こんにちは!来る3月31日(日)にグローブスペックス渋谷店にてAHLEMのTRUNKSHOWを開催いたします。
AHLEM本人がパリより来日し、似合うアイウェアをAhlem Manai-Platt本人がお見立て致します。
今季のAHLEMの最新作はAHLEMが生まれ育った美しい街、パリの気品に満ちた情景からインスパイアされた10種類のデザインが登場致します。
トランクショーでは、最新作を含めた全モデルをフルラインナップご覧いただけ、ご購入いただけます。
見どころ満載のトランクショーにどうぞお越しください。
【開催日時】
3月31日(日) グローブスペックス 渋谷店
【開催時間(セッション)】
?11:00 - 12:00
?13:15 - 14:15
?14:30 - 15:30
?16:00 - 17:00
?17:15 - 18:15
店内の混雑を避けゆっくりご覧いただけるようセッション毎にご来
ご来店希望の店舗へお電話・メール、
TEL: 03-5459-8377 / MAIL: mail@globespecs.co.jp / insta @globespecs_1998
※当日はご予約の方を優先的にご案内させていただきます。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております!
グローブスペックス
]]>1903年創業のハットメーカー、Mühlbauer(ミュール
2024春夏の新作帽子がウィーンのハットメーカー、Mühlbauerから届きます。
さまざまなスタイルの帽子をご試着いただけ、お好きな素材や色、サイズ、飾りなど、
今季のテーマは「Permanent Vacation」
どこか着古したような風合いやビーチバックから取り出したように
定番のクラシックシリーズと新作を合わせて約100型の帽子サン
店内の混雑を避けゆっくりご覧いただけるようセッション毎にご来
ご来店希望の店舗へお電話・メール、
■開催日時
2024年3月23日(土)
グローブスペックス 渋谷店
予約TEL 03-5459-8377
2024年3月24日(日)
グローブスペックス 代官山店
予約TEL 03-5459-3645
2023年3月30日(土)
グローブスペックス 京都店
予約TEL 075-241-0876
■開催時間帯(セッション)
?11:00~12:00
?13:00~14:00
?14:
?16:00~17:00
?17:30~18:30
予約mail⇨mail@globespecs.co.jp
メールの場合は、希望店舗・希望セッション・お名前・
※尚、イベント当日はアイウェアの販売はございません。
また帽子はオーダーでの製作となりますので、
皆さまのご来店をスタッフ一同楽しみにお待ちしております。
グローブスペックス
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2月26日(月)、29日(木)の2日間、代官山店のみ社員研修の為、臨時休業とさせていただきます。
ご来店を予定されていたお客様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
何卒どうぞよろしくお願いいたします。
グローブスペックス 代官山店
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今年で120周年を迎える、オーストリア・ウィーンのハットメーカー、MÜHLBAUER(ミュールバウアー)のトランクショーです。
久しぶりに4代目当主、デザイナーのクラウス・ミュールバウアー氏が来日致します。
デザイナーから似合う帽子のお見立てをさせていただきます。
お客様からよくお聞きするのは、頭が大きめで自分に合う帽子がなかなか見つからない、逆に頭が小さくて帽子が脱げてしまう・・。ということです。
頭の形も人それぞれ。サイズがしっくりしない帽子は窮屈に感じ、大きすぎてもストレスに感じますよね。
GLOBE SPECSが毎年春と秋に開催しているMÜHLBAUERのイベントはなんと言っても、サイズをお客様に合わせてピッタリ作れること。そして数あるサンプルの中からお好きなデザインを選び、好きなカラーでお作りできることです。
歴史があるMÜHLBAUERの帽子を一挙に100型近くご覧いただけて、カスタムオーダーができる機会は、MÜHLBAUERを扱っているお店でも普段は行っていないため、GLOBE SPECSだけで叶う特別な機会です。
2023年AWも素敵なデザインが揃っています!ほんの一部ご紹介します。
4代目当主、デザイナーのKlaus氏
伝統の手法を今も大事にして、信頼あるクオリティで作られるハンドメイドの帽子。そこにシーズンごとに新しいデザインを
取り入れてチャレンジし続ける素晴らしいハットメーカーです。Junya WatanabeやKENZOなどともコラボレーションしています。
カジュアルなスタイルもシックで正統派のスタイルも幅広くご用意しておりますので、ぜひこのイベントでお気に入りの帽子を見つけてみませんか?
