISION EXPOのセリマさんのブースへアポイントを入れています。
夜はグラスホルダーネックレスで人気のLALOOP、デザイナーCEOのエリザベスさんとディナーです。
ACE HOTEL内のレストランにて。エリザベスさんは長身でスラリとされています。LALOOPの新作も来月ご紹介できます。
こちらもぜひお楽しみにしていてください!
岡田は早速BODEのジャケットを着ていますね。
]]>
NYではこの時期にアイウェアの展示会VISION EXPOが開催されています。VISION EXPOでも魅力的なブランド達が多く出展しているのですが、日本やアジア圏の多くの眼鏡関係者は2月のミラノでのMIDO展で買付を行うため、VISION EXPOではアジア圏の眼鏡展の方はあまり見かけないと岡田は言っていました。岡田はNYの在住歴もありますし、アイウェアの展示会有無に関わらず精力的に海外へ出向き、お客様にもっと喜んでいただける店づくりのヒントを得るためNYにも行っています。パンデミックの時期をありましたので、去年より通常ペースでNYへも行っていました。今回は私、砥上が出張に同行してきました。
DAY1
JFK空港に11時前に到着。快晴です。しかし寒い!日本がちょうど例年以上の暖かさが続いていて、私もすっかり春モード。NYの気候を調べて持参した洋服も冬仕様にしていました。しかし寒さが違う!風も強くキンと寒い。
岡田も寒さで若干表情が硬めです(笑)すごく風が強いだったのです。
滞在は5日間です。有効に時間を使おうとなり、まずは滞在先ホテルへチェックインしてすこし各々すこし休憩をとり早速行動スタートです。今回の滞在先ホテルについては、とても素晴らしいところをある友人から紹介を受け滞在することが叶いました。それは最後のお話しで・・
せっかく初日のNYでお昼の時間。お腹も空いているしランチができるお店を探します。UNION SQUAREに岡田が以前食事をして美味しかったというイタリアンを探します。Google Mapで探しますが・・・。たどり着いた場所にはもうありませんでした。これもまたパンデミックの影響か・・・。残念な気持ちを抱きつつも、お腹は減っているので、別のお店を探します。Google Mapで”exelent itarian"とし探します。近くに口コミがよいお店がありました。写真でも美味しそう。早速行ってみます。
店先で、あ、ココか。。。という静か目のテンションになりそうな感じも受けたものの、他にお店情報を調べる力もあまりなく、入りました。結果的に、岡田は食事を残してしまいました。そうですね、イマイチでした。
このお店は砥上が決めたので、失敗してしまいました。初日からやってしまった気持ちに・・・。
今回の出張でアイウェアの情報以外にもNYのイケている店に行ってリサーチしたい目的もありました。数年間NYの情報も乏しかったので岡田はNYで何人かの友人に情報を尋ねていました。渡米ギリギリまで、情報をいただいたようです。ありがとうございました!
その中でもお尋ねしたすべての方が口を揃えたのが洋服ブランドの「BODE」です。日本でもセレクトショップで最近見かけることが増えてきました。私も以前、セレクトショップで見かけたメンズのコートが素晴らしく、しばらくそのコートの前で立ち止まった記憶があります。
岡田も興味しんしんでしたので、行ってみることにしました。場所を調べてみると、意外な場所にあることがわかりました。
マンハッタンの南、China Townのあたりです。今イケているお店があるエリアは以前はSOHOやWestVillageでした。かなり前ですが、私がNYへ行った時もそういうイメージでした。今は家賃が高騰してしまい、軒を連ねるはビッグブランドばかり。息苦しささえすこし感じるくらいです。以前あった小さく良い店が営業が難しくなり南やブルックリンへ移動しているのですね。
内装も非常にセンスが良いです。温かみがあり、作り込み過ぎていないこの感じ。やられました。
こちらのソファは完全にボロボロです。これさえもおしゃれに見えます。
扱う服はほとんどが一点物の服です。いくつか心ひかれた物がありましたが、私はサイズが合わず断念しました。
]]>
今日ご紹介するのは、’AHLEM TRUNK SHOW at 京都店'です。
パリに生まれ、パリのエスプリを体現し、そして世界を旅することも好きなAhlem Manai-Plattさん。さまざまな土地で感じた匂い、色、建築、アート、さまざまな感性をAhlem独自の感覚でアイウェアに投影した、とても’今の空気’を纏いながらも、クラシックでエレガントなディテールもあり、毎シーズンファッション関係者の間でも話題になるブランドです。
Ahlem Manai-Plattさん
新作ヴィジュアル mod:Pont Mirabeau
新作ヴィジュアル mod:Varenne
新作ヴィジュアル mod:LesHalles
新作ヴィジュアル mod:LesHalles
LesHallesのサングラスVer.
どれも素敵ですね。他にもブログに掲載していない新作が色々登場致します。
新作ヴィジュアル mod:SacreCoeur
カラーレンズが入ったサングラスも展開致します。
AHLEMのアイウェアはカラーリングやディテールに品もありファッションを引き立て、掛けた人の表情をおしゃれにする魅力が詰まっています。
Ahlemさん自身もチャーミングな方。初めてグローブスペックス京都店で開催できるトランクショー。Ahlemさんをお招きして、皆様に新作、人気の既存デザインを一挙にご紹介しご注文いただけるイベントです。Ahlemさんから似合うアイウェアのアドバイスもあります。アイウェアの新たな世界、新たな楽しみ方が広がる機会です。ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【開催日時】4月8日(土)
【開催店舗】グローブスペックス京都店
〒604-8172 京都府京都市中京区場之町586-2 新風館1階
TEL: 075-241-0876
※当日は混雑が予想されるため、
【セッション】
第1回 11:00-12:00
第2回 13:00-14:00
第3回 14:15-15:15
第4回 15:45-16:45
第5回 17:00-18:00
開催当日は京都店は通常営業ではございません。
開催当日、渋谷店、代官山店は通常営業いたします。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
4月中、いくつかイベントがグローブスペックスで開催しております。以下のスケジュールをご確認ください。
■4月のイベントスケジュール■
4月1日(土曜日) MIDO 新作受注会 at 代官山店
4月2日(日曜日) lazare studio TRUNK SHOW at 渋谷店
4月8日(土曜日) AHLEM TRUNK SHOW at 京都店
4月15日(土曜日) MIDO 新作受注会 at 京都店
4月30日(日曜日) MIDO 新作受注会 at 渋谷店
]]>
パンデミックを経て、世界中の往来が約4年ぶりに通常ペースに戻ってきました。
GLOBE SPECSではデザイナーをお招きし、トランクショーと名づけ、お客様に一層ブランドやデザイナーの魅力を知っていただきたい、アイウェアをより楽しいものに。そんな気持ちを込めて毎年企画、開催をしてきました。
今回、海外からお招きするのは・・・
’lazare studio’です。フランス・リヨンからお越しいただきます。
2020年にデビューしたばかりのアイウェアブランドですが、実力は確証ずみ。長年アイウェアの構造やデザインに携わってきたデザイナーが満を辞して作り上げたブランドなのです。
ネオレトロという新しいジャンルで、実在した30−70年代のアイウェアのエッセンスを取り入れながらも素材や構造、パーツ、メタルやプラスティックのフィニッシュまで非常にモダンに作られたコレクションです。
デザイナーやブランド自体のトーンを抑えたファッション観も非常に心惹かれる世界。
lazare studioのアレキサンドル・カトン氏が渋谷店に来てくれ、lazare studioの世界を間近で感じていただくことができます。
新作含め280点程のアイウェアをご覧いただけご注文も可能です。
また、お似合いになるアイウェアをデザイナーから直接アドバイス致します。
デザイナーのアレキサンドル・カトン氏
世界で初の開催となるこのトランクショーは見逃せません。
ぜひお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください!
イベントの概要
【開催内容】lazare studio TRUNK SHOW
【開催日程】4月2日(日)
【開催店舗】グローブスペックス渋谷店
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-7-5 アンドスビル1階
【セッション時間】
第1回 11:00 〜12:00
第2回 13:15 〜14:15
第3回 14:30 〜15:30
第4回 15:45 〜16:45
第5回 17:00 〜18:00
第6回 18:15 〜19:15
※当日は店内の混雑をできる限り避けるため、上記のお時間帯にてセッション毎のご来店予約を承ります。
ご予約はTEL、メールにて承りますので、お問合せもお気軽にどうぞ。
TEL: 03-5459-8377 (GLOBE SPECS 渋谷店)
MAIL: mail@globespecs.co.jp
HP: http://www.globespecs.co.
開催日当日の代官山店、京都店は通常の営業をしております。
開催日当日の渋谷店は通常営業はしておりません。
どうぞご注意くださいませ。
]]>
こんにちは。GLOBE SPECS砥上です。
桜が満開の時期ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。
4月はGLOBE SPECSはイベントが目白押しの1ヶ月です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
4月1日(土曜日) 新作受注会 at 代官山店
4月2日(日曜日) lazare studio TRUNK SHOW at 渋谷店
4月8日(土曜日) AHLEM TRUNK SHOW at 京都店
4月15日(土曜日) 新作受注会 at 京都店
4月30日(日曜日) 新作受注会 at 渋谷店
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
まずは4月1日(土曜日)GLOBE SPECS代官山店から始まるのは、このイベントです!
下記に詳細を記しておりますので、ぜひごらんください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この度グローブスペックスの全店舗にて、
最新のトレンドや気になるブランドの新作モデル・
対象のブランド:
Anne et Valentin
AHLEM
DIANE TAYLOR,LA LOOP
GERNOT LINDNER
Lunor
Lesca LUNETIER
Scye SPECS
O.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.
開催日時
::::::::::::::::::::::::::::::
2023年4月1日(土)
グローブスペックス代官山店
::::::::::::::::::::::::::::::
2023年4月15日(土)
グローブスペックス京都店
::::::::::::::::::::::::::::::
2023年4月30日(日)
グローブスペックス渋谷店
::::::::::::::::::::::::::::::
本受注会へのご来場は混雑を避けるため、
ご予約はお電話、メールにてお承り致します。
また受注会の際に弊社代表 岡田のお見立ても希望される場合には、
【セッション時間】
1回目 11:00-12:00
2回目 13:00-14:00
3回目 14:15-15:15
4回目 15:30-16:30
5回目 16:45-17:45
6回目 18:00-19:00
---------------
渋谷店:03-5459-8377
京都店:075-241-0876
代官山店:03-5459-3645
メールアドレス:mail@globespecs.co.jp
ぜひ皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております!
]]>
こんにちは。京都店の坂本です。
今日は2月にイタリアで行われた展示"MIDO"での買い付けの様子や
GERNOT LINDNERの工場を見学させていただいた模様をお伝えしたいと思います。
1日目の午前中はホテル周辺の街並みを散策しました。
街には路面電車が走っており、古い建物も多くヨーロッパ初の僕にとっては映画のセットの中にいるような感覚でした。
私たちが宿泊していたホテルカヴォール(こちらも歴史のあるホテルのようで、部屋の作りも全体的におしゃれで可愛い雰囲気でした)から歩いて約15分ほどのスフォルツェスコ城まで散歩しました。
午後は4人で食事を取った後、Anne et Valentinのミーティングに参加しました。
明日から始まるMIDOに先駆けて、世界各国の代理店の皆さんと、23SS新作の発表や昨年度の売り上げ実績等の発表を聞きました。
新コンセプト、新モデルともAnne et Valentinらしいデザインや色とりどりのカラーリングのものばかりでした。
夜はLa LOOPのデザイナーのエリザベスさんとお食事。
会話に花が咲きます。
2日目からいよいよ展示会MIDOのスタート。
ホテルの最寄駅から30分ほど乗り継いだところの、さまざまな催事をする大きなホールが会場です。
到着すると多くのメガネ関係者で大変賑わっていました。
まずは弊社が日本の総代理店を務めるLesca Lunetierから紹介します。
出迎えてくれたのはブランド創設者のジョエルさん。
近年、人気のシリーズUpcyclyingから新型が1型、レギュラーのシリーズから2型登場しました。
ジョエルさん自身が、実際に眼鏡を掛けて紹介してくれる様子に熱意やデザインに対するこだわりを感じることができました。
次に訪れたのはベルギーのブランドHENAUです。
直線的なラインと独創的なデザインが魅力的なブランドです。
ヨーロッパのトレンド的には大きいフレームが人気のようで、新作を含めオーバーサイズのフレームが多くなっているように感じました。
TARIAN
こちらもヨーロッパのブランドで、ブロウラインに特徴的なデザインが多いブランドです。
写真のフレームはデザイナーのジェレミータリアンさんが日本を訪れた際、インスピレーションを受けてデザインされたそうです。
モデル名は"SADOGASHIMA"。メタリックかつマットなカラー展開がポップ過ぎず、意外とどんな装いでも合わせやすいようなフレームです。
HAPTER
こちらはイタリアのブランド。
第一次世界大戦時代のミリタリーゴーグルからインスパイアされ誕生したブランドです。柔軟性と強度に富む医療用サージカル・ステンレスを基本材にし、快適な柔軟性と工学的安定性を両立させています。
京都店では扱いがないので、細かいディティールまでまじまじと見たのは初めてでした。
シートメタルとその上に覆う生地のバランスや質感がどのブランドにもない唯一なものでした。
ブランドブースもその世界観が存分に表現された作りとなっていてこだわりの大きさがうかがえます。
さて、MIDOの会場を後にし、地下鉄に乗って30分ほどの地域にあるショールームで行われていた別の展示会にも参加しました。
こちらでは昨年から取り扱いを始めたlazare studioをはじめ8つのブランドが参加していました。
初日にディナーを共にしたLaLOOPもこちらの会場で新作の発表をされていました。
イタリアンレザーやシルバーのシリーズ等たくさん新作がありました。
春の新作受注会で紹介できるのが楽しみです!
こちらの会場は内装が異なる部屋に各ブランドが出展する形で、元々のショールーム自体もセンスの良い内装、インテリアに囲まれているのですがそれに加え、各ブランドのエッセンスが入り、より細やかな世界観が表現されていました。
オープンスペースで食事や談笑するデザイナー、関係者も多く、MIDO のような大規模な展示会とは 全く違うリラックスした空気が流れる心地よい空間でした。
この日の夜はドイツのLunorの方々とお食事に行きました。
MIDO2日目
ポルトガル出身のペドロさんが手がけるブランドVAVAからスタート。
シンプルですが独創的なデザインや、カラーバリエーションの豊富さ、一見難しそうに見えるがかけると馴染むといった特徴があります。
今までグローブスペックスでは渋谷店のみのお取り扱いでしたが、新作を紹介いただいている間に京都店のお客様にもご紹介できれば面白いのではないかと岡田と話し、春から京都でも取り扱いを始めることにしました。
まだ到着していませんが、京都店のお客様に紹介できるのが待ち遠しいです。
商品届き次第、改めて告知させていただきます!