120周年を記念し、特別なギフトもご用意し、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
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“THE PARIS LINE”と銘打った23AWのコレクション。しばらく住んでいたロサンゼルスから、昨年自分が生まれ育ち、愛してやまないパリに戻ったアーレム。そのパリでデザインした最初のコレクションが今週末からパリで開催される国際メガネ展示会「SILMO」で発表されます。力強さとクリーンで明快なイメージをテーマとしている魅力的な新作です。
この新作以外にも、今までのコレクションも全カラーのサンプルを揃え、オーダーいただけます。アーレム自身もイベントに来ますので、直接デザイナーに似合うアイウェアを見立ててもらうこともできます。
以下の店舗と日時にて開催されます。
日にち:10月15日(日)
場所:グローブスペックス代官山店
住所:東京都渋谷区猿楽町11-19 アルファーストII 1F
電話:03-5459-3645
メール:daikanyama@globespecs.co.jp
下記5回のセッション時間にて予約制となりますので、代官山店へご連絡頂き、希望のセッション時間への予約をお願いします。
第1回 11:00-12:00
第2回 13:15-14:15
第3回 14:30-15:30
第4回 16:00-17:00
第5回 17:15-18:15
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また今回は、お取引先様でもトランクショーを開催します。以下の日時と場所で開催します。
詳細はレソロジカ様へお問い合わせくださいませ。
2023年10月14日(土)
場所:レソロジカ @lethologica_nakashima
時間:12:00 -17:00
住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目5−1鈴木ビル 303
電話:052-898-0781
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2023年6月、YAGAN STONE EYEWEAR(ヤガン・ストーン・アイウェア)が世界同時デビューいたします。アメリカ本土ではNYのセリマ・オプティーク、LAのGOGOSHA、日本ではグローブスペックスという、厳選された世界3店舗の取り扱いがスタート。記念すべきファーストコレクションはDYLAN。アイコニックなサングラスにジェムストーンを用いたアプローチが特徴的です。石が放つ癒しとラグジュアリー、クラシックなスタイルを掛け合わせ、DYLANのスタイルをオリジナリティー溢れるものへと昇華させました。フレームは全世界で100本限定生産のシリアルナンバー入り。
ブランドの創始者でクリエイティブディレクターはKwame Morris(クワメ・モリス)
オーストラリア出身のクワメは祖父母の代からアボリジニと密接な関わりにより、伝説的英雄YAGANをミドルネームに持ちます。平和を愛し、強さや優しさの象徴でもあるその名をブランド名に冠し、大胆で力強いデザインと癒しを与えるストーンの装飾に反映させました。スティーヴィー・ワンダーを父に持つ彼自身が育った環境からも多大な影響を受けています。父親が所有していた膨大なアイウェア、音楽、さまざまな文化や人に触れてきた彼の感性、全てがデザインに注ぎ込まれています。YSEは父へのリスペクト、音楽を通じて歴史を彩ってきた偉業に敬意を表し、時代を超えて継承されるファッションアイウェアを再構築する事を理念としています。
ファーストコレクションは音楽界のレガシー「ボブ・ディラン」へのオマージュ。
1960年代のオールブラックで極太、クラシカルなデザインを踏襲し、フロントと両テンプルにオリジナルカットのベジットオニキスを4つ配しています。ジェムストーンの使用はこのデビューモデルを非常に印象的なものにしています。フレームはマツケリ社のアセテートを使用したイタリア製、レンズはバルベリーニ社のミネラルガラスを使用しています。また、テンプルの内側にはオニキスを点字にして埋め込み、父スティーヴィー・ワンダーへのリスペクトを表しています。
このエクスクルーシブなファーストエディションは、世界100本限定で、個別にシリアルナンバーが振られています。パッケージには、ハンドメイドのイタリア製レザーケース、レンズクロス、そして証明書が付帯されます。
今後はスティーヴィー・ワンダーにインスパイアされたモデルも予定され、こちらも限定生産でリリースされます。
クワメ・モリス プロフィール
クワメ・モリスは多面的でクリエイティブなアーティストであり、起業家でもあります。彼はファッション、俳優、モデル、ソングライター、映画プロデューサーとしてエンターテイメントに携わるなど、多様なバックグラウンドを持ち、クリエイティビティに富んだ彼の発想はYSEのコレクションに生かされ、今後も目が離せません。
メディア掲載:L'uomo Vogue, NY Magazine
共同事業:クリスチャン・ルブタン、サムスン、モエ・エ・シャンドン、ペプシ、ハイネケン
発売日:2023年6月17日(土)
グローブスペックス全店にて販売となります。
グローブスペックス渋谷店
〒150-0041 渋谷区神南1-7-5 アンドスビル1F,3F
TEL: 03-5459-8377
営業時間:12:00 – 19:00
グローブスペックス代官山店
〒150-0033 渋谷区猿楽町11-19 アルファーストII 1F
TEL: 03-5459-3645
営業時間:12:00 – 19:00
グローブスペックス京都店
〒604-8172 京都府京都市中京区場之町586-2 新風館1階
TEL: 075-241-0876
営業時間:11:00 – 19:00
発売まであと少し、どうぞお楽しみに!!
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グローブスペックス各店では現在、共に働く仲間を募集しています。
「メガネをもっと楽しく魅力的なものに!」を理念に、今までにはない新しいタイプのメガネ専門店を目指し1998年に「GLOBE SPECS」をオープンしました。世界各国のアイウェアブランドの魅力を発信し続け、現在は渋谷・代官山・京都の3店舗を運営しています。 GLOBE SPECSでは、「快適に見る・かけられる」というアイウェアの基本品質と高い技術を常に追求し続けながら、 同時に「アイウェアをかけて毎日を生き生きと楽しむ」、ファッションとしてのアイウェアの楽しさの両面からお客様へご提案をしています。
私たちと一緒に、このようなアイウェアの魅力や楽しさをより多くのお客様に伝えていくスタッフを募集いたします。経験は問いません。アイウェアが好き、人と接するのが好き、グローブスペックスの活動に興味をお持ちの方、是非ともご応募ください。
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募集要項:
専門学校、短大卒以上 35歳くらいまでの方。
ご応募の際は、郵便またはE-mail で以下の書類をご送付ください。
履歴書(写真貼付)・ 職務経歴書・志望動機書(書式自由)
書類選考の上ご連絡をさせていただきます。
書類送付先:
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-7-7 アンドスIIビル 3F
株式会社グローブスペックス 採用担当 菅野宛
Email: apply@globespecs.co.jp
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]]>ハドソンはマンハッタンに沿って流れるハドソン川を車で2時間半ほど上流に向かった地域で、普段ニューヨーク市内で仕事をしている人たちのウィークエンドハウスがあったり、週末を過ごすために街中から人々がやって来る自然豊かな地域です。
ニューヨークの人たちが来るので、この辺りには洗練されたレストランやお店も多くあります。
ニューヨークは北の方に行くと山川があり、ロングアイランドを東の方に行くと海と自然があり、どちらも古くからアーティストやビジネスマンのウィークエンドハウスがあります。大都会のイメージが強いニューヨークですが、ちょっと足を伸ばすとマンハッタンとは全く表情が異なる自然豊かで魅力的なエリアがあります。
以前、私も住んでいた頃、週末は海も山もよく行っていました。
ニューヨークのアップステートはこの様な景色が続く長閑な地域です。
今回のアップステート行きは、ニューヨークをベースにアクセサリー、レザー製品、バッグなどをデザインするブランド「8.6.4」で活躍されているタツさんとエナさんの夫妻とご一緒することになりました。これまでニューヨーク市内の面白いお店などを教えてもらっていましたが、今回は色々案内していただけることになりました!
ニューヨーク市内から車で2時間ちょっと北上し、まずは「BARTLETT HOUSE」で朝食です。このお店は周囲に畑や山々しかない場所なのですが、この建物は歴史的な建造物でNY州の保存指定になっており、ここの朝食はとても美味しいので私からリクエストです。人気があるようで朝から賑わっていました。やはりとても美味しかったです!
その後、ハドソンに移動して、久々に訪れた街を散策しました。ここに来るのは4年ぶりですが、すっかり以前に賑わいを取り戻していて、前になかった店もオープンしていました。
初めに案内してもらったのは、非常に雰囲気のある建物を上手く活用して店にしているお花屋さんです。お花屋さんといってもいわゆる生花店ではなく、ドライフラワー、花器、花をテーマにした石鹸や香料、チョコレートまであり、非常に楽しく、美しく、おしゃれなお店です。古いお家だった建物のようでセレクトされた商品が引き立っています。
お花屋さんというよりも植物の魅力をテーマにした非常にオシャレなお店でした。
ハドソンの目抜通りにあったアウトドアショプやインテリアのお店の様子。
ハドソンの目抜通りを歩いて、最近人気のアウトドアのお店を覗いたりファッションの店を見たりしながら歩いていると、気になる雰囲気のギャラリーのようなスペースがあり、入ってみることにしました。
中を見ると展示会を行なっていました。イギリスの服のブランドと、ハドソン川流域で活動しているアーティストたちの合同展でした。アーティストたちは再利用をテーマにしたアート作品を展示し、イギリスのブランドはまだ日本では展開されてなく、オーガニックな雰囲気がかなり良い感じでした。
私が試着している黄色いプルオーバーのシャツジャケットもそのブランドのものです。ハドソンは洗練されたテイストでこのようなリラックススタイルが似合う街なので、あえてニューヨーク市内ではなくここで展示会をやっているのかもしれません!