夜はLesca Lunetierのジョエルさんとディナーに行きました。
ミラノの中でも有名なレストランだそうでお肉料理がとてもおいしかったです。
ジョエルさんのオーダーの仕方が大胆で、写真のTボーンステーキを2つと付け合わせのポテト大盛りが運ばれてきました。
ジョエルさんはお人柄がよく大変明るい方で、表情豊かな人でした。
この日のディナーも大変楽しいひと時を過ごすことができました。
MIDO3日目
はやくもMIDO最終日です。
3日目はイギリスを代表するブランドの一つCUTYLER AND GROSSからスタート。
映画"キングスマン"で登場したフレームで有名ですが、他の新作のどれもボリュームがあり無骨でかっこいい印象です。
今日も別会場に赴きました。
初日にも紹介していただいた新ブランドのオーダーです。
こちらももうすぐで紹介できると思います。最初は渋谷店のみのお取り扱いです。
lazare studioもこの日にオーダーしました。
デザイナーのアレキサンドルさんは、クラシックなデザインソースに現代の技術を融合したものづくりを
コンセプトにしており、蝶番やネジに至るまで細かいデザインに拘っています。また輸送時に使う眼鏡を入れる袋に
プラスティックを使わないという、環境に配慮した取組も行っているブランドです。
新作もセルを中心にオーダーしてきました。こちらもご期待ください!
5日目はイタリアからドイツへの移動日です。
ミラノ マルペンサ空港からドイツ ミュンヘン空港まで飛行機
ミュンヘンからGERNOT LINDNERの工場があるパッサウまでは電車で移動です。
到着したのは19時前。移動で丸一日かかりました。そこからゲルノットさんとディナーです。
パッサウは街並みがとても綺麗で、カラフルな建物や綺麗な教会が多く立ち並んでいました。
フルーティーな香りのホワイトビアーとドイツ料理の定番豚肉料理。
スネ肉の焼き料理で調べてみるとシュバインハクセというみたいです。
脇にはポテトとパンそれぞれを丸めたもの。野球のボールくらいあり、料理全体のボリュームに終始驚きっぱなしでした。
ドイツ2日目
この日はミーティングと工場見学です。
ドナウ川の辺りのホテルから車で約20分。山の上にある工場まで移動しました。
今季の新型は2シリーズあります。
ダブルブリッジのタイプとインナーリムのタイプです。
ダブルブリッジは4型。パントゥやオクタゴンの玉型に、若干下目についた2つのブリッジが特徴的なシリーズです。
2つのブリッジは厚みが異なり、細やかなこだわりが見られます。
インナーリムのシリーズは既存の150番台のモデルにプラスティックのリムをはめ込むシリーズで、
リム自体の色も何色か選ぶことができます。(サンプルでは4色とそれぞれ光沢あるタイプとマットのもの)
フレームをお持ちの方はカスタムして楽しむこともできますね。
他のブランドにはないバランスのコンビネーションのタイプで、こちらも早く紹介できればと思います!
最後に、GERNOT LINDNERを製造している工場の見学へ。
ミーティングしていた建物の横に工場があります。
メガネ製作に関わるそれぞれの工程ごとに機械、あるいは手作業ですすめていきます。
この日は10名ほど働いており、みなさん家族や親戚といった近いご関係で成り立っています。
MIDOや別会場の展示会、ドイツの工場見学を通し、デザイナーやブランドの方々と直接話すことのできる機会が大変多く
そのどれもが熱意やこだわりにあふれるものばかりでした。
これまで店頭に立ってお客様にブランドの魅力やフレームのこだわり等をお伝えしてきましたが、まだまだ伝えきれていない部分があるなと痛感しました。
今回学んだ多くを店頭でお客様に最大限伝えられればと思います。
以上、MIDOのレポートでした。
ありがとうございました。
]]>
ウィーンのハットメーカーMühlbauerは今年で創業120年の老舗ブランドです。フランスの有名メゾンや日本を代表するファッションブランドの帽子も手掛けており、受け継がれる伝統技法とファッションのバランスが非常にカッコ良い帽子ブランドなのです。
アイウェア専門店のグローブスペックスですが、2003年より毎年、グローブスペックスがミュールバウアーの帽子店に変身するこのイベント。約100型の帽子がグローブスペックス店内にずらり並びます。
お客様の頭のサイズをお測りして素材や色を選び、カスタムメイドでご注文を承ります。世界でもこのイベントを開催出来るのはグローブスペックスだけ!
そして…
今回は世界でグローブスペックスだけの特別モデルもご用意しております!
アイウェアと帽子の素敵なバランスを皆様にも感じていただきたいと思います。
是非皆様のご参加をお待ちしております。
【開催日時・場所】
2023年 3月 11日(土)
渋谷店
東京都渋谷区神南1-7-5 1F
電話:03-5459-8377
2023年 3月 12日(日)
グローブスペックス代官山店
東京都渋谷区猿楽町11-19 アルファーストII 1F
電話:03-5459-3645
2023年 3月 18日(土)
グローブスペックス京都店
京都府京都市中京区場之町586-2
新風館1階
電話:075-241-0876
【渋谷店・代官山店セッション時間】
第1回 11:00 – 12:00
第2回 13:15 – 14:15
第3回 14:30 – 15:30
第4回 15:45 – 16:45
第5回 17:00 – 18:00
第6回 18:15 – 19:15
【京都店セッション時間】
第1回 11:00 – 12:00
第2回 13:00 – 14:00
第3回 14:15 – 15:15
第4回 15:30 – 16:30
第5回 16:45 – 17:45
第6回 18:00 – 19:00
当日は混雑を避けお客様にごゆっくり帽子選びを楽しんでいただくため、全6回のセッション毎のご来店予約制となります。ご予約はTEL、メール、HPから承ります。InstagramDMでもお気軽にお問い合わせくださいね。
Mail : mail@globespecs.co.jp
※当日はアイウェアの通常の営業は致しませんのでご注意ください。
今年もグローブスペックスをご愛顧いただきありがとうございます。
年末年始の営業時間についてお知らせ致します。
年内
【渋谷店,代官山店】
12月31日(土) 12:00〜18:00
【京都店】
12月31日(土) 11:00〜17:00
年明け
【渋谷店,代官山店】
1月1日(日)〜1月3日(火)休み
1月4日(水)12:00〜19:00
【京都店】
1月1日(日)休み
1月2日(月)11:00〜18:00
1月3日(火)11:00〜19:00
今年も残すところわずかとなりました。メガネの調整や不具合など気になる事がございましたら、お気軽に各店へどうぞ。
年内は31日まで営業しております。渋谷店、代官山店は18:00まで、京都店は17:00までとなります。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
グローブスペックス京都店の岡田です。
9月にフランス・パリで行われた眼鏡の展示会SILMOに行ってきまして、京都店への仕入れを行いました。
その際にオーダーした各ブランドの新作も続々と京都店に届いてまいりましたので今回は中々目にすることのないイベントの様子や実際に届いた眼鏡と合わせて最近の海外渡航事情なども少しご紹介したいと思います。
〜1日目〜
時差ボケもあり必要以上に朝早く起きてしまったので朝はホテルの近辺を散策してみました。
こういう市場のような場所があるとつい見てしまいます。
広々としていて気持ちいいですね。
ちなみにSILMOの展示会は翌日からです。
パリ市内には歩いているとパッサージュと呼ばれるアーケードのようなところがいくつもあり、中に何があるのか全くわからないため若干入りにくいのですが入ってみると面白そうなお店をたくさん見つけることが出来ます。
ヨーロッパでも有名なヴィンテージ眼鏡中心に取り扱うお店。
外観だけで惹かれます。
別の場所ではお客様の顔に合わせて完全オーダーメイドの眼鏡を制作することで有名店にもお邪魔しました。
その後近くにあったセリマさんのお店へ。
デザイナーがいるとは思わず立ち寄ってみるだけのつもりだったのでアポなしの訪問だったのですが快く新作などをご紹介していただきました。
とくにこのピンクのティアドロップがカッコよかったです。
ぜひお試しになってみてください。
このあとは社長たってのご希望でタルトタタンのお店へ。
初めて食べたのですが確かにすごく美味しかったです。
Anne et ValentinやAHLEMの関係者とのミーティングを行なって初日は終了しました。
初日から割と盛りだくさんです。
ちなみにパリの街中ではマスクをしている方はほとんどいませんでした。
持ち歩いてはいるようで地下鉄など混み合う場所ではピンポイントで使い分けている印象ですね。
日本もこのあたりの状況はもう少ししたら変わるのでしょうか。
〜2日目〜
いよいよSILMOスタート。
ということでまずは展示会場の写真から。
朝早めに行ったこともありまだ人はあまり多くありませんでした。
余談ですが広い屋内空間や大きい建物ってなんだかワクワクしますよね。
そして早速Lescaのジョエルさんに新作をご紹介頂きます。
今回の新作もとてもいい感じ。
このあたりは京都店にも最近届きました。ぜひ店頭でお試しになってみてください。
続いて個人的にもすごく好きなブランド"Jean Philippe Joly"。
デザイナーさんはものすごくエネルギッシュな方ですごく元気をもらえます。
ここの眼鏡もかけていて楽しいですね。
なかには殊更斬新なデザインのものも。
こちらのモデルは実は真ん中のサングラス部分が取り外しできるようになっており、眼鏡/サングラスの2way仕様でした。
一般的なクリップオンサングラスと全然違います。
その後ベルギーのブランドHENAUのブースへ。
ここも他のブランドとは一味違う雰囲気でおしゃれですね。
SILMO1日目はこの辺りまで。
会場は郊外にある為電車でパリ市内に戻ります。
貴重なオフショット。
〜3日目〜
この日もLescaからスタート。
昨日時間がなく見られなかったヴィンテージをご紹介いただきました。
いつも笑顔が素敵なジョエルさん。
この辺りはまだ店頭には届いておりませんが届き次第ご紹介できればと思います。
続いてはイギリスのブランドCUTLER AND GROSSへ。
デザイナーのマリーさんに直接ご紹介いただきました。
こちらのブランドは京都店では取り扱いがないのですがとてもかっこよかったです。
取り扱いを始めようか迷うくらいでした。
というかかけたい。(私情)
最後はドイツのシートメタル製フレームでおなじみのHaffmans & Neumeister。
シートメタルといえばメタル単体のデザインが中心ですがセルとの組み合わせのものもいいですよね。
他のメタル素材のフレームでセルと組み合わせたものもありますが少し違った表情になります。
この日の夜はAHLEMとAnne et Valentinのパーティーにお招きいただいたので参加してきました。
AHLEMのパーティーはなんとガリエラ美術館を貸し切りです。
〜4日目〜
SILMOの展示会最終日です。
すでにあらかた必要なオーダーは済ませていたのでこの日の朝は会場より先に骨董市へ。
京都店用にヴィンテージのシルバー製のトレーを購入してきました。
その後会場に入りLazare studioのアレックスさんに新作を見せていただきました。
ようやく京都でも10月に取り扱いがスタートしたLazare studioですが新作もとてもカッコよかったです。
今までのコレクションと同様にシンプルながら存在感のあるデザインが多くお店に届くのが非常に楽しみです。
注目度も高いブランドであり京都店でもすでに多くのお客様にお選びいただいております。
眼鏡もサングラスもカッコイイのでぜひお店でも見てみてくださいね。
夜はセリマさんとのディナー。
地元の人しか知らない穴場のパッサージュを教えてもらいました。
かなり歴史のある場所だそうで床や天井の造りなどもとても綺麗です。
写真には写っていませんがその他にも色々なブランドのオーダーを行なってきました。
デザイナーさんとお会いして直接デザインのこだわりや商品の説明をしてもらうのはやはり貴重な機会です。
お店で私が接客させていただく機会があればお客様にもそれをお伝えしていきたいですね。
また同じ日本から来ているブランドの方とお話しさせていただく機会もあり、遠く離れたヨーロッパでも日本のブランドが人気なのを見ると嬉しく思いますね。
〜5日目〜
この日は移動日。パリを離れて眼鏡の産地として有名なジュラへ向かいます。
日本で言うところの鯖江のような場所です。(鯖江もまだ行ったことがないので一度行ってみたいです)
眼鏡のミュージアムもありました。
ちなみにCUTLER AND GROSSのマリーさんに教えてもらっていたのですがこの辺りは食べるものがパリと全然違いました。
肉・チーズ・じゃがいもが中心で割とヘビー。
個人的にはそのあたりは大好きなので全然平気でしたがお米を食べないと辛い人にはなかなかキツイかもしれません。
ジョエルさんいい笑顔。
〜6日目〜
Lescaのジョエルさんにご案内いただきヴィンテージの眠る工房へ。
眼鏡好きな方にはたまらない場所だと思います。
以前働いていたThe Spectacleのメガネがストックしてある場所もこんな感じだったので少し懐かしい気持ちになりました。
掘り出し物たくさんだったのですがお店に届くのはちょっと先になりそうな感じ。
ただ良いものが多かったので楽しみです。
届いたらまたインスタグラム等でご紹介します。
〜7日目〜
前日のヴィンテージに続いてこの日は現行品の製造場所をご案内いただきました。
眼鏡の製造工程を見るのも初めてだったのでとても楽しかったですね。
工場見学なども小さい頃から好きだったのでワクワクします。
その後パリへ戻りいよいよ日本へ向かう飛行機の待つ空港へ。
…と思いきや社長が最後にまたタルトタタンが食べたいとのことでもう一度食べてきました。
本当に好きなようです。
2回も食べるとは思っていませんでしたが確かに美味しいのでパリに行かれることがあればぜひ食べてみてください。
Les Philosophes
28 Rue Vieille-du-Temple, 75004 Paris, France
タルトタタン以外のご飯も全て美味しかったので全体的にレベルの高いお店なのだと思います。
個人的にはこのコンフィが絶品でした。
その後13時間ほどのフライトを経て無事帰国。
入国についても少し前までは陰性証明書の提出など煩雑な手続きが必要だったり隔離期間もあったようですが、だいぶ緩和されWeb上でワクチンの接種証明の登録などを済ませておけば以前の入国手続きとあまり変わらずスムーズに済みました。
展示会以外で印象に残ったこととしてはイメージ通りなのですがパリはおしゃれな人が多く、服だけでなく眼鏡を上手に使っている方が多かったです。
本当に似合う眼鏡はかける人をとても魅力的に見せてくれます。
値段も関係ないですし流行のものである必要もないと私は思います。
ただそういう眼鏡を選ぶのはなかなか難しいので良ければいつでもお手伝いさせていただければと思います。
長かったですが以上フランス出張のレポートでした。
お店にいらしたらぜひ今回ご紹介している眼鏡も試してみてください!
]]>グローブスペックスの10月はイベントが目白押しなのです。
9月に開催されたパリのアイウェア展示会、silmoで発表されたばかりのアイウェアを見ていただける新作受注会を開催します。
10月22日京都店からのスタートです!
グローブスペックスが代理店を努める魅力的なブランドの新作、新色のサンプルが並び、ご試着していただけて、ご注文ができる特別な機会です。年に2回、春と秋に開催しているのですが、フルモデル、フルラインナップでご覧いただけるのはこのイベントの時だけになりますので、皆様楽しみにしていただいているイベントなのです。
新作だけでなく既存のモデルもフルラインナップでサンプルを見ていただけるのもポイント!
混雑をさけ、ゆっくり見ていただきたいので、お時間ごとのセッション制となっております。
セッション時間帯は以下の通りです。
【セッション時間帯】
1回目 11:00-12:00
2回目 13:00-14:00
3回目 14:15-15:15
4回目 15:30-16:30
5回目 16:45-17:45
6回目 18:00-19:00
【開催日時】
京都店:10月22日(土曜日) 23日(日曜日)
📞TEL:075-241-0876
代官山店:10月29日(土曜日) 30日(日曜日)
📞TEL:03-5459-3645
渋谷店:11月3日(祝日木曜日)
📞TEL:03-5459-8377
お電話でご希望のセッションをお伝えいただければ幸いです。
またはメール mail@globespecs.co.jp
インスタグラムのDMでも受け付けています。
このイベント中は通常営業はしておらず、代理店を務めているブランドだけのご紹介です。
(対象ブランド:Anne et Valentin, AHLEM, DIANE TAYLOR, GERNOT LINDNER, LA LOOP, Lunor, Lesca LUNETIER, Scye SPECS, O.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.)