イギリスから来てハドソンで展示会を行なっていたブランド。かなり良い感じでした。
その後、ハドソンから車で周囲の小さな街や、山の中の通り沿いにある店などを回りました。普段はニューヨーク市内にいて、週末や休暇をこのエリアで過ごす人たちも多いため、アンティークやビンテージのショップのセレクトもかなり良いようです。確かにタツさんとエナさんご夫妻が案内してくれた何軒かのショップはどれも良い感じのモノをセレクトしています。
気に入ったモノが何点かあったので、「グローブスペックス」の装飾品として購入しました。店舗を良い感じに引き立ててくれそうです!
ハドソンから少し離れた周辺の街や山間にある店の様子。田舎町ですが、良いものがたくさんあります。
ハドソンから少し離れた場所に、最近若い人たちが集まって店を開いたり、よくイベントをやっているエリアがあるので行ってみました。ハドソンが知られるようになり人が増えると、より味があって面白いことができそうな場所に感度の高い人たちが移ってきているようです。ここでは古い銀行を改装したホテルや、ブックショップを併設したカフェなど、居心地が良く雰囲気もなかなかの施設ができつつあります。
古い銀行を改装したホテルと、置いてある本は買っても良いし、店内で読んでいてもOKなカフェ(家のような建物)。
最後は以前にも来たことがあった美味しい店にタツさんとエナさんが予約してくれたので、そこでディナーをしていると「Hey Tetsuya!」と声を掛けて来る男性がいました。以前、ニューヨーク市内でメガネの取引をしていた会社のCEOだった方でした。やはりニューヨーカーたちはこのエリアにリラックスしに来ているのですね!
ハドソン近くの美味しいレストラン「Canoe Hill」。笑っているのが以前一緒に仕事していたTim。
今回、ハドソンとその周辺には1日しかいられなかったのですが、このエリアは目的を持って来たら、もっと色々と探索できそうです! タツさん、エナさん、ご案内いただき本当にありがとうございました! とても楽しかったです!
翌日はJFK空港から14時発の帰国便に乗る予定だったため、朝早めにハドソンを出発しました。空港に着いて、「TWA Hotel」を見たかったのです。これは2019年にオープンしたJFK空港内唯一のホテルで、2001年まで「ターミナル5」として「TWA(Trans World Airlines)」のフライトターミナルとして使われていた建物です。建築家エーロ・サーリネンによるデザインのこの建物はミッドセンチュリー建築の代表として知られ、ニューヨーク市にランドマーク、歴史登録財として指定・保護されていた施設です。
1962年当時の建物を再現し、航空業界の黄金時代である「ジェット・エイジ」とミッドセンチュリー建築とを堪能することをコンセプトとしているそうです(美術手帖サイトより)。
ホテルの入り口であるターミナル5の車寄せには、1960年当時の「リンカーン・コンチネンタル」や「フォルクスワーゲン」のバンが停めてあり、中に入ると空港側には1958年製の「Connie」と呼ばれた名機を改造したカクテルラウンジがありました。夕方以降はカクテルバーとしてドリンクも楽しめるそうです。
1960年代の「リンカーン・コンチネンタル」と「VW」。右下の飛行機が「Connie」で夕方からカクテルバーになります。
ホテル内には1945年から2001年まで、「TWA」が採用したすべてのユニフォームを見ることができ、中にはピエール・バルマンやラルフ・ローレンがデザインしたものもありました。その他に歴代の広告ポスターの展示などもあり、「TWA」博物館として楽しむこともできます。
懐かしいコイン公衆電話や、昔のシューシャインスペースなども再現されていて、未来への期待と活気に満ちていた1960年代のアメリカを感じることのできる素敵なホテルです!
私が初めてアメリカに行ったのは、父の転勤で1969年のニューヨークだったのですが、プロペラ機で30時間以上かけて(途中西海岸で乗り継ぎ)到着した国はこの様な飛行機や車、好景気と活気にあふれていて、田舎町から来た日本人少年が圧倒されたのを今でも覚えていますが、「TWA Hotel」はそんなキラキラしていた当時のアメリカを垣間見ることができる非常に楽しいホテルです。いつか泊まってみたいです!
今回の米国東海岸滞在は日曜から次の日曜まで8日間の旅だったのですが、内容的には2週間分くらいのスケジュールをギュッと詰め込んだ感じでした。「Brimfield」はぜひまた行ってみたいです! ニューヨーク市内とアップステートもまだまだ回りたいところがあったので、また訪れたいと思います!
今回はメガネ以外の側面から「グローブスペックス」の店作りや、今までもそのヒントやインスピレーションとなってきた海外での様子をご紹介しました。文章や写真にはならないインスピレーションも数多く得られたと思います。また皆様に楽しんでいただける店作りやサービスに生かしてご紹介していきます!
今回の旅で情報を下さり、色々とご案内いただいた皆様、本当にありがとうございました! さらにアメリカ東海岸の魅力を知ることができました。
]]>フリーマーケット「Brimfield」を後にして、ニューヨーク市内へ。車で3時間ほどです。山あいの田舎町から世界有数の大都市へ行くと、真逆の世界が待っています。
午後早めにNY市内に入り街中を少し回ろうと思っていましたが、またしても渋滞にはまり着いたのは夕方遅めの時間。街を回るのは翌日にして、同行した「グローブスペックス」のスタッフ高久君は今回が初の米国、初のNYなので、ニューヨークらしい場所に案内するため、ジャズクラブに行きました。
ジャズクラブというと大人のイメージが強く年齢層が高い方々が多いのかと思いきや、むしろ逆で今NYのジャズクラブは若い人が多いです。今年3月にNYに来た時もそうだったので改めてジャズのクールさや良さが若い人たちにも浸透しているのかもしれません。
本当はこの日の夜、NY在住の非常に興味深い方と会う予定で、だいぶ前から楽しみにしていたのですが、その方の都合が悪くなってしまいました。このことはまた次回実現したらお知らせします。
NYにフルにいれるのはこの2日目だけだったので、できるだけ有意義に過ごすためにまた朝から活動開始です。今後の店づくりの参考になるようなインスピレーションを得られる店を訪ねること、ビンテージアイウェアの仕入れ、ランチとディナーそれぞれに仲の良い知人がスペシャルなお店を予約してくれた、という楽しみもあります!
最初に訪ねたのは「M.CROW」です。オーナーはTyler Hays氏ですが、もともとこの店はオレゴン州の小さな田舎町Lostine(人口300人ほど)にあった町のよろず屋で、20世紀初頭から2012年まで約100年に渡り、その町の人たちの生活に必要な食品や物資を提供していました。Crow家とHays家は双方とも19世紀にその地域に来た入植者だったそうですが、Crow家は2012年に「M.CROW」をTyler Hays氏に譲り渡しました。Tyler氏はLostineの店舗を引き続き地域に暮らす人たちの拠り所として残しつつ、一方ではNYでデザイナーでありアーティスト、そして発明家としても活躍しています。自身が手掛けるさまざまなアイテムを販売しています。デニムや洋服、陶器などに加え、ビールも作っています。
今もその地域の人たちが作るもの、その地域の産物を生かして販売し、地域に働く場も与えているそうです。こうしてCrow家とHays家から受け継いだ「M.CROW」をニューヨークでも営業していますが、ニューヨークではアートや家具なども見ることができます。
広い「M.CROW」の店内。ファッション、家具、アート、陶器など、ニューヨーカーにさまざまなものを提案しています。
「M.CROW」は柱や床のタイルにも細やかなアートが施されています。
前回、この店を訪ねたのはコロナ前でその時の様子は2019年9月のブログで紹介していますが、やはりこの店は圧倒的! NYという世界の先端を行く大都市のよろず屋のように、ニューヨーカーに対して服、アクセサリー、家具、アートを提案しているのですが、デザイナーでありアーティストで絵画も描き、家具もデザインしているTyler氏の店づくりは壁も、床もこだわり抜かれていて、敷き詰められたタイルにも洒落たアートが描かれています。置かれているアイテムも素晴らしいのですが、空間ごとに少しずつ雰囲気や仕様が異なっていて、店の中の空間を移動して別世界に入り変化する楽しみもこの店が大好きなところです。
やはり「M.CROW」は自分の店のイメージや計画を考える上で非常に良いインスピレーションやヒントをもらえるお店です!
昼は「CARBONE」でランチしました。長年のお客様であり、ときどき一緒に食事やテニスをしたりする友人が予約してくれました。オーナーをご存じだそうです。NYの中でも特に予約が取れない大人気店で、大物アーティストや俳優なども顧客のようです。予約時間は開店の11時半でしたが、その少し前に着いたらすでに入り口前に行列ができていました。ミシュランスターのお店です。
同行した高久君の表情が面白い、「CARBONE」での1枚!