何卒ご了承くださいませ。
気持ちよい秋の季節に開催のこのイベント。ぜひお誘い合わせの上、ご参加くださいね。
スタッフ一同、心よりお待ちしております!!
]]>
GLOBE SPECSでは、今までも世界中より、デザイナーを招いて、トランクショーを開催してきました。
私たちはそれを’トランクショー’と呼んでいます。トランクショーとは、デザイナー自らお客様に直接、アイウェアの魅力、楽しさ、そしてお客様に似合うアイウェアやさまざまなアイテムをお見立て、アドバイスしてくれるスペシャルなイベントの事です。
ブランドやデザイナーの世界観やポリシーをお客様は間近で感じることができ、デザイナーにとっても日本のユーザーの方々のリアクションやアイウェアを楽しんでいる様子をダイレクトにみてとれるので、デザインやコレクションを構成するにあたってインスピレーションになる非常に良い機会です。
最後にデザイナーを招いてイベントを行ったのが2019年。今回は約3年ぶりの開催となるトランクショーです!
お招きするデザイナーとは?
AHLEM(アーレム)です。
バウハウスムーブメントやパリの建築やアートを感じさせる繊細な意匠が施され、まるでアート作品のような美しさを併せ持つAHLEMのアイウェア達。
デザインや質感の美しさだけでなく、掛けた人の表情が洗練された品のある雰囲気を醸し出す不思議な魅力があるブランドなのです。
2022年9月に開催されたフランス、シルモの展示会で発表されたばかりの最新作は、1979年のパリが舞台。芸術家や詩人、音楽家などが集い熱く語り合ったパリの街並みや仕立ての良いスーツに革張りのセダンなどダンディズムのスピリッツが色濃い時代にスポットを当てています。
今回のイベントでは新作だけでなく、今まで発表されたモデルもフルカラー、フルラインナップでご覧いただけ、ご購入もできます。
そして・・
スペシャルコラボも登場致します!
フランスにあるモードの歴史や服飾専門の美術館「ガリエラ美術館」とのスペシャルコラボレーションモデルです。
ガリエラ美術館には、8世紀ルイ王朝時代から現在のオートクチュールまでの衣装やアクセサリーが展示されていて、6万点近いコレクションは非常に見ごたえがあります。ルネッサンス様式の建物を美術館として使っていて建物自体が荘厳な美しさですね。
AHLEMは、ガリエラ美術館へのオマージュとして、彼女の得意とするシンプルなフォルムに、パワフルなコンセプトを盛り込んだスタイルをデザインしました。
フランス、シャンゼリゼ大通りから少し離れたところにあるガリエラ美術館
写真は先日、弊社代表の岡田がフランスを訪れた際に開催されたガリエラ美術館を貸し切ってのAHLEM主催のパーティの様子です。
チャーミングなAHLEM
夕暮れのエッフェル塔がちょうど点灯してパーティも一層華やかな雰囲気に
AHLEMはこの美術館を訪れた際にガリエラ美術館で展示されていた歴史あるモードの世界に入り込み、感性を揺さぶられ、すぐさまデザインスケッチを書き起こしたと言います。そんな事を聞くと実物を見るのが楽しみでなりません!
さらにAHLEM初のアートブックが完成しました。「Take a look at what I see」をテーマにフォトグラファーMax Farago氏の見事なビジュアルと現代詩人Caroline McCloskeyの言葉が織りなす美しいアートブック。アイウェアのみならず建築やアートに造詣が深いAHLEMならではの世界観をご覧いただけます。
見どころ満載のトランクショーです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【開催日程】
10月16日(日)
【開催店舗】
グローブスペックス渋谷店
※混雑を回避するために以下のお時間帯毎にご来店をお願いしております。
【セッション時間】
第1回 11:00 〜12:00
第2回 13:00 〜14:00
第3回 14:15 〜15:15
第4回 15:45 〜16:45
第5回 17:00 〜18:00
※当日はご予約の方を優先的にご案内させていただきます。ご予約はTEL、メールにて承ります。
TEL: 03-5459-8377 / MAIL: mail@globespecs.co.jp
HP: http://www.globespecs.co.jp
※当日は通常の営業をいたしませんのでどうぞ、ご注意ください
※代官山店と京都店は通常営業をしております
AHLEMを取り扱っていただいているChaos 表参道でもAHLEMのイベントを開催いたします。
Chaos 表参道 TEL:03-6432-9277
開催日:10月15日(土)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目10-5
※詳細につきましては、Chaos 表参道に直接お問い合わせをお願いいたします。
]]>
こんにちは。GLOBE SPECS渋谷店の砥上です。9月10日渋谷店、11日代官山店、そして先週17日に京都店で開催しましたミュールバウアーのカスタムオーダーイベント。たくさんの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。
今日はそのイベント風景とすこしお知らせをしたいと思います。
写真は京都店の店内です。京都店のシックな店内にさまざまな風合いの帽子達がいっぱいならび、楽しい空間になりました。
ミュールバウアーにはこんなにもたくさんの生地サンプルがあります。これはフェルト素材の見本です。この他にも、コーデュロイやウール、さまざまな布帛素材もあります。生地サンプルを見るだけでも楽しい気分になりそうです。
ムートンやカーリーなウールなど、秋冬シーズンはより一層素材の種類が多いのです。
創業120年を迎えるミュールバウアーは代々受け継がれてきた伝統の手法を用いています。4代目当主、デザイナーのクラウスさんは伝統を守り続けるだけではなく、新しい素材や今までなかったテクニックやデザインを積極的に取り入れて、毎シーズンフレッシュなコレクションになっているのです。
お客様と素材を選んでいます。形が気に入ったら今度は素材やカラーを選ぶのがカスタムオーダーの醍醐味ですね。
普段はアイウェア専門店のGLOBE SPECSですが、年に2回だけ特別な帽子店に様変わりします。
ミュールバウアーの帽子を100点近くご覧いただけて、お好きな色や素材を選んでカスタムできるイベントは世界でもGLOBE SPECSだけなのです。
サンプルを用意してくれて、お客様のオーダーに答えてくれるミュールバウアーのチームの皆さんに感謝です!!
帽子のクラウン(頭が入る部分)とブリム(帽子のツバ)の色を変えたり、ミュールバウアーのコレクションでもしていないカラーコンビネーションでお作りができることも多くあり、世界で一つだけの帽子を作ることができます。
ご注文いただいたお客様、帽子の出来上がりまでお楽しみにお待ちくださいませ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
最後にお知らせです。
週末の開催となりました今回のイベント。行きたかったけれど、都合がつかなかった・・。というお客様には、是非渋谷店までご連絡をいただきたいと思います。
イベントのためにお借りしている帽子サンプルは9月末まで渋谷店でご覧いたただけます。
渋谷店にてミュールバウアーのカタログを見て、ご興味がある帽子はサンプルをお出しいたします。
帽子のオーダーをご検討されているお客様は店舗まで事前にお問い合わせの上、ご来店くださいね。
GLOBE SPECS SHIBUYA 03-5459-8377
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
お読みいただき、ありがとうございました。次回のブログ更新をどうぞお楽しみに!
]]>2022AW Muehlbauer(ミュールバウアー) カスタムオーダーイベントを開催いたします。
グローブスペックスで、2003年より毎年開催してきたミュールバウアーのオーダーイベント。1903年創業のオーストリア・ウイーンで生まれたミュールバウアーの帽子は、伝統の製法をつかい、ハンドメイドで作られています。
今季のテーマは「BLOB」(自由なフォルムを生かした建築の動きを意味する)既成概念を吹き飛ばし、ミュールバウアー独自の自由な解釈で帽子をさらに発展させました。染めたり、ほつれさせたり、束にしたり、まるで生き物のようなバージンウールのキャップや内側にニットバンドを装着したモデルなどオリジナリティに溢れたハットが多数登場いたします。
さらに今回のイベントでは過去に大好評だったアイレットを施したアーカイブモデルを特別発売いたします。こちらもどうぞお見逃しなく!!
--------------------------------------------
定番のクラシックハットや新作を含めた約90スタイルをウィーンより揃え、
-----------------------------------------------------
■開催日時■
グローブスペックス 渋谷店 2022年9月10日(土曜日)
予約TEL 03-5459-8377
グローブスペックス 代官山店 2022年9月11日(日曜日)
予約TEL 03-5459-3645
グローブスペックス 京都店 2022年9月17日(土曜日)
予約TEL 075-241-0876
予約mail⇨mail@globespecs.co.jp
メールの場合は、希望店舗・希望セッション・お名前・
----------------------------------------------------
■開催時間帯(セッション)■
?11:00~12:00
?13:15~14:15
?14:
?15:45~16:45
?17:00~18:00
?18:15~19:15
------------------------------------------
みなさまのご予約を心よりお待ちしております。
(株)グローブスペックス
]]>
こんにちは、プレスのはたちです。
今年3月にNYで岡田が出会った最高に魅力あるブランドでフランス、リヨン発の「lazare studio」が遂に日本初上陸です。
2020年、パリの展示会Eyeloft Parisでデビューしたlazare studio。デザイナーはAlexandre Caton(アレキサンドル・カトン)氏。1999年からオプティシャンとして、2003年からアイウェアデザインに深く関わり始めました。アイウェアの製造や眼鏡の歴史を教える講師を務め、その後は複数のブランドのデザインコンサルタントとして活躍しています。
クラシックを全く新しい視点から捉え、こだわり抜かれた作り込みと彼らの美意識から生まれた洗練されたデザインが非常に魅力的なブランドです。デビュー間もないブランドですが、すでにヨーロッパ各都市の名店が注目し始めている注目のブランド。欧州以外ではグローブスペックスが初の紹介となります。
「久しぶりに全く新しい視点を持って、魅力的な世界観を作っているブランド」だったと岡田が言うように、クラシックをベースにしつつも模倣や焼き直しではなく、独自の拘りと格好良さをふんだんに上乗せして生み出した非常にこだわりが詰まったブランドです。
メタルフレームでは数パターンのブリッジデザインがあり、単純な形状ではなく微妙にファセットを付けて厚みを変化させたり、わずかな段差をつけたり、19世紀末にあったXブリッジを進化させるなど、これ見よがしな派手さはないものの非常に細部まで拘ったブリッジ達です。メガネと顔の中央に位置するパーツなので、掛けた時の印象を大きく左右するデザインなのです。
リム(レンズを入れる縁)はエッジを角張らせた非常にシャープな印象の仕上げです。
“monoblock temple”とlazare studioが呼んでいて蝶番まで削り出しで作られているワンピーズ構造のテンプル(ツル)は、同じく少しごつめに削り出しで作られている智金具と組み合わせられ、見るからに頑丈そうな作り。その蝶番の輪の間にはテフロン材を用いて非常に摩擦抵抗を軽減し、金属の摩耗を防ぐワッシャーが内蔵されていて、テンプルの開閉が驚くほど滑らかです。
テンプルの終端は少し太くしてテンプルの後ろ部分に荷重を掛けてフロントの負荷を軽減するバランサーとなっており、この部分にブランドを象徴するラインの意匠が刻まれています。
フレームカラーは濃いグレー、薄いグレー、黒、ベージュに近い茶など全て落ち着いたモード感のある色味ですが、どのカラーも複雑なメッキ処理とそれを保護するコーティング材を適用し、強い耐久性を与えているそうです。
アセテートのプラスチック枠も、ヒンジの蝶番は昔ながらのカシメピンで留められ、その上に美しくデザインされた鋲飾りがピンを覆い隠しています。フランスでは古くから使われている蝶番金具の固定方法であり、レスカ・ルネティエなどその固定の品質とピンの美しさから今でもカシメを採用しているブランドは多くあります。ただ普通は量産型の蝶番金具をその先に付けている場合が多いのですが、”lazare studio”はアセテートフレームにも独自に設計したワンピース構造の堅牢な削り出し蝶番金具を使用しています。その可動部分にはケブラー材を使用したワッシャー挿入して、やはり摩擦を減らして摩耗を軽減し、極めてスムーズな蝶番の動きを実現しています。
テンプル上部や薄くして下部に向けてボリュームを持たせたモデルや、テンプルのエンド部分は断ち落としたままにしたフィニッシュなど、やはり独自の拘りを美しい意匠に落とし込んでいます。
SDGsやマイクロプラスチックの海洋汚染などにも拘りが強く、通常ビニール袋に入れて店に商品が納められるのですが、全て薄い紙のパッケージに入れられて納品されます。
ネジさえも通常のネジよりも少しヘッドが大きく非常にシャープな角の削り出しがなされている美しいネジを使い、そのネジに合わせて作られた専用のドライバーが付属します(店舗の技術者用)。
“lazare studio”のコレクションは派手では無く落ち着いていて、非常にヨーロッパ的な印象が強いブランドです。上述の通り工業製品として非常に精密な作りで機能性に優れ、高い品質を有していますが、デザイン面でも独特なオーラがあり、見た目や質感の点でも非常に惹かれるブランドです。確かにクラシックの系譜を踏んでいるのですが、ただレトロな感じでは無く、洗練された知性、センスと男っぽさも感じさせるデザインです。
lazare studioは8月13日土曜日から、アジアでは初めて、まずグローブスペックス渋谷店から販売を開始します。グローブスペックスの代官山店と京都店も少し後から紹介を行い始めます。新しい魅力を持った新ブランドを、ぜひ見に来て下さい!
]]>
こんにちは。
京都店の岡田です。
3年ぶりに京都の夏の風物詩、祇園祭が執り行われ大変な賑わいを見せていました。
グローブスペックス京都店のある新風館も山鉾巡行が行われる通りから近いこともあり非常に多くのお客様にお越しいただきました。
ありがとうございます。
本当にたくさんのお客様に支えられ現在3年目を迎えましたが、多忙のため京都店では一緒に働くスタッフの方を若干名募集しております。
眼鏡の仕事はファッションとしての楽しさと専門知識や技術的な側面の両方があり、とてもやり甲斐のある仕事です。
本当に似合う眼鏡との出会いをお手伝いできたり、視力や度数の部分でお客様の生活を改善できたりと直接的にお喜びいただける事が何よりも魅力的な仕事だと感じています。
応募を希望される方や関心がありとりあえず話だけでも聞いてみたいという方も下記までご連絡をいただければと思います。
株式会社グローブスペックス京都店 担当岡田まで
Mail : kyoto@globespecs.co.jp
詳細は以下もご覧ください!
http://www.globespecs.co.jp/news/information/detail.php?id=67&fr=def
ご連絡お待ちしております。
]]>こんにちは!プレスのはたちです。
今回はNYより到着したばかりのSelima Optiqueをご紹介いたします
セリマの過去のカタログ。色使いや登場するモデルのリアル感。かっこいいですね。
グローブスペックスが創業されたのが1998年。創業前から代表の岡田と親友関係にあったのがデザイナー兼オーナーのセリマ・サラーンさんです。岡田が弊社を立ち上げる時、「GLOBE SPECSが軌道に乗ってから商品の支払いでいいわよ!」と先に商品を納品してくれたり、岡田がNYを尋ねたときは幾日もセリマさんのSOHOのアパートメントに泊まらせてくれたこと、その時セリマさんのアパートメントにいた数多くの動物たちに岡田がまみれたこと(笑)など、セリマさんの愛情あふれた話を私も聞いたことがあります。信頼関係があればこそですね。
そんなセリマはJay-Zやビヨンセ、レニー・クラヴィッツ、そしてロバート・デニーロなど数多くのミュージシャンや俳優、June Ambroseなどファッション業界の大物も顧客に持ち、今アップカミングなゼンデイヤが個人的に買い物するなど、NYのファッションシーンには欠かせないブランドでありショップです。
彼女の作り出すクリエイションの魅力はなんと言ってもトレンドに流されない力強い存在感のあるデザインと掛けた人の印象を特別な存在へと押し上げ、大胆なデザインなのにどこか色気のあるスタイルを生み出してくれる事です。レトロなのにモダンで、懐かしいのにどこか新しい。ぎりぎりを攻めたデザインが見る人の心を鷲掴みにしているのではないでしょうか。上にご紹介しているカタログもセリマの過去のカタログですが、Y2Kの雰囲気が満載でエイジレス、ジェンダーレスなモデル(プロのモデルでなくセリマの友人や一般の方々)を使った構成で今見てもとてもカッコ良いです。
NYのソーホーにあるSelimaのセレクトショップ「Bond 7」にて。NYのアーティストが描いた壁のグラフィックがとても良い!!