もちろんですが、非常に美味しかったです! SOHOの中でもカジュアルなイメージが強いエリアなのですが、「CARBONE」の店内はスーツにボウタイ、髪をしっかり撫で付けたスタイリッシュなウェーターたちがキビキビ動いているクラシックスタイルの格好良いお店でした。イタリアンです。
このレストランの作りで面白かったのは、店の一番奥にカーテンで仕切られたトンネルがあり、それを抜けると奥に新たな空間が現れ、その空間はテーブル間のスペースがよりゆったりとしている特別な部屋になっていました。友人が手配してくれたのはその特別な空間の席で、とてもありがたい体験ができました。
「CARBONE」の看板。前の店の看板文字を完全には剥がさないでネオンを重ねています。
看板で一番面白かったのはこの店で「SPORTSWEAR」の前に「MEN’S」の文字が剥がれ落ちてしまっていますが、店内は非常にオシャレなウィメンズの洋服屋さんです。ニューヨークにはこのような面白い看板があります。
途中、チョコレートの店「Marie Belle」にある非常にダークなチョコレートドリンクを飲みましたが、これが最近、NYに行った時の欠かせないものの一つになっています! 絶品です。
上は「BODE」の店。下は「BODE」の店がある街の様子です。
そのあとは前回(今年3月)にも訪れた「BODE」に行きました。この店はチャイナタウンとイーストビレッジの間辺りなのですが、どちらかというとチャイナタウンの中なので、周囲は漢字の看板であふれ、中国系の人たちが非常に多い地域です。「BODE」のウィンドウの前に木製の長椅子が置いてあるのですが、そこにスクールバスを待つ中国系の子供たちや母親たちが座ってバスを待ちながらアイスクリームやお菓子を食べていました。それを「BODE」に出入りするオシャレなスタッフや顧客が微笑みながら見ていたりします。決して安い服ではない店なのですが、地域に馴染んで愛されているようです。
「BODE」の店の前でスクールバスを待つ中国系アメリカ人のキッズたちとその親たち。
古着や刺繍、パッチワークなどに特徴がある「BODE」の店舗らしく、店内装飾もデザイナーの思い入れの深い個人的な手紙を額装してあったり、ハンドクラフトのオブジェが点在していたり、大きな穴が空いたソファがあったりと、ブランドの世界観を強く感じるインテリアが置かれています。天井まで「BODE」らしい意匠が施されています。
選んだエリア、店内のあらゆるこだわりと世界観、フレンドリーなスタッフなどすべて素晴らしいです。
店内のどこを見ても「BODE」らしさにあふれています。
そして次に行ったのはトライベッカにある「180 The Store」。「BODE」もそうですが、SOHOやイーストビレッジが人気の高まりからどんどん家賃が高騰し、高級ブランドの店が増えたためか、より面白い味のある店はチャイナタウンやトライベッカなど、SOHOやビレッジより南の方にシフトしている印象があります。「180 The Store」は真っ白で明るい店内で、メンズとウィメンズのファッションの他、陶器や家具なども扱っています。オーナーのセンスが良いので、今ニューヨーカーが好んでいるものの傾向が分かる店でもあります。
端からアイテムを見ていたら非常に気になるデニムがありました。「Chimala」のデニムです。昨年まで長らくニューヨークを拠点として活躍されていた町田さんご夫妻がデザインするブランドで、お二人は「グローブスペックス」のお客様でもあります。ペインターパンツとオーバーオールが気に入ってしまい両方買ってしまいました(笑)。このお店は訪ねるたびに欲しくなるものがあって危ないです! オーナーのDeniseもすごくオシャレで素敵な方です。
ビンテージのアイウェアもいろいろセレクトして買い付けました。到着したら改めてご紹介しますが、今回極めてに珍しいアイテムを仕入れることができました。スティーブ・マックイーンが愛用していたものと同型の「Persol」の折り畳み式サングラスです。これはマックイーンの写真でよく着用しているのを見かけるサングラスですが、復刻版は見たことはあるものの、リアルなビンテージはほとんど残っておらず幻といわれるものです。なので高価です! 到着したらまたお知らせします。
このサングラスは1980年代の「Porsche Design」。他にもいろんなビンテージを買い付けました。
Selimaとのディナー前に見に行った「Grand Central Station」内のバー。こんな洒落たバーが隠れるようにビル内の分かりにくい場所にありました。今度行ってみたいです!
夜は親友であるSelimaとのディナーです。Selimaとはお互いの国を訪れるたびに、より美味しいお店、スペシャルな店に案内すると言う対決を毎回行っています! 実は3月にNYを訪れた際にこのレストランを手配しようとしたところ予約が取れなかったそうですが、今回はかなり前から計画していたので大丈夫でした。マンハッタンのハブ駅である「Grand Central Station」でUberを降り、駅の中の隠れている素敵なバーを見学してから駅目の前にあるビルへ移動しました。
数多くのレストランがあるNYでさえ5店舗しかないミシュラン3つ星レストランがそのビルの1階にありますが、同じビルの55階にそのミシュラン3つ星のシェフDaniel Bould氏のもう一つの特別なレストランがあります。ビルの1階入り口から中に入ると防犯ゲートがあり、その横にレストランのレセプション兼セキュリティーデスクがあります。そこで免許証やパスポートなどID提示を求められます。
レストランに入るのにID提示を求められたのは初めてです。IDの登録が終わるとセキュリティゲートを通ることができ、専用エレベーターで一気に55階まで上がります。到着してまずウェイティングバーに通されると驚きの光景が広がっていました。マンハッタンの摩天楼の中でも私が一番美しいと思っている「クライスラービル」の先端が目の前にあります。
窓から離れて見ると「クライスラービル」のタワーが巨大に見え、近づくと窓枠が大きく見えるので「クライスラービル」が小さくなったように見えます。
反対側のレストランからは「エンパイヤステートビル」や、マンハッタンで一番新しい地下鉄駅のまわりに開発が進んだHudson Yardの辺りもよく見えます。
上は「エンパイヤステートビル」、下はレストランから見下ろした「ブロードウェイ」。
「Grand Central Station」はマンハッタンのほぼ真ん中にあるので、この55階のレストランからは全方向、ニューヨークの摩天楼を見渡せるのです。この絶景を拝みながらミシュラン3つ星シェフの料理を楽しめるとは何なのかと思っていたら、ここはアメリカンエキスプレスのセンチュリオンカード会員のクラブだったのです。センチュリオンカードとはプラチナカードよりも更にステータスが高いブラックカード会員のためのレストランとバーを併設している特別なクラブでした。これには太刀打ちできませんね(笑)。Selima、参りました! 最高の景色と料理を堪能させてもらいました。
「クライスラービル」の全体と夜の風景。
シェフのDaniel Bould氏と。
]]>NYの「JFK空港」に到着。
こんにちは、岡田です。3月に続いて、再び米国に行ってきました。今回の訪米には3つの目的があります。一つはアメリカ最大のフリーマーケット「Brimfield」を初めて訪ねること。二つ目は3月のNY訪問時に完遂できなかったスケジュールをこなすことと、今後の店づくりのためのインスピレーションを得ること。3つ目はコロナ禍前以来、4年ぶりとなるNYのアップステート訪問です。
非常に面白い出張になったので3回に分けてお届けします。今回は「グローブスペックス渋谷店」のスタッフである高久君が同行しました。今、「グローブスペックス」では順番に若手のホープたちを海外出張に同行させ、インスピレーションを養い、私の海外での動き方やネットワークなどを学んでもらうようにしているんです。
アメリカ最大のフリーマーケット「Brimfield」は、前々からその面白さや醍醐味を聞いており、日米アンティークショップのオーナーたちやファッション業界の方々からも行くことを勧められていました。昨年から計画し始め、ついに実行することができました。「Brimfield」は最高でした!
道の両側に広がる草原に無数のテント店舗が張り巡らされ、それがずっと数キロ先まで続いています。
初めての「Brimfield」訪問に際し、アメリカのアンティークショップバイヤーなどから、非常に規模が大きく何キロにも渡って展開されているので回るコツがあると聞いていました。日本でおそらく一番多く「Brimfield」を訪ねているビンテージショップのオーナーの方にそのコツをいくつか聞いてから臨むことにしました。
徒歩だと移動だけで消耗してしまうので現地でレンタサイクルを手配した方が良いこと。雨が多いシーズンなので、雨具や土の会場でぬかるみでも耐えられる防水性の高い動きやすい靴の準備。会場全体はいくつものMarketに分かれていて、それぞれ開催される曜日や時間が異なることと、駐車場が非常に混み合うので計画的に行動した方が良いことなどです。日本を出る前に訪れる時期の天候や気温も調べて臨みました!
「Brimfield」は米国東海岸マサチューセッツ州内にあり、車でニューヨークからだと約3時間、ボストンからなら2時間弱ですが、「Brimfield」後にNY市内に戻る計画なので「JFK空港」から車を借りて行くことにしました。自転車を積んだり購入したものも積むかもしれないので、車はフルサイズのSUVです。長い距離を運転するにはどっしりと安定しているので安心感もあります!
「Brimfield」近辺からNY市内までの移動を支えてくれた「Ford」のフルサイズSUV。
通常NY市内を抜けると交通の流れはスムーズになることが多いのですが、海沿いのコネチカット州を抜けるルートは意外に混んでいて実際は4時間ほどかかりました。
宿泊はかつて世界最大の眼鏡フレーム、及び、光学機器メーカーであった「American Optical」本社の建物をホテルに改築した施設にしました。「Brimfield」まで車で30分弱なのでロケーション的にもちょうど良かったのです。
かつての「American Optical」社の入り口に立つ高久君。ここは過去に何回か洪水に見舞われたそうで、ロビーにある柱にも過去の洪水で冠水した際の水位が刻まれていました。
自分もこのブランドのビンテージメガネを何本も所有しています。「ルノア」と自分の名前を冠したアイウェアブランド「Gernot Lindner」のデザイナーもかつて「American Optical」のヨーロッパ支社出身です。
「American Optical」は今のアイウェアの世界の祖にあたる存在なのです。
非常に風格と雰囲気のある建物であり、ここに宿泊することも今回の楽しみの一つでした!