今年3月に岡田がNYヘ出張した際にセリマのお店をのぞいてみると、そこには非常に新鮮で独特のスタイルを持った新作がたくさん並んでいました。
今回、買い付けしてきた最新モデルと80'sのヴィンテージ「Dior」がGLOBE SPECSに続々入荷してきました。1980年代を彷彿とさせるモデルの数々。レトロでポップで大胆で、ファッションが最高に盛り上がった黄金時代の雰囲気を感じられ、ファッションとアイウェアの可能性を想像してみると、なんだか、楽しくなってきました。
それでは早速ご紹介いたします。
ボールドテンプル(まるでゴーグルのような)とカーブのついたスクエアフロント、イエローレンズのコントラストと80'sのムードを凝縮させたサングラスはかのジャクリーン・ケネディが愛したギリシャの海運王アリストテレス・オナシスが60年代にスーツスタイルで掛けていた極太テンプルの格好良さ
続いてはDiorのビンテージフレームです。
フロントの大振りで緻密なデザインからサイドにつながるテンプルデザインまで作り込まれた美しさと今の時代では見ない新鮮なサイズ感、かけた時の抜けが最高に可愛いDiorビンテージ。いかようにも掛けこなせる自由さと抜群の存在感はさすがです。
そして誰もが掛けて見たくなったこちらのモデル。マネキンが巻いているのもセリマオリジナルのシルク100%のスカーフです。
ラウンドタイプはジャニス・ジョプリンの掛けていたようなビッグサングラス。
スクエアシェイプはレトロシックで雰囲気ある表情を作り出します。
大振りなアクセサリーやヘアスタイルとのバランスも楽しめそうな華やかさもあります。
続いてはこちら!
スクエアシェイプのサングラス。
瞳が透ける程度の薄いカラーのサングラスです。フレームも何色か入荷しました。
次はユニセックスでご利用いただける小ぶりなサイズのこちらのモデル。セリマ独自のハイブリッジがクラシカルだけど新しい。ヴィンテージが大好きなセリマ。デザインするアイウェアにも投影されていますね。
その他にもたくさんのフレーム、サングラスが入荷しております。
現在、渋谷店にはNYのセリマの店の雰囲気も表現したディスプレイでコレクションをご覧いただけます。是非みなさまにも手に取っていただきたいものばかりです!!
今回ご紹介した商品は全て渋谷店にてご覧いただけます。順次、代官山店や京都店にも入荷いたします。
ウェブマガジン フイナムに岡田が書いたブログでもセリマについてご紹介しておりますので、是非読んでみてくださいね。
]]>
コラボシリーズ第三弾!O.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.の新作をご紹介いたします。
実際には存在したアイウェアではないが、「こんなヴィンテージアイウェアが有って欲しかった」と思うデザインをメンズアパレルブランドのOLD JOEのデザイナー・?木雄介氏とGLOBE SPECS岡田が一緒に形にしていったコレクション
メンズアパレルブランドOLD JOEとGLOBE SPECSのコラボシリーズがスタートして三度目のリリースとなる2022年春夏のコレクション。オーセンティックでまるでデッドストックのような雰囲気でありながら、常に新たな魅力を付与したクラシックスタイルを提案しています。アセテートフレーム3型、メタルフレーム2型が新しく登場します。
METAL
メタルフレームにはスクエアとラウンドの2型が登場。
「クラシックでおしゃれなスクエアフレームを作りたい」というデザイナーの強い願望から生まれたMONK。洗練された他にはないスクエアフレームが完成しました。ラウンドシェイプのPARKERは、より多くの人にフィットしやすいサイズ感でご提案致します。テンプル部分に施されたプラスチックパーツが程よいアクセントになっています。(2色のカラーよりお選びいただけます。)
玉型と色展開はこちらになります。
ACETATE
1920年代初期のアメリカに存在していた細身で繊細なデザインのプラスチックフレームを、高密度アセテートという新たな素材を使用して再現しました。通常のアセテート生地では強度の視点から一定以上の細さにすることが難しく、ある程度のボリュームが必要とされていましたが、新素材の登場により質感はそのままに細やかなデザインを実現することが可能となりました。
玉型と色展開はこちらになります。
軽やかに美しく洗練された印象を作り出してくれる小ぶりのサングラス。
ユニセックスでご利用いただけます。
この夏の1本にいかがでしょうか。
グローブスペックス全店並びに全国のお取り扱い店にてお求めいただけます。
]]>
ファッションブランドScyeさんとGLOBE SPECSのコラボシリーズ第三弾がついに発売となります。
今回はファッションとアイウェアをより良い形で見せられないかと考え、Scyeさんのお店にお邪魔して洋服との合わせでビジュアルを作成してみました。
Scyeとグローブスペックスが双方の豊富な経験を撚り合わせ、ファッションの世界とアイウェアの世界、両面からクラシックな世界観と時代の空気感を織り交ぜたコレクションである「Scye SPECS」
服好きなグローブスペックスの岡田はScyeを、メガネが好きなScyeのメンバー達はグローブスペックスのアイウェアを、お互いに愛用し合っていた事からスタートしたプロジェクトも今回で3回目。今回はモデルごとに異なる意匠を凝らしたスクエアスタイルの3型が登場。モデルごとのストーリーも必見ですよ。
OFFICER
“美しいウェリントンを作りたい。“ そんな思いから生まれたのがOFFICERです。1950年代にUSS(UNITED STATES SAFETY SERVICE)が軍人達が退役する際に支給していたメガネをモチーフにデザインされました。クラシックオーセンティックでありながら、モダンなデザインを落とし込んだ無駄のないウェリントンが仕上がりました。4色展開。
MALIK
マルコムXが掛けていたフレームをベースに現代のデザインにアップデートしたのがMALIK。1950年代のアメリカでゼネラル・エレクトリック社の冷蔵庫やキャデラックなどに用いられた未来に対する夢や希望を表現したデザイン、”スピードライン”をヒンジとブリッジ部分に取り入れました。4色展開。
HEX-BAR
ご好評いただいていたP-BARにバリエーションが増えました。ヘキサゴン(六角形)のようなシェイプにバーブリッジを組み合わせたHEX-BAR。シルバーとゴールドのメタルフレームにそれぞれ2色のレンズカラーがお楽しみいただけます。
グローブスペック全店、Scye Mercantileでお求めいただけます。気になる方は是非店頭にてお試しくださいね。
]]>
今回はスペシャルなコラボレーションのお知らせです。
この度、AHLEMから世界的アーティストBECKとのカプセルコレクションを発表することとなりました。このスペシャルコラボレーションは、AHLEMとBECKの長年の親交と互いのリスペクトから誕生しました。メタルとセルの2型が登場し、モデルごとに世界限定100本(各色50本)のみの生産となります。カラー展開はBECKによって精選された2色展開です。
ロサンゼルスへの愛情と物作りへのこだわりによって結ばれた2人は「革新を続けながらも伝統を重んじる」という共通の価値観によって生み出された今回のコレクションでは、BECKのオフタイムのアンジェレノ(ロスっ子)とオンタイムのロックスターという2面性を表現しています。
オフタイムを表現したアセテートサングラスはBECKが使用している3つのAHLEMのサングラスの要素を再構築した特別仕立てとなっています。
植物由来のイタリア製アセテートを使用し、大胆なライン、クラシックなキーホールブリッジ、フロントの中心部分を二分するアールデコ様式の段、テンプル芯に描かれたアクセントにより、個性的で控えめな魅力が注入されたタイムレスなモデルとなっています。
またステージ上の華やかBECKをイメージしたメタルサングラスにはサングラス部分が跳ね上がるフリップアップレンズとエレガントなヴィンテージ仕様となっています。
ディテールも立体的に斜角のついたテンプルデザインやハンドハマーで丁寧に加工されたリムなどこだわりが凝縮されており、それらが醸し出す質感と輝きにより無駄のない洗練されたデザインに仕上がりました。
サングラス部分をあげるとこんな感じになります。
オリジナルケースと彼自身が描いたメガネクロスと共にお届けします。またコレクションの収益の75%がBECKの選んだLAの動物保護施設へ寄付されます。
発売時期は本日27日(水)よりグローブスペックス全店舗並びに下記の取り扱い店舗で一斉発売となります。
(尚、グローブスペックス全店ではご来店いただいた方からの先着順での販売とさせていただきます。
SUPER A MARKET(Tokyo)
LETHOLOGICA(Nagoya)
Parts(Osaka)
サンティトル(Osaka)
MONO OPTIQUE(Kobe)
33spectacles(Okayama)
鶫TSUGUMI OPTICAL(Nagano)
最後に、偶然ご来店された寺本さんと一緒に掛けてみましたが、いかがでしょうか。
いよいよ本日27日発売スタートです!! どうぞお楽しみに。
]]>こんにちは!
来たる4/8(金)より渋谷店を皮切りに京都店、代官山店にて春夏の新作をいち早くご覧いただける新作受注会を開催いたします。この春にグローブスペックスが日本総代理店を務めるブランドより発表された新作アイウエアが揃います。
魅力的な新作モデル・ニューカラー含めたフルバリエーションをご覧いただけ、ご試着、オーダー頂けるスペシャルな機会です。是非ご来店下さい。
・当日はコロナの感染予防対策を徹底し,安心してご覧いただけるよう努めて参ります。
・対象ブランド:Anne et Valentin, AHLEM, DIANE TAYLOR, GERNOT LINDNER, LA LOOP, Lunor, Lesca LUNETIER, Scye SPECS, O.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.
開催日時:
2022年4月8日(金), 9日(土)
グローブスペックス渋谷店
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
4月15日(金), 16日(土)
グローブスペックス京都店
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
5月3日(火), 4日(水)
グローブスペックス代官山店
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
※本受注会へのご来場は予約制となっています。ご予約はTEL, メール, HPから承ります。
また受注会の際に代表、岡田のお見立ても希望される場合には、その旨も予約の際にお申し付けください!
【新作受注会のセッション時間】
1回目 11:00-12:00
2回目 13:00-14:00
3回目 14:15-15:15
4回目 15:30-16:30
5回目 16:45-17:45
6回目 18:00-19:00
📞渋谷店:03-5459-8377
📞代官山店:03-5459-3645
📞京都店:075-241-0876
Contact: mail@globespecs.co.jp
]]>こんにちは。
京都店の岡田です。
今回は選ぶものによって印象がかなり変わるレンズシェープについて。
それぞれの特徴とかけた時の印象についてまとめてみましたので、初メガネを選ぶ際やいつものメガネから印象を変えたい場合の参考にしてみてください。
の順番にご紹介します!
?丸系
・ラウンド
いわゆるな“丸眼鏡”。
実はほとんどの場合レンズの形はまんまるではなく、横が縦よりもちょっとだけ長くなっています。
目の錯覚でかけた時は少しだけ縦長に見えるのでちょうどまんまるに見えるようになっているのだとか。
ラウンドのレンズシェープは以前の記事【眼鏡デザインの変遷】で登場していることからもわかる通り、かなり昔から存在している形です。
正円に近ければ近いほどクラシカルでやや個性的な印象になることが多いです。(もちろんフレームのデザインによりますが)
かけると優しげに見えるレンズシェープでもあるので、怖い印象を与えたくないということで選ばれる方もいらっしゃいますね。
サイズ選びが他の形よりもシビアで、少し小さめで選ぶとかけやすくなります。
またレンズの大きさは小さめのフレームが多いので、目が悪くていつもレンズが厚くなってしまう方にもおすすめの形です。
・ボストン
上の部分を少し潰したような丸型。
丸系のレンズシェープの中では比較的馴染みが良くかけやすい形です。
「丸眼鏡はかけてみたいけど自分には似合わない」と感じてらっしゃる方はぜひこの形を試してみていただきたいですね。
サイズ感さえ合っていれば割と誰にでも似合いやすい形だと思います。
ラウンドと同様かけた時には柔らかく優しげな印象を与えられるレンズシェープですね。
こちらもかなり昔から存在している定番の一つで、メタルでもプラスチックでも様々なメーカーさんから出ており自分に合ったものを探しやすいのも特徴ですね!
ちなみにこの形、日本ではボストンと呼ばれていますがアメリカではP-3(ピースリー)、ヨーロッパではPanto(パント)と呼ばれています。
豆知識。
・クラウンパント
ボストン型のフレームの上部を平らにした形で、クラウンとは“王冠”の意味です。
フランスの伝統的な形で近年日本を含め世界的にも人気ですね。
フレンチテイストのファッションとの相性は間違いなく良いです。
個性とかけやすさのバランスはラウンドとボストンの中間程度のものが多いような印象です。
丸系なので優しげに見えますが、上のカクカクがある分ボストンよりもややシャープな印象を与えられます。
こういうバランスの良さも人気の理由なんでしょう。
・オーバル
横長の楕円形。
丸系の中ではややかっちりした印象を与えられるレンズシェープです。(特にメタルフレームでは)
とはいえ四角系よりは柔らかな印象になりますので、カジュアルすぎない程度に優しげな印象で眼鏡をかけたいという方には特におすすめできるシェープです。
固いご職業の方でも取り入れやすいかと思います。
?四角系
・レクタングル(長方形)
多分スクエアと呼ばれることの多い形だと思いますが、後ほどまさしくスクエア(=正方形)の眼鏡もご紹介しますのでここではレクタングル(=長方形)と呼びます。
こちらはイメージ通りかと思いますが、全シェープの中で最もかっちりした印象を与えられる形ですね。
そのため信頼感が求められる仕事の方や眼鏡で知的な印象を与えたい方におすすめです。
縦幅の狭いものほどよりかっちりとした印象になります。
かけやすいデザインのフレームも多いので今まで使っていた眼鏡の印象を大きく変えたくないという方にも人気です。
・ウェリントン
上が長めの台形。
クラウンパントがフランスの伝統的な形であるのに対して、このウェリントンはアメリカの伝統的な形です。
こちらも以前の記事【眼鏡デザインの変遷】で登場しています。
元々はアメリカのVIPが工場視察の際にかけるセーフティーゴーグルとして使われていた形でもあります。
少し前ほどではないものの、今もなお根強い人気のスタイルですね。
四角系のかっちり感もありつつ丸系に近いので固くなりすぎないレンズシェープです。
丸系の眼鏡をかけていてイメージチェンジをしたい場合などにもおすすめです。
・スクエア
正方形。
あまり作っているメーカーさんも多くないレンズシェープです。
かけた時の印象としては割と個性的な印象になります。
直線がメインのデザインなので顔立ちをくっきりと見せてくれて、程よい優しさや個性もアピールできるスタイルです。
人を選ぶもののかける人によってはこれ以上ないくらいに似合うデザインでもあります。
人と違うものが欲しいという方にはピッタリのスタイルですのでお店で見かけたら是非かけてみてください。
?その他
・多角形
最近徐々に人気が出てきている感じのあるレンズシェープです。
上の写真のように六角形や八角形のフレームが多いですが稀に五角形のデザインもあったりします。
眼鏡単体で見ると一見奇抜に見えますが、かけてみると思った以上に馴染みが良くかけやすいのがこのレンズシェープの特徴です。
かける場面を選ばない実用性と少しの遊びの要素も兼ね備えているスタイルなので人気になるのも頷けます。
定番の形は一通り揃っている方が新しいデザインとして取り入れるのにもいいですし、案外最初の一本としても使い勝手はいいと思います。
・菱形
前述の正方形と同様に作っている会社の少ないレンズシェープですね。
どうしても上と下の角になっているところに目がいくためちょうど良いサイズでかけないと違和感が出やすいですね。こちらもかける人を選ぶスタイルです。
上下の角を結んだ線上あたりに目が来るとちょうど良いサイズですね。
かなり個性的になるものの、似合う人にはめちゃくちゃ似合う形でもあるので人と同じものでは満足できないという方は是非チャレンジしてみてください。
・ティアドロップ(アビエーター)
日本ではあまり人気ではないものの、アメリカやヨーロッパでは年齢や人種を問わず好きな方も多い形です。
元々パイロット用のサングラスとしてできた形ということもあり、力強い印象を与えられるレンズシェープですね。
そのような印象を逆手にとってアメリカでは若い女性があえてこのスタイルの眼鏡をかけるというのも流行っていました。
定番の形でありながら選ぶ方は多くないですが、今後何かのきっかけがあれば人気になりうるスタイルかもしれません。
個人的にはとても好きなデザインです。
・キャットアイ
フォックスとも呼ばれていますね。サイドがキュッと釣り上がったデザインです。
お店でも最近じわじわと人気になってきている印象を受けますね。
この形はフレームの上部に目線を誘導してくれるため、目力を上げてくれて顔の輪郭も引き締めて見せてくれる効果があります。
昔のイメージでいわゆる“ザーマス眼鏡”や怖い人に見られそうということで敬遠している方もいらっしゃるかと思いますが、最近のものはやや丸みを帯びていたり、縦幅のあるものが多いのであまりキツイ印象にはならないものが多いです。
目元を魅力的に見せてくれたり顔の引き締め効果は抜群のレンズシェープなのでぜひチャレンジしてみてください。
大まかにまとめるとこの辺りでしょうか。
これらに該当しないレンズシェープももちろんありますし、同じ形でもフレームの素材や色、太さなどでも印象は大きく変わります。
ですが知っておくと眼鏡で与える印象をコントロールしやすくなるかと思いますので、ファッションでの合わせや次の眼鏡選びの参考にしていただければと思います。
]]>いつもグローブスペックスをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
グローブスペックス渋谷店は毎週木曜日を定休日とさせて頂きいておりましたが、3月より定休日はなくなり、通常営業となります。
営業時間は12:00 - 19:00までとなります。
何卒どうぞよろしくお願いいたします。
グローブスペックス
]]>お客様との会話の中から出て来るお悩みや疑問を、お客様と一緒に考えて解決していくシリーズ。今回はリモートワークが普通になってきた今必見!
vol.13「進化版老眼鏡」です。
40歳前後で現れてくる「老眼」
眼鏡を作るきっかけになることも多いと思います。
お店でのこと#5「手元が見えづらい」 ・・・過去の記事もご覧下さい!
#5の記事でも少し触れましたが、手元用の眼鏡を作りに来る方が、知っている様で以外と試してみないとわからないことがあります。
それは、「老眼鏡で離れた距離の物は見えない」ということです。
特に老眼が進んだ50歳以上の方は顕著に感じられると思います。
離れた距離の物とは...
下記の図をご覧下さい。
東海光学ホームページよりhttps://www.tokaiopt.jp/product/p420200/
手元を見やすくする加入度数(左から3列目)が上がるほど、遠くが見える距離(遠点・右端)が小さくなります。
老眼が進んだ場合、老眼鏡(近用単焦点)だけでは少し離れた新聞の文字やパソコンの画面を見ることが難しくなってきます。
パソコンでの作業が必須の今、手元と画面を交互に見ることが多くなってきていると思います。
そんな時、便利なアイテムがあります!
それは、近々両用レンズ(近用ワイドレンズ)です。
近々両用レンズとは...
あまり聞き馴染みのないレンズだと思いますが、近々両用レンズとはデスクの手元とそこから少し離れた近方をみやすくしたレンズで、従来の手元用レンズ(近用単焦点)が、近方の一定距離(30cm~40cm位)しか見えないものを、近方における明視距離にゆとりをもたせたものになります。
レンズ上方で、デスク上のやや遠い距離のものを、下方でそれよりも手前のものを見させるレンズで、広い手元と奥行きのある中間までが見渡せる様に設計されたレンズになります。
HOYAホームページよりhttps://www.vc.hoya.co.jp/
レンズの中心から下方は近用単焦点と同様に使用することができ、中心より上方は奥行きのある所を見渡す部分になっています。
HOYAホームページよりhttps://www.vc.hoya.co.jp/
少し説明が長くなりましたが、簡単に言うと「少しだけ先が見える老眼鏡」ということになります。
今回のテーマ「進化版老眼鏡」はここから名づけました(笑)
遠近両用レンズではだめなの...
もちろん、遠近両用レンズでもお使いいただけると思います。ただ、一般的に遠近両用の場合パソコンを見やすい場所がレンズの中心より下側にあるため、画面を見る時やや顎を上げて見ないといけなくなります。長時間の作業となると、姿勢も悪くなり疲れの原因になる場合もあります。
最後に...
リモートワークが浸透してきた今、モニター越しで素敵に見える眼鏡を探されてる方も多いと思います。せっかくなら、レンズもそれにあった便利なものにしていただくのも良いのではと思います。もちろん、話だけだとよくわからない部分もあると思います。実際にトライアルしていただくことも可能ですので、気になった方は是非ご相談ください!
]]>今年も「ミュールバウアー」のオーダーイベントをやります!
毎年、年2回、春と秋に「グローブスペックス」の店舗を完全に「ミュールバウアー」の帽子店にして行なっているイベントです! 今回は2022年春夏シーズンのイベントです。
春夏の新作のテーマは「STICHES」。帽子を作る上で普段あまり強調しない「縫い目」に着目し、デザインのポイントにしたコレクションとなっています。
「グローブスペックス」で行なっているオーダーイベントは、まずスタイルを選び、その上で色や素材を指定していただきます。頭の大きさもちゃんと計測してオーダーするシステムなので何も妥協せずにピッタリの帽子が手に入るんです!
約100スタイルのサンプルが日本にやってきますが、その一部をご紹介します。
ウィメンズもいろいろと用意しています。
「ミュールバウアー」の春夏の帽子オーダー会は以下の日程で開催します。
2022年3月12日(土)
グローブスペックス渋谷店
東京都渋谷区神南1-7-5 1F
電話:03-5459-8377
2022年3月13日(日)
グローブスペックス代官山店
東京都渋谷区猿楽町11-19 アルファーストII 1F
電話:03-5459-3645
2022年3月19日(土)
グローブスペックス京都店
京都府京都市中京区場之町586-2
新風館1階
電話:075-241-0876
当日は混雑を避け、お客様にゆっくりと帽子選びを楽しんでいただくため、全6回のセッション毎の予約制となります。ご予約はご希望店舗へのTEL、メール、HPから承ります。
【セッション時間】
第1回 11:00 – 12:00
第2回 13:15 – 14:15
第3回 14:30 – 15:30
第4回 15:45 – 16:45
第5回 17:15 – 18:15
第6回 18:30 – 19:30
Mail : mail@globespecs.co.jp
私岡田はこの春夏、アップデートされたウッディ・アレンのスタイルをしたいと思っていて、「ミュールバウアー」をこんな風に合わせたいと思っています!
「ミュールバウアー」の帽子オーダー会、ぜひお越しください!
]]>
そんな今回は色について。
最近、気になるのが、黒でもべっ甲でもクリアでもなく「淡い色」。
女性はアクセサリーやメイクもするので、ガツンとした印象にしたくない日や軽やかに見せたい日はこんな「淡い色」がオススメです。ボリューム感あるフレームをあえて淡い色で掛ける事で、メンズライクな雰囲気に寄せつつ、ヌーディーな透け感でフェミニンさや、大人な雰囲気に見せてくれる万能カラー。
ついつい似たようなテイストの洋服を着てしまい、印象がマンネル化していたり、雰囲気を変えたい場合はフレームの色を変えることでスタイルも気持ちも新鮮にしてくれますよ。
肉厚な生地に光が当たり、キラキラと良い感じにエッジを際立たせてくれます。この際立ちがモダンにかける時のポイントになります。
モノで見るととっても淡いイロも肌に載せるとご覧の通り。
男性が掛けても、肌馴染みよく掛けられます。
力の抜け具合やこなれ感もあり、メガネ1点主義にならずファッションと共に軽やかに楽しんでいただけます。そして今だとマスクに合わせても怪しく見えない(←これ重要ですね)のでおすすめです。
お試しになりたい方はグローブスペックス全店と全国のAHLEMお取り扱い店にて!!
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
]]>
こんにちは。グローブスペックス京都店の岡田です。
先日縁あって神戸松蔭女子学院大学にてゲストスピーカーとしてお招きいただき、「アイウェアの仕事」と題して眼鏡のデザインや歴史、似合う眼鏡の選び方などについて色々なテーマでお話をさせていただきました。
身近なものでありながら意外と知らないことも多い眼鏡。
講義でお話しさせていただいた内容からいくつかご紹介したいと思います。
今回のテーマは眼鏡のデザインの変遷について。
今でこそ数多くの眼鏡デザインがあふれていますが、100年前には素材や技術的な問題で選べる眼鏡というものは実はかなり限られていたんです。
知っているとお店で見る眼鏡の見方が少し変わるかもしれない眼鏡の歴史についてご紹介します。
全てのデザインを紹介するのは現実的ではないのである程度割愛しつつ、その時代ごとの特徴的なものを載せています。
それでもかなりの文量なので前半と後半の2回に分けてご紹介します。
後半は1940年台から現代までです。
それではどうぞ。
【1940年台】
デザイン面で当時としては大きな変化となったのがこちらのモデル。
こちらはリムウェイと呼ばれるスタイル。
レンズの背面に沿って走るバーが鼻側と耳側の2点で固定されるデザインです。
フレームが目立ちにくく、洗練された印象を与えられる為人気となりました。
それまでにも同じようなデザインでレンズを鼻側の1点だけで支える構造のものもありましたが、2点で固定できるようになったことにより光学的な性能が大幅に向上しました。
機能性と合わせてかける人をより魅力的に見せるために、ファッションアイテムとしての眼鏡のデザインが進化したことを象徴するようなモデルです。
【1940年〜1950年台】
さらにこれまでの眼鏡とはかなり異なるデザインの眼鏡も登場します。
こちらはバーブリッジと呼ばれるスタイル。
文字通りレンズ同士を繋ぐ真ん中のブリッジと呼ばれるパーツが一直線のバーとなっています。
これは1920年台に開発された鼻当ての登場によりブリッジがレンズの中央付近にある必要がなくなったことで生まれた新しいデザインです。
高い位置にあるブリッジはかける人の鼻筋をスッキリと見せてくれます。
【1940年〜1950年台】
上記のように1940年台以降は主におしゃれや見た目の面でデザインが変化していくことが多いのですが、同時に第二次世界大戦に向けて各国が軍備増強に力を入れていった時代でもあります。
軍からの要請を受け眼鏡も更なる機能性の向上を求められました。
ダブルブリッジはまさにそんな時代を象徴するデザインです。
中央に走る2本のブリッジは眼鏡の剛性を大幅に向上させ、過酷な環境下でも歪みにくくなりました。
またこのフレームについている真っ直ぐのストレートテンプルは、空軍のパイロットがヘルメットをしたままで付け外しを可能にするために生み出されたものです。
アビエーターやティアドロップと呼ばれるレンズシェープもこの時代に生まれたもので、パイロットの視線移動を全てカバーするために開発されました。
余談ですが上の写真にあるフレームは宇宙飛行士ニール・アームストロングが人類初の月面着陸を成し遂げた時にかけていたモデルです。
凝ったデザインの眼鏡も好きですがこのような機能性や合理性を突き詰めて生まれたデザインは非常に美しく、個人的にもとても好きなフレームです。
【1940年台後半〜1950年台】
それまで眼鏡は主にアメリカを中心にメタルフレームが主流でしたが、1950年台以降はプラスチックを使用した眼鏡も増えていきます。
こちらはShuron社のコンビネーションフレーム。サーモントやブローとも呼ばれていますね。
上部に配置されたプラスチックは眉毛と同じようにかける人の顔立ちをくっきりと見せてくれます。
実際にこのモデルは眉毛の薄い軍人が威厳を出すために依頼をし作らせたものだとのこと。
眼鏡が視力矯正器具としてだけではなく自分を演出するための道具としても使われていたことがわかるエピソードです。
今ではこのコンビネーションも定番のデザインの1つですが、世界で一番最初に作られたのはこちらのShuron社のものとされています。
所謂“オリジナル”。そうやって聞くとこのモデル、なんだか急にかっこよく見えてきませんか。
【1950年〜1960年台】
プラスチックフレームが台頭してくる時代です。
それまでもセルロイドと呼ばれるプラスチックで作られた眼鏡は存在していたものの、可燃性や耐久性の面でより優れたアセテートという素材の普及で眼鏡のデザインも大きく変わっていきます。
素材の進化と合わせて当時の時代背景もプラスチックフレームの人気に拍車をかけます。
第二次世界大戦後、経済成長が続くアメリカでは一般家庭にテレビが急速に普及していきました。それに伴い画面上でより強いインパクトを残せる太いプラスチックの眼鏡が人気となっていったのです。
当時の世界情勢が眼鏡のデザインにも影響を与えており非常に興味深い時代です。
また写真のような眼鏡は当時のVIPが工場視察の際にかけるセーフティーゴーグルとしても使われていました。
【1970年台以降】
鮮やかなディスコミュージックが流行りテレビを通じて カラフルで派手な衣装で踊る音楽バンドを世界中の人々が目にした時代。
フレームはどんどん大きくなっていき、顔の半分以上をカバーするほどの大きな眼鏡も登場します。
デザインも機能性とは無縁のとにかく派手で目を引くようなものが増えていきました。
1980年台に入ると“ブランド名”がどんどん重要になりそれまでテンプルの内側に印字されていたブランド名は、より人目に付くテンプルの外側やレンズ上に表示されるようになっていきます。
さらに1990年台以降はそれぞれのブランドの眼鏡を担当するデザイナーの名前にも注目が集まるようになり、今日まで続くデザイナーズブランドも多数生まれていきます。
さていかがだったでしょうか。
長々と書きましたが今日に至るまでに眼鏡のデザインがどのように変化・進化していったかをまとめてみました。
眼鏡をかけていても、またお店で眼鏡を買う時にもなかなか聞くことのないお話だったかと思いますのでちょっとでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
]]>こんにちは。グローブスペックス京都店の岡田です。
先日縁あって神戸松蔭女子学院大学にてゲストスピーカーとしてお招きいただき、「アイウェアの仕事」と題して眼鏡のデザインや歴史、似合う眼鏡の選び方などについて色々なテーマでお話をさせていただきました。
身近なものでありながら意外と知らないことも多い眼鏡。
講義でお話しさせていただいた内容からいくつかご紹介したいと思います。
今回のテーマは眼鏡のデザインの変遷について。
今でこそ数多くの眼鏡デザインがあふれていますが、100年前には素材や技術的な問題で選べる眼鏡というものは実はかなり限られていたんです。
知っているとお店で見る眼鏡の見方が少し変わるかもしれない眼鏡の歴史についてご紹介します。
全てのデザインを紹介するのは現実的ではないのである程度割愛しつつ、その時代ごとの特徴的なものを載せています。
それでもかなりの文量なので前半と後半の2回に分けてご紹介します。
前半は1800年台後半から1940年台ごろまでです。
それではご覧ください。
【1800年台後半】
当時眼鏡は一部の特権階級の人たちが使うものでまだまだ一般の人が使うものではありませんでした。
そんな時代に流行っていたのはこんな眼鏡。
いわゆるローネットと呼ばれるものです。
必要な時だけ手に持ってかざすもので、ヨーロッパの貴族たちがオペラ鑑賞などに使用していました。
耳にかける今の眼鏡と同じようなものもありましたが、よりスマートでエレガントなスタイルのこの眼鏡が流行っていたそうです。
【1800年台後半〜1900年台初頭】
その後人気となったのは次のような眼鏡。
こちらはフィンチやパンスネと呼ばれるもの。
中央上部の輪っかになった部分がバネのようになっており、一旦広げて輪っかの下にある部分で鼻筋を挟んで顔に乗せてかけます。
鼻筋の高い人でなければ落ちてしまう仕様ですね。
また決まった位置でかけるのが難しくかける時にレンズが回転するため、今の眼鏡に比べると乱視のある人や強度近視の人にはあまり実用的ではないデザインです。
しかし当時としては最新の洗練されたデザインでとてもおしゃれなものでした。
【1910年〜1920年台前半】
このあたりから今の眼鏡のデザインにかなり近いものになり、耳にかける機構(テンプル)がついたものが主流になっていきます。
こちらはカーブしたブリッジを鼻筋に乗せる一山式と呼ばれる眼鏡。英語ではSaddle Bridge(サドルブリッジ)と呼ばれています。
左右のテンプルとブリッジの3点で眼鏡が固定されるためずれにくく、視力矯正器具としての性能がアップしました。
眼鏡の選び方も現代とはかなり違いがあり、当時の眼鏡店にはカーブ具合の異なる様々なブリッジが用意してあり顧客の鼻筋に合ったものを選んでいたそうです。
レンズについても数あるシェープの中から選んで組み合わせることができました。
オーダーメイドのような買い方が一般的だったんですね。
(写真にあるレンズシェープはあくまで一例であり、実際にはラウンド・スクエア・オクタゴンなど様々な形があります)
【1920年台半ば〜1940年台】
1920年代には鼻当てが開発されます。当時世界最大の眼鏡メーカーであったアメリカンオプティカルによって発明されたそうです。
今は当たり前についている鼻当てですが当時としては画期的な発明でした。
鼻当てがついたことでさらに安定してかけられるようになり光学性能とかけ心地が向上しました。
またこの時代の眼鏡はフロントとテンプルを繋ぐヒンジと呼ばれる横のパーツがレンズの中央付近の高さについているのが特徴です。サイドマウントと呼ばれるスタイルのフレームです。
一山式の眼鏡もまだまだ多く出回っていましたが段々と鼻当てのついたものが主流になっていきます。
【1930年〜1940年台】
上記サイドマウントの進化系としてフルビューと呼ばれるデザインが登場します。
レンズ横のヒンジが中央あたりから上の方に移動しているのがわかります。
ヒンジが視界の妨げにならずより見やすくなるようにするための工夫でした。
前半はここまでになります。
このように1940年台まではおしゃれのためのデザインというよりは機能性を向上させるためにデザインが進化していきます。
上の写真にある眼鏡は全て実際にその時代に作られたヴィンテージのものですが、デザイン的には現代の眼鏡とあまり変わらないことがわかりますね。
眼鏡のデザインが機能面で今のものにかなり近いところまで進化したので一区切りとしてここまでを前半としました。
後半では1940年代以降のデザインの変遷についてご紹介します。
ここからの時代は機能性以上に、かける人をより魅力的に見せるためファッションアイテムとしてもデザインが変化していきますのでぜひお楽しみに。
]]>NUTS ART WORKS比内画伯の個展、いよいよ始まります!
グローブスペックスの3店舗がファサードのサインと、店内のアートワークでお世話になっているNUTS ART WORKSの比内画伯。2020年8月13日に投稿したブログでチラッと触れていましたが、その時から然るべき時期を模索していた比内さんの力作をお披露目する個展がいよいよ開催されます!
https://b.houyhnhnm.jp/okada_tetsuya/2020/08/13/27875/
https://b.houyhnhnm.jp/okada_tetsuya/2021/11/16/55926/
プレビューに行ってきました。
個展のタイトルが語っている通り、言葉による説明よりも作品そのものがより雄弁に語っています。これらを見てください!
1800年代中期より見られたガラスに銀箔や金箔を使用したグラスサインの手法で、約100年前その全盛期にはヨーロッパの有名メゾンや百貨店で盛んにそのグラスサインが作られていたようです。高い技術力を要し、工程が複雑であることから次第に見られなくなった手法だそうです。
比内画伯は、数少ない文献を頼りにトライアンドエラーを繰り返して、このグラスサインの技法の再現に成功、この迫力ある作品群を完成させたのです!
この個展は必見です!ぜひ見に行ってください!
NUTS ART WORKS / Naoto Hinai
EXHIBITION
“WORKS SPEAKS ELOQUENTLY THAN LIPS!!!”
会期: 2022 年2月11 日(金)~ 2 月27 日(日)
場所: SAI
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
時間: 11:00 - 20:00 (無休)
電話: 03-6712-5706
メール: info@saiart.jp
Instagram : https://www.instagram.com/sai_miyashita/
左から「Old Joe」の?木さん、「Phaeton」の坂矢さん、「NUTS ART WORKS」比内画伯
]]>
長身の高久は洋服が似合うのと、ビンテージやデザイナーの服が好きなようで、今日はファッションチェックをさせてもらいました。
今日のスタイルは??
『ストライプのジャケットはジョンガリアーノのアーカイブ。ニットベストはマルジェラ。スラックスはなんでもないものですがシルエットが気に入っています。スニーカーはガリアーノのマルジェラです。』
とのこと。
今日のブログを書いている砥上は女性ですが、わたし自身、メンズの服が好きなのと、メンズファッションにある意味、憧れがあるので、女性よりも男性のファッションについ目が行くのです。グローブスペックスにはさまざまな年代のスタッフがいるので、それぞれの個性があり、アイウェアとのコーディネートは見ていて楽しいですし参考になることも多いですね。
高久は比較的最近グローブスペックスの仲間になったスタッフなのですが、彼がグローブスペックスで欲しいアイウェアを教えてもらいました。
AHLEMのVICTOIRES です。
このモデルはファッション感度が高めの方に大変支持されているモデルなのですが、高久のハートもキャッチしたようです。鼻側のレンズのシェイプが削ぎ落とされたデザインとシングルのバーブリッチがAHLEMならでは。クセがありつつ、品もあり、とてもかっこいいスタイルです。正直、これがフィットする方はすこし限られるモノなのですが、掛けた時に、すこし違和感があるアイウェアこそ、こなれた感じが演出できるので、アイウェアの新たなコーディネートとして是非提案したいモデルなのです。
このブログでは眼鏡の光学的側面のしっかりしたご情報とともに、ファッションの事、アイウェアとのバランス、お店の事、スタッフのこと、グローブスペックスにまつわる人、モノ、コト、などなどお役に立てることや楽しいことを書いていきたいと思います。
今日はご拝読ありがとうございました!!
それではまた次回をお楽しみに!
]]>先日ビンテージのミリタリーパンツのことをブログに書きましたが、今日はビンテージクロージングについてです。「Scye」や「Old Joe」の服もデザイナーの方のクリエイティビティーや世界観が感じられて非常に好きなのですが、ビンテージの服にはまた別の魅力があります。年月を経た生地の風合い、今の服とは違うディテール、柄、フォルムなどに、ビンテージならではの魅力を感じることが多々あります。またその気に入った仕様のビンテージが、たまたま自分にピッタリの大きさで見つかると感動に近いものがありますね!
自分が愛用しているビンテージの中から特に気に入っているアイテムをご紹介します。
1960年代初頭の米国、IVY LEAGUEの大学に通う学生たちのスタイルを日本に紹介したアイビー黎明期の名書「TAKE IVY」がありますが、この本が伝える当時のアメリカの雰囲気がとても好きです。私自身1960年代後半から数年、父の転勤でNYに移り住み、当時の空気や感性を肌で感じていましたが、昔の写真を見ると夢の様な光景の中に自分がいました。
そんな時代のアメリカのIVYらしい、1960年代くらいのスタジャンがこれ。スナップボタンではなく掛けボタンで袖口や腰回りはキュッと絞ってありますが、袖や胴回りはゆったりしていてとても好きなスタイルです。生地は一見メルトンの様に見えますが、実はもっと柔らかい素材で非常に楽チンです。パンツは先日も紹介した同じく1960年代くらいのデンマーク軍のミリタリーパンツです。もう50年ほど前に作られたパンツですが、とにかくこれは生地感が素晴らしい!
レターやワッペンが付けてあるスタジャンも多いですが、このようにシンプルな方が個人的には好みです。
メガネも同時代の「アメリカンオプティカル」社、ビンテージのブロウタイプを合わせてみました。
ビンテージのスタジャンとビンテージの眼鏡で、今の時代にも良い雰囲気の新しいIVYスタイルにしてみました!
上から羽織ったコートは警備か警察で使われていたと思われるもので、危険な作業をする場合にはオレンジ側を表にして着ていたようです。コートとスタジャンは、どちらも高円寺の「ROSCOE」さんで見つけました。オーナーの多田さんの品揃えはとっても良いです! お店に行ってみると欲しいアイテムがたくさんあります。
もう一つはスーツとチェスターフィールドコートのブリティッシュなジェンツスタイル。こう言った1940年代〜50年代くらいのスタイルも非常に好きなのですが、ビンテージものは生地感やスタイルなど本物ならではのオーラがあります。
スーツは1940年代のテーラーが作ったもの。パンツの丈が少し短かかったのですが、ウエストは大きかったのでサスペンダーで下げ目に穿けば全く問題なしでした。チョークストライプが40’sらしいスーツで、大きめのラペルもビンテージのスーツならではです。太めのバギーパンツも良い感じ!
合わせたトリコロールカラーのストールは「ROSCOE」の多田さんがアメリカで箱入りの状態で買い付けたもの。「Aldens」と言うメンズショップで1960年代くらいに扱っていたものです。
合わせた丸メガネは「Lesca Lunetier」の「BURT」です。
チェスターフィールドコートも同年代の英国もの。やはりラペルが大きめで、ウエストがキュッと絞り込んであります。このコートで一番好きなディテールはバックベルト。昔のNYやロンドンを舞台にした映画で、よくこのようなスタイルのコートを羽織っているのを見ますが、私の好きなスタイルです。このチェスターフィールドコート、奇跡のスタイルとサイズで、自分のためにあつらえたかの様にピッタリなんです。スーツとチェスターコートとも、英国ビンテージの名店「David’s Clothing」で見つけました。
合わせたメガネは1960年ぐらいに作られた「ボシュロム社」製の「VIP Safety」です。
もう一つとても気に入っているビンテージのコートは1980年代の「バーバリー」製の「Trench 21」。しかも、このネイビーは極めて珍しいタイプだそうです。シルエット、デザイン、温かさすべて抜群によく、高密度のコットンは雨も弾いてくれます。なかなか見つかりにくい希少なコートが自分にピッタリのサイズで手に入ったので、ずっと大切に着ていきたいと思っています。
襟元まで回り込んだ暖かいウールのライニングが特徴的です。
合わせたメガネは「Lesca Lunetier」の最新モデル「Yves」。
ミリタリーパンツのブログでも紹介しましたが、「Vinson House」を運営され、「グローブスペックス渋谷店」のすぐ近くにある名店「Illminate」のバイヤーを務める雨宮さんが買い付け、私の元にやってきました!
今作っているものではないので、デザインとサイズがピッタリのビンテージに巡り会えたら、一期一会の「モノ」との出会いですね! またリスペクトし、信頼できるバイヤーのいるお店では、その「モノ」に関してのいろんな興味深い話も聞くことができ、ますます自分のところにきたビンテージに愛着が湧きます。
大好きな行きつけのお店で手に入れたものをご紹介しましたが、名バイヤーの皆さん、これからも長く愛用できるビンテージのバイイング楽しみにしています!
]]>
また古い時代のミリタリーの生地はすごくガッシリとした素材感に加えて年月を経た風合いも相まって、独特な味わいを感じるオーラを放っています。こういった古着をコーディネートに挟んで、最新の服と合わせるとこなれ感を出すことができ、よりファッションの奥行きも楽しめます!
ビンテージのミリタリーパンツには非常に優れた美しさを持っているモノが多々あります。実際に「格好良い」と思わせるデザインで軍服を作ることによって、士気やプライド心を上げられるので、意図して格好良いデザインにしていると言う話を聞いたことがあります。
私は個人的にファッションやスタイルを考える上で、パンツをしっかり押さえると全体がキマる、と思っています。その様なスタイルの決め手になり得る美しいビンテージのミリタリーパンツと、メガネの合わせをご紹介したいと思います!
英国軍のNo.2 トラウザーズ。第二次世界大戦時には野戦服として使われていたそうですが、フォーマルな場で着用されたユニフォームです。こちらは1968年製。とても美しいシルエットのパンツで、丈やウエストなどどこも直さずピッタリでした。「Scye」のガンクラブチェックのダブルジャケットを合わせました。
メガネは「Lesca Lunetier」でビンテージのクラウンパントゥです。
同じく英国軍のパンツですが、こちらは1940年代のデッドストックでした。前についているポケットはバンテージポケットと呼ばれ、包帯などを携行するためのものだそうです。40年代には野戦服として使われていましたが、前述のNo.2の前身のモデルの様です。このパンツも2cm丈出ししたのみであとは何もせずピッタリでした。「Old Joe」のチャイナボタンのロングジャケットを合わせました。
合わせたメガネは「Gernot Lindner」、スターリングシルバー製のラウンド型です。
こちらは1950〜1960年代に作られたデンマーク軍のパンツ。非常に肉厚なウールの質感と色がとても魅力的なパンツです。英国軍は非常にスマートなシルエットですが、こちらはかなりズドンと太め。深く入ったタックも良い味を出しています。「CASEY CASEY」のジャケットを合わせました。
合わせたメガネは「Anne et Valentin」の最新型で「ORLAN」。色も新色です。
こちらはまたまた英国もので1960年代「RAF」(Royal Air Force)、カーキドリルトラウザーズ。元はカーキなのですが、後染めで黒にしています。1950年代のパターンは外にカーゴポケットが付くそうですが、このタイプはそれもなく非常にすっきりとしています。モヘアニットとビンテージのチェスターフィールドコートと合わせました。
合わせたメガネは「Ahlem」の最新型「TOUR MAUBOURG」。
こちらはフランス軍の有名な「M47」。今でもいろんなファッションブランドがサンプリングするモデルです。穿いているのは1960年代の後期モデル。裾を2回折るくらい丈が長かったのですが、何回か洗ったらちょうどピッタリになりました! 「Old Joe」のチェックのブルゾンに合わせました。
合わせたメガネは「Lesca Lunetier」の最新型「YVES」です。
それぞれパンツの上にメガネを置いた写真を見ると、年数を経た生地の良い質感や味が見えると思います。
「VINSON HOUSE」の雨宮さん、「ROSCOE」の多田さん、いろいろとビンテージのミリタリーパンツのこと教えてくださり、ありがとうございました! いろんな合わせで楽しませてもらいます!
]]>
こんにちは、岡田です。
「グローブスペックス」ではいくつかのビンテージやアンティークのアイウェアを取り扱っていますが、今日は「The Spectacle」をご紹介します。「The Spectacle」は「グローブスペックス」が1998年の創業時からずっと扱い続けているブランドですが、改めてその価値をご紹介します。
このブランドはリアルなアンティークとビンテージのメガネのコレクションです。メガネの世界では1950年代以降に製造されたものをビンテージと呼び(大体2000年くらいのメガネまで)、それよりも前に製造されたものをアンティークと呼んでいます。まずそれらをブランド化していること自体が非常に貴重です。時たま見つけたビンテージ/アンティーク アイウェアを販売しているのではなく、継続的に膨大な数のそれらを全米中とヨーロッパからも収集してアーカイブしているのです。
このブランドを創業し、今もブランドのオーナーを務めるのはJay Owens。米国ロサンゼルスを拠点にするアメリカ人です。Jayとは「グローブスペックス」を始める前、1995年にNYで知り合いました。初めは自分のキャンピングカーでアンティークショップ、メガネメーカーの古い倉庫、歴史ある眼鏡店のデッドストックなどを全米中旅して買い集め、また「アメリカンオプティカル」社や「ボシュロム」社など、主要眼鏡メーカーの全カタログも収集していったのです。20世紀に入って製造されたほぼすべてのメガネの情報をそこから収集することによって、集めてきたメガネを年代別のパーツに種別化してアーカイブを構築したのです。
Jayがブランドの初期の頃、自分で全米を旅しながらビンテージ/アンティークメガネを収集して回ったキャンピングカー。
それだけではなく、実際に当時それらのメーカーの勤めていた高齢の技術者を見つけ出し、当時の製造や最終の研磨、QCなどの教えを乞い、かつ当時の最終の研磨仕上げの専用機械なども入手していったのです。
さらには、1920年代〜40年代の金張りメタルフレームによく使われていましたが、今では入手が困難な「ベイクライト」樹脂の美しい鼻パッドも製造メーカーの古い倉庫などから大量に見つけ出しました。
その昔、実際に使われていた研磨の機械もこの様に入手しています。ブランド別の彫金細工のディテールもきちっと整理されています。
左は私、右はJay Owens。写真は2011年にロサンゼルスにあるJayの会社を訪れた際のもの。体育館のような広大なスペースにぎっしりとビンテージやアンティークメガネがアーカイブされています。
非常に華奢で細身の金張りが多かった50年代以前のアンティークフレームは、そのようなメガネに対して当時使われていた、ネジ溝のピッチが細かくネジ頭も薄い特殊なネジの設計図を入手し、当時の規格のまま新たにネジを製造することで、当時の品質維持やアフターサービスを可能にしました。
今はJayが信頼するディーラーが全米中から継続して彼に変わってビンテージとアンティーク眼鏡の収集を継続していますが、この話から皆さんも想像できる通り、Jay Owensとは尋常でない情熱、こだわり、実行力と突破力をもった人物なのです。また私が「グローブスペックス」をスタートさせる際、開業資金が乏しくなってしまった際に利益が出るまで支払いを猶予してサポートしてくれた、恩人かつ親友でもあります。
ロサンゼルスにあるJayのショップの前で。
上の6枚の写真はすべて1935年の「アメリカンオプティカル」社のカタログページから。
全米中から見つけ出された「The Spectacle」のビンテージとアンティークのメガネは、ロサンゼルスにあるJayの会社に届くと、まずすべてバラバラに分解され、クリーニングされた上で古いカタログ資料に基づいて年代・モデル・カラーやサイズ別に膨大なアーカイブ整理棚に収納されて行きます。取扱店への出荷前に前述の製造最終工程の研磨やクリーニングが再度なされた上で、指定の仕様に組み上げられ、最終的な品質チェックを行なってから出荷されて行きます。言わば古い眼鏡のパーツを使って、現代において再製造している様な業態なのです。そのため「The Spectacle」のメガネはサイズやカラーを変更指定して注文したり、買った後にパーツを取り寄せたりもう1本同じ物を手配することも可能なのです。それどころか保証も付いているので一定期間は通常の使用状態で何かあったらパーツ交換などの対応も行ってくれます。普通のメガネ以上に安心かもしれませんね!
綺麗に分類された1920年代〜30年代のブリッジ部品。
「The Spectacle」にはいくつかのカテゴリーがあります。
・金厚張りのレギュラーコレクション:1910年代〜40年代に製造された、金を厚く張っているアンティークメタルコレクション
・金張りのビンテージコレクション:1950年代〜70年代に製造された金バリのビンテージメタルコレクション
・Zyl(ザイル)コレクション:主に1950年代〜70年代に製造されたプラスチック枠や、金張りのブロウタイプも含むアセテートを中心としたプラスチック眼鏡のコレクション
・スペシャリティーコレクション:主に1950年代以前に製造された金厚張りメタルの中で、一般のモデルより凝った仕様のモデルや生産数が少なかったモデルなど、より希少性の高いモデル群。50年代以前に作られた珍しいプラスチックフレームも含まれます
・ミュージアムピーシーズ:スペシャリティーコレクションよりも更に希少性が高いモデル群で、文字通り博物館級のメガネ達。価格もそれなりの高価となります。
昨年4月に移転して新装オープンした「グローブスペックス渋谷店」にはこれらすべてより更に珍しい逸品ばかりを集めた「Special Special」と言う極めて特殊なアンティークメガネもありますが、本日ご紹介しているのは「The Spectacle」らしいコレクションの数々です。「Special Special」にご関心があればこちらのブログをご覧ください。
https://b.houyhnhnm.jp/okada_tetsuya/2021/05/07/45922/
【金厚張りのレギュラーコレクション】
1930年代後半くらいに製造されたRimway Fullviewというタイプで当時一般的であった金の厚ばり金の厚張りメガネ。一般的とは言え90年くらい前に作られたアンティークメガネには十分すぎるほどの風格があります! 後に出てくるスペシャリティーコレクションやミュージアムピースのアンティークと比べるとスッキリした彫金細工が施されています。
レギュラーコレクションの中にはこんな逸品も。1940年代半ばに製造された米空軍のパイロットグラス。「アメリカンオプティカル」社がメインのコントラクターとしてミルスペックで製造していたジェット戦闘機乗りのためのパイロットグラス。現在も同型のモデルは作られていますが、このアンティークは当時のままのベイクライトの鼻パッドを装備し、フレームも今はメッキや塗装であることに対して金の厚張り仕様です。ヘルメットをしたまま着脱できる様に耳に掛けるテンプルチップはストレートな抱え込みタイプでブリッジ下の両レンズ間の広がりも酸素マスクが収まる角度になっています。レンズの形や大きさもコックピットや前方の視界をカバーするのに十分な仕様となっており、一般的なメガネに比べてややごついメタルパーツを採用し、かつダブルブリッジにすることで捩れなどに対してより堅牢な作りとなっています。
【金張りのビンテージコレクション】
1950年代以降はより装飾性や主張が強いプラスチック枠やコンビネーション枠が主流となっていき、メタルフレームも装飾性が高いデザインも多くなります。「FLAME」というモデル名のこのメガネ、当時は上部にアセテートのブロウパーツを取り外しできる様になっていたそうです。1950年代〜60年代に流行していたスピードラインという線状のデザインがブリッジとサイドのヨロイ金具に見られます。当時、「キャデラッック」のクロームパーツや、「ゼネラルエレクトリック」社製の冷蔵庫などにもスピードラインが見られ、戦後経済の活況に湧いていたアメリカの空気感が伝わってきます。
【Zyl(ザイル)コレクション】
1950年代に入るとアセテートプラスチックを使ったデザインが多くなります。このモデルもその一つで、裏側にある蝶番の金具を固定するカシメピンと呼ばれる鋲を、表側では「アメリカンオプティカル」社のロゴである「AO」の文字を鋲飾りにして隠しています。1950年代〜60年代にはこの様な装飾的な鋲飾りが付いたデザインが多くなり、こういったタイプのデザインを「VIPセーフティ」と呼んでいました。
日本で言う「ボストン型」の形のメガネはアメリカではP3と呼ばれています。全体には先の「アメリカンオプティカル」のVIPセーフティの様な形のデザインの方が多く、P3のタイプは少し限られます。
1947年に「シューロン」社が眉の部分にアセテートのブロウラインを付加したデザインを発明し、これが下の写真の「Ronsir」と言うモデルで、初めてのブロウフレームが誕生しました。これが1950〜60年代に爆発的な人気を博し、後にマルコムXが愛用した「アメリカンオプティカル」社のフレームも登場しました。
下の写真は「レイバン」を作っていた「ボシュロム」社のブロウフレームで、「ボシュロム」はこの様な十字の秒飾りをつけたフレームを多く発表、当時の「ボシュロム」社を象徴するディテールとなっていました。
ビル・エヴァンスが掛けていたこのフレームも1960年代に製造されたアセテート枠です。
【スペシャリティーコレクション】
1920年代〜1940年代に一般的であった通常の金厚張りのメタルに対して、もっと凝った彫金細工が施されたモデルや生産数が少なかった商品群などを、より希少性の高いコレクションとしてカテゴライズしたシリーズです。下の写真の「Berwyn」は当時の名作の一つで、細身で上品なフレームですが上面やブリッジの下側などあまり目につかない部分まで、非常に細部まで美しくこだわった彫金が施されています。
【ミュージアムピーシーズ】
文字通り博物館級の非常に希少なモデル群で、多くは当時の量産品ではなく裕福な層のユーザーが別注して特別に作らせた逸品など。このモデルも一見はスッキリとしたシンプルなデザインですが、ブリッジをこの様に高い位置で一文字にするデザインは、このフレームが作られた1920年代には極めて珍しい仕様です。そして一見シンプルなブリッジの上面には上品で美しい彫金細工が施されており、掛けて少し下を向いた時にその見事なディテールがあらわになるよう作られています。
「The Spectacle」の美しく魅力的なデザインはこれらの他にもたくさんあります。渋谷、代官山、京都にある各「グローブスペックス」の店舗でご紹介していますので、是非店舗にて実際のビンテージ/アンティークのメガネを手に取ってみてください。
]]>いつもグローブスペックスをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
当面の間、グローブスペックス渋谷店は毎週木曜日を定休日とさせて頂きます。
(代官山店は通常営業となります)
お客様にはご不便をおかけして大変申し訳ございません。木曜日以外は通常通りの12-19時までの営業です。
何卒よろしくお願いいたします。
Our Shibuya store will be closed on Thursdays for the time being.
We are sorry for the inconvenience.
We apologize for any inconvenience this may cause you. We will be open from 12:00 to 19:00 on all days except Thursday.
Thank you very much for your understanding.
10/23(土)より京都店を皮切りに渋谷店、代官山店にていち早く新作をご覧いただける新作受注会を開催いたします。この秋にグローブスペックスが日本総代理店を務めるブランドより発表された新作アイウエアが揃います。
魅力的な新作モデル・ニューカラー含めたフルバリエーションをご覧いただけ、ご試着、オーダー頂けるスペシャルな機会です。是非ご来店下さい。
💡当日はコロナの感染予防対策を徹底し,安心してご覧いただけるよう努めて参ります。
💡対象ブランド:Anne et Valentin, AHLEM, DIANE TAYLOR, GERNOT LINDNER, GLOBE SPECS, LA LOOP, Lunor, Lesca LUNETIER, ROBERT MARC NYC
💡開催日時:
2021年10月23日(土)24日(日)
グローブスペックス京都店
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
10月30日(土)
グローブスペックス渋谷店
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
10月31日(日)
グローブスペックス代官山店
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
💡本受注会へのご来場はご希望のセッション時間での予約制となっています。ご予約はTEL, メール, HPから承ります。
また受注会の際に代表、岡田のお見立ても希望される場合には、その旨も予約の際にお申し付けください!
【新作受注会のセッション時間】
1回目 11:00-12:00
2回目 13:00-14:00
3回目 14:15-15:15
4回目 15:30-16:30
5回目 16:45-17:45
6回目 18:00-19:00
📞渋谷店:03-5459-8377
📞代官山店:03-5459-3645
📞京都店:075-241-0876
📧:mail@globespecs.co.jp
日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。
渋谷店と代官山店は棚卸しの為、下記の日程を臨時休業とさせていただきます。
■10月4日(月)
※京都店は今まで通りの通常営業となります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
安心して楽しんでいただけるよう引き続き感染症対策を徹底して、皆さまのお越しをお待ちしております。
グローブスペックス
Muehlbauer(ミュールバウアー) カスタムオーダーイ
詳細はこちら↓
http://www.globespecs.co.jp/news/information/detail.php?id=66&fr=top
--------------------------------------------
約90スタイル、今季秋冬の新作をウィーンより揃え、
-----------------------------------------------------
※感染防止対策を実施した上で安全にご覧いただけるよう配慮し開催
※各店舗にてお電話・メールにてご予約を承ります。
InstagramのDMは確認にお時間要す場合がございますの
※尚、当日はアイウェアの販売はございません
■開催日時■
グローブスペックス 代官山店 2021年9月25日(土曜日)
予約TEL 03-5459-3645
グローブスペックス 渋谷店 2021年9月26日(日曜日)
予約TEL 03-5459-8377
グローブスペックス 京都店 2021年10月2日(土曜日)
予約TEL 075-241-0876
予約mail⇨mail@globespecs.co.jp
メールの場合は、希望店舗・希望セッション・お名前・
----------------------------------------------------
■開催時間帯(セッション)■
?11:00~12:00
?13:15~14:15
?14:
?15:45~16:45
?17:00~18:00
?18:15~19:15
------------------------------------------
みなさまのご予約を心よりお待ちしております。
(株)グローブスペックス
]]>
日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。
8月9日(月)より当面の渋谷店の営業時間が変更となります。
・12:00〜18:00(平日及び土日含め全日)
また、8月内の【毎週木曜日】を定休日とさせていただきます。該当日は下記の通りです。
・8/12(木)
・8/19(木)
・8/26(木)
※代官山店、京都店は今まで通りの通常営業となります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
安心して楽しんでいただけるよう引き続き感染症対策を徹底して、皆さまのお越しをお待ちしております。
12:00〜19:00
*平日・土日含め、6月21日より当面の間
安心して楽しんでいただけるよう、感染症対策をより一層徹底して営業いたします。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
]]>
・11:00〜19:00(平日及び土日含め)
5月中は土日が休業ということでご迷惑をおかけいたしました。
6月以降は土日も営業しております。
安心して楽しんでいただけるよう感染症対策をより一層徹底して営業いたします。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
]]>グローブスペックス京都店の5月12日以降の営業については以下の通りとなります。
《5月12日から5月31日までの間》
・平日:11:00~19:00までの時間短縮での営業
・土日:休業(受け取りの方のみ対応)
土日にお受け取りをご希望の方はお手数ですがお電話かメールで事前にご連絡くださいませ。
受け取りの時間は12:00~18:00とさせていただきます
Tel : 075-241-0876
Mail : mail@globespecs.co.jp
なお土日に受け取りと併せての商品のご購入等は出来かねますのでご了承ください。
安心して楽しんでいただけるよう感染症対策をより一層徹底して営業いたします。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
]]>こんにちは、プレスのはたちです。
2021SS LaLOOPと今季新たに登場したLA MASKをご紹介いたします。
今季のLA LOOPは4人の才能溢れる写真家を迎え、LA LOOPをモチーフに表現してもらいました。
フェリックス・ドル・マイロット(写真左)、アリス・ジャックマン(写真中央上)、エマ・アンダーソン(写真中央下)、サーシャ・リティヴィン(写真右)によって、彼らの日常に溶け込むLA LOOPが、ブルックリンからパリ、ルート66のロードトリップへと私たちを誘います。
今季は日常使いにぴったりなニュアンスカラーアイテムや上品でエネルギッシュなローズゴールドカラーのアイテムが揃いました。LA LOOPが私たちの日常の一コマを彼らの写真のように魅力的にしてくれるかもしれません。リバイバルやアップデートしたアイテムもお見逃しなく。
【Essentials】
795PR(メタリックピンクカモ・ウィズローズゴールドクリフトン)
左から 795PD(シェルビーチポルカドットクリフトン),983E(イタリアンステッチドレザー・インアース)
左から 673PW(イタリアンホワイトブレイデッドレザー),972LC(イタリアンブレイテッドコーラルゴールド)
クリフトンシリーズから2型登場。795PRは、厚み4mmのラムスキンレザーをメタリックなカモフラージュ柄であしらい、27mmのフラットな24Kローズゴールドループでファンキーかつフェミニンに仕上げました。スエードレザーを使った795PDはシンプルにドット柄で日常使いにぴったりです。
クラシックレザーから983Eが春らしいくすんだアースカラーでリバイバルしました。
ブレイデッドレザーから2型新登場。イタリア産のソフトカーフレザーで作られた673PWは、銀メッキをハンドブラッシュしサテン仕上げのドッグタグループを組み合わせました。
ビビッドなコーラルレッドのレザーに24金メッキのループの972LCは夏の装いをエネルギッシュにしてくれます。
009FJ(ザ・フォンタナ・インジェットブラック)
【THE FONTANA ACETATE】
ボルゲーゼ美術館のルシオ・フォンタナからインスパイアされた、フォンタナアセテートシリーズからは光沢のある漆黒のチェーンがアップデートして再登場。黒のアセテートチェーンに銀メッキのループをあしらいシックな華やかさを演出しました。また、ループが24金メッキのバージョンもご用意をしております。毎日のお洒落にはもちろん、特別な日のアクセントになるアイテムです。
上から887RG(ローズゴールドロロチェーン),059SI(スターリングスクエアリンク ショート),右061SI(スターリングスクエアリンクドッグタグショート)
【THE METAL CHAINS】
好評のロロチェーンシリーズから24Kローズゴールドの887RGが登場。薄さ2.3mmの細いループは他のアクセサリーとも相性抜群です。
代表岡田の特注ショートモデルが059SIと061SIの2型登場。どちらも既存のチェーンよりも首元に近い位置にループをキープできるため、ラウンドネックの襟元に映えます。
LA MASK
今季LA LOOPから新たにファッショナブルなマスクホルダーが誕生。この時期でもマスクを無くさない、スタイリッシュで実用的なアイテムです。マスクとチェーンはアメリカで手作りされたもので、シルバーとゴールドの専用の留め具をつければ、マスクホルダーをブレスレット、ネックレスでもお楽しみいただけます。こちらは単品購入、またはマスクとご一緒にご購入が可能です。
マスクは、綿混紡、リネン、シルクなどのベーシックタイプやヴィンテージやファッショナブルなデザインの限定タイプの二種類ございます。どちらもお洗濯が可能ですが、手洗いをお勧めします。
ベーシックなスストレッチコードは、カラフルな9種類が登場。
ブラック、スカイブルー、ターコイズ、クレイ、バフ、ネオンコーラル、ネイビー、カーキ、バーガンディーでご用意しております。
LA LOOPでもおなじみのアセテートチェーンや、メタルチェーンもご用意しました。
マスクホルダーだけではなくアクセサリーとしても十分にお楽しみいただけるアイテムです。
今回ご紹介させていただきました新作・新色は、
2021年5月2日(渋谷店)、3日(代官山店)で開催される新作受注会でお試しいただけます。
ご興味ある方は、是非ご連絡を待ちしております。詳しくはこちら
]]>
こんにちは。渋谷店の原川です。
この春に各ブランドより発表された新作アイウェアの受注会を下記の日程で開催し、予約販売を承ります。
最新のトレンドや気になるブランドの全モデル・全カラーをご覧いただける希少な機会ですので、是非ご来店ください。
また受注会の際に岡田の見立ても希望される場合には、その旨も予約の際にお申し付けください!
当日はコロナの感染予防対策を徹底し、安心してご覧いただけるよう努めて参ります。
【対象ブランド】
Anne et Valentin
AHLEM
DIANE TAYLOR
GERNOT LINDNER
GLOBE SPECS
LALOOP
Lunor
Lesca LUNETIER
ROBERT MARC NYC
開催日時:
5月2日(日)
グローブスペックス渋谷店
5月3日(月)
グローブスペックス代官山店
【新作受注会のセッション時間】
第1回11:00 – 12:00
第2回13:15 – 14:15
第3回14:30 – 15:30
第4回15:45 – 16:45
第5回17:15 – 18:15
第6回18:30 – 19:30
※当日はご予約制となります。ご予約はTEL、メール、HPのCONTACTより承ります。
渋谷店:03-5459-8377、代官山店:03-5459-3645
Mail:mail@globespecs.co.jp
皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
]]>
New Series
Lunor A13
今期新たにアセテートが貼り合わされた新シリーズ、A13が
全4型、各3色で発表されました。
フレーム上部の黒と、ハバナの色合いや
透明なクリスタルと組み合わされた美しいコントラストが特徴の新シリーズです。
mod.550 col.50
mod.551 col.52
mod.553 col.51
New Models
Lunor M5
2021年春はメタルフレームのM5シリーズに
小ぶりなパントゥ型とラウンド型の2型が新たに加わりました。
タイムレスでクラシックなデザイン面だけでなく、
柔軟なテンプルや、完璧なシングルリムロックなど機能性にも優れており、
長くにわたり愛用頂けるコレクションです。
mod.04 col.AS
mod.05 col.AG
Lunor A12
アセテートフレームのシリーズ、A12には
オクタゴン型やクラウンパントゥ型など特徴ある4型が新たに登場します。
1920年代をイメージした小ぶりでレトロなデザインは、
シンプルでありながらも個性的なスタイルとなっています。
mod.504 col.01
mod.505 col.02
mod.506 col.03
mod.507 col.01
Lunor Classic
リムレスのClassicシリーズには、オーバル型やパントゥ型など新たに4つの玉型が加わります。
mod.Anatomic M col.AS
mod.Oval M col.AG
mod.Panto col.GP
mod.Panatomic col.PP
New Colors
Lunor A5
アセテートフレームのA5シリーズには、
アプリコット、ローズ、ブラックベリー、ブラックフォレストグリーンといった
自然から着想を得た4色が登場しました。
mod.226 col.55
mod.600 col.55
mod.601 col.56
mod.603 col.53
今回ご紹介させていただきました新作・新色は、
2021年5月2日(渋谷店)、3日(代官山店)で開催される新作受注会でお試しいただけます。
ご興味ある方は、是非ご連絡を待ちしております。
]]>
こんにちは、渋谷店の原川です。
「AHLEM(アーレム)」の2021SS新作コレクションをご紹介いたします!
Design Inspiration
AHLEMのデザインは、20世紀初頭のバウハウスムーブメントに強く影響を受けておりますが、今回の新作は基本に立ち返り“サヴォアフェール”(匠の技術と粋なセンス)を意識したラインナップが並んでいます。
タイムレスで普遍的な型の中に組み込まれた凹型のブリッジや様々な光の陰影を生み出すカッティングをお楽しみください。
New Collections
Optical
3型のセルフレームが登場しました。
シンプルかつ洗練されたフォルムには、生地を直接カッティングし裁断面をそのまま活かしたフロントやテンプル、新しく導入された凹型ブリッジ等、AHLEMの細部へのこだわりが随所に組み込まれています。
左 RUE DE LILLE c.Classic Turtle 右 RUE DE THEATRE c.Smoked light
ユニセックスなフォルムに、フロント上部のカッティングが特徴的なRue Saint Dominiqueは、今後新色を含むサングラスでのリリースも予定されています。
左から RUE SAINTDOMINIQUEc.Dark Green, 凹型ブリッジ細部
Sun
セルフレームは2型、メタルが1型登場。
70年代のアイウェアをイメージしたPlace Solferinoは、大胆でマスキュリンな形。
こちらにも凹型ブリッジが採用されています。
一方メタルのLuxembourgは小さめで、ヴィンテージ風ながらモダンな印象も。フロントのリムにはハンマー加工と、ウィンザーで彩りが加えられています。
人気のLe Maraisは新色Thymelightを含む3色で再登場しました。
PLACE SOLFERINO c.Smoked light
LUXEMBOURG c.Peony gold Blue windsor
LUXEMBOURG c.White gold Green windsor
Le Marais c.Thymelight
New Colors
アセテートカラーに新色November Lightが登場。サングラスモデルのPassage Lepicに新色として加わりました。
また人気のサングラスABBESSESにもBlack, Light Turtleの2色が加わります。
上段 PASSAGE LEPIC c. November light
下段左からABBESSES c.Light Turtle, ABBESSES c.Black
「AHLEM」の新作いかがでしたでしょうか?
ご紹介したモデルの他にも新色や京都店記念モデルもお試しいただけます。
スタッフ一同、お客様のご来店お待ちしております!新作受注会のご予約は各店舗までお電話もしくは、メールにてお問い合わせくださいませ。
5月3日(土) グローブスペックス代官山店
5月2日(日) グローブスペックス渋谷店
渋谷店:03-5459-8377
代官山店:03-5459-3645
Mail : mail@globespecs.co.jp
]]>
京都店の岡田です。
4/25(日)からの緊急事態宣言に伴い大型商業施設への休業要請が出たことを受け、新風館並びにグローブスペックス京都店も5/11(火)まで臨時休業いたします。
皆様にはご不便、ご迷惑をおかけしますが何卒ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
なお、お受け取りの方のみご予約という形で対応させていただきますので、期間中の受け取りをご希望の方はお電話かメールで事前にご連絡くださいませ。
受け取りの時間は12:00~18:00とさせていただきます。
Tel : 075-241-0876
Mail : mail@globespecs.co.jp
あくまで通常営業ではなく、受け取りと併せての商品のご購入等は出来かねますのでご了承ください。
緊急事態宣言が明けた時に万全の態勢で皆様をお迎えできるようスタッフ一同準備を進めて参りますので、なんとか協力しこの苦境を乗り切りましょう!
]]>グローブスペックス京都店の岡田です。
続きましてScye Specsの2021SS新作コレクションをご紹介します。
アパレルのScyeとアイウェアのGLOBE SPECSがコラボレートして生まれたアイウェアブランド。服好きなグローブスペックスの岡田はScyeを、メガネが好きなScyeのメンバー達はグローブスペックスのアイウェアを、お互いに愛用し合っていた事からこのプロジェクトがスタート。
Scyeとグローブスペックスが双方の豊富な経験を撚り合わせ、ファッションの世界とアイウェアの世界、両面からクラシックな世界観と時代の空気感を織り交ぜたコレクションです。
New Model
Mod. P. COMBO
Col. BLACK/SILVER
Col. OLIVE/GOLD
ブロー型のヴィンテージでは存在しないラウンドタイプ。
1930年代のパントタイプよりもブリッジが高めになっており、クラシックな中にモダンのテイストを取り込んでいます。
カラーは上の2色の他にBLACK/SILVER、TORTOISE/GOLD、TORTOISE/SILVERの3色がございます。
Mod. P. BAR
Col. SILVER
Col. GOLD
1930年代の貴重なフレームであるSHURON社のRONBARのサイズ感をアレンジして再現。
ヴィンテージのバーブリッジにはめずらしい、ブリッジ部分への彫金も施されています。
こちらは上にあるSILVERとGOLDの2色展開です。
今回の新作は、ラウンドスタイルがテーマ。「Scye」は、トラッドやオーセンティックをベースに、その時々の空気感にひねりを加えたスタイル。今回のモデルは、そんな「Scye」らしく、トラッドなスタイルをモダンなアプローチで再解釈した2型が登場です。
これらも新作受注会でお試しいただけますので是非ご覧くださいませ。
]]>グローブスペックス京都店の岡田です。
O.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.の2021SS新作コレクションをご紹介します。
実際には存在したアイウェアではないが、「こんなヴィンテージアイウェアがあって欲しかった」と思うデザインをメンズアパレルブランドのOLD JOEのデザイナー・?木雄介氏とGLOBE SPECS岡田が一緒に形にしていったコレクション。
ブランド名は、日本語読みで「オールドジョー グローブスペックス オプティカル コー」。
これらのヴィンテージアイウェアを昔作っていた架空の会社名をブランド名としています。
New Model
Mod. PAPA
Col. Silver
Col. Gold
1920年以前の一山ブリッジのようなデザインが特徴。
小ぶりなラウンド型ですが、DBLをギリギリまで広くすることで、かけた時のサイズ感も追求しました。
眼鏡にしてもカッコ良さそうですね。
こちらはSilverとGoldの2色展開です。
Mod. LEO
Col. Black/Gold
Col. Clear Pink/Gold
こちらも小ぶりなラウンド型で、ブリッジ部分を厚くした一山を採用。
ケーブルテンプルにすることで、よりクラシック感の強い仕上がりとなっています。
カラーは上にある2色の他にTortoise/Silver、Tokyo Tortoise/Silverの4色展開です。
今回のテーマは、ラウンドスタイル。
「OLD JOE」は、クラシックなデザインを大切にし、ただ模倣するだけでなく、常に新たな魅力を付与したクラシックスタイルを提案しています。そんな「OLD JOE」らしさを考え、特にサイズ感を大事にしたクラシカルな「スモールラウンド」の2型が登場です。
いずれも2021年5月2日(渋谷店)、3日(代官山店)で開催される新作受注会にてお試しいただけます。
ぜひご覧くださいませ。
]]>