マサチューセッツに着いた翌日はまだ「Brimfield」のフリーマーケットは始まっておらず、別会場のテキスタイルショー(古着やビンテージの生地を使ったキルティングなど様々なアイテムを扱う展示会)を覗いた後、レンタサイクルの手配と翌日から始まる「Brimfield」の下調べのために会場に向かう計画でした。
テキスタイルショーの開催会場。
テキスタイルショーには日本からの古着バイヤーも多く訪れており、有名なショップのオーナーも見かけました。入場前の行列でたまたま前に立たれていた方から「あれ、岡田さんですよね!?」と声を掛けられました。「グローブスペックス京都店」をご利用頂いていて、京都のショップを経営されている方でした。世の中狭いですね! 眼鏡屋である我々にとってはどんなものなのか視察のつもりで訪れたショーでしたが、その世界で頑張っている方々にとっては真剣な仕事場なので、かなりの活気と競争の緊張感さえ感じられるショーでした!
偶然お会いした、京都店のお客様であるショップオーナーの方と。
レンタサイクルに関しては事前に「グーグルマップ」で検索してあったので簡単に借りられると思っていましたが、これがかなり苦労しました! レンタサイクルがある、とマップに書いてあるショップに行ってみると実際はレンタルしていないところがほとんどでした。またはシェア自転車(一定のエリア内のみの利用可能)でした。泊まっているホテルから周囲50km圏内を探し回りましたが、その中の自転車ショップに「初めて『Brimfield』を見て回るのに、自転車が必要なんです!」と話したら「ウチはレンタルをやっていないけれど、確かに『Brimfield』を歩きで回るのは大変だよなぁ…」と言われ、ちょっと考えてから「ウチの新品の自転車を貸してやるよ! 一応、自転車代を仮払いしてもらい、返却時にレンタル代を差し引いて返金するという事でどうだい?」と提案してくれたので、この話に飛びつきました! 気の良いオーナーで助かりました!
そのあと日暮前になんとか「Brimfield」の開催予定地に辿り着きました。会場は確かに広大な場所でした! 自転車がないととても回れなさそうです! かなり広い草原にいくつもマーケット用の区画があり、そこに各ディーラー用のテントでできた仮設店舗が用意してあります。
駐車場用のスペース、あちこちに設置された仮設トイレ、フードカーなど組織的に準備されていて、長年行われてきた一大イベントのノウハウの蓄積が感じられます。おそらく期間外は何もない広大な草原なのだと思います。駐車場など確認して翌日からのスタートに備えることにしました。翌日から始まるマーケットは早いところでは日の出から開催で、会場のオープン直後から駐車場が混み合うからです。日の出前の5時には出発します。
翌日早くから「Brimfield」に出向いて正解でした! 日の出少し前に到着し、その時点では車の駐車も割とスムーズでしたが、明るくなり始めるとあっという間に会場内に点在する駐車場はどこもいっぱい。道路は渋滞していました。
日の出直後から自転車で回り始めた「Brimfield」。日中は半袖で丁度良い暖かさになるものの、この時間帯は4度ほどしかなくハンドルを握る手がかじかむ寒さで、服装の調整も大事でした。
日の出と同時に自転車を使って会場を回り始めました。最初は勝手が分からず事前にベテランのバイヤーの方から得ていた情報を元にくまなく見て回りました。以前、何回かフィラデルフィアのアンティークモールが集まる「Adams Town」を回った際にも大部分はジャンクが並んでおり、時たまお宝がその中から見つかるのですが、疲れてくると目の前のお宝が目に入らなくなってくるので集中力を切らさないエネルギーが必要なんです。しかし、日の出から昼過ぎくらいまで歩き回ってもジャンクばかりで、次第に何も見つからないかもしれないと言う焦燥感が湧いてきました。「Brimfield」初心者であり今回はリサーチで終わるかもしれないという覚悟はしていましたが、せっかく来たからには店のディスプレー用の什器や装飾品くらいは見つけたいとも思っていました。
ポートランドで懇意にしているアンティークショップのバイヤーから「『Brimfield』は素晴らしいお宝が見つかるフリーマーケットだけれど、信頼できるディーラーを知らないと難しいんだよ」と教わっており、こう言うことなのか! と認識しました…。
ある人にとってのジャンク品は別の人のお宝だったりもするので、あらゆるビンテージ品がここにはあります。
古い検眼レンズセットや19世紀頃のアンティーク眼鏡を扱うディーラーもありました。
しかし、午後になってまたリサーチを再開すると、それまで回っていたマーケットとは雰囲気が異なるエリアが見つかり、次第に期待感が高まってきました。そのエリアでついに見つけました! 自分の好みのアイテムがいろいろと並んでいます。「Brimfield」はディーラーによって専門ジャンルがあったり、ディーラーのセレクト眼や感性との相性によって、こちらのセレクトも良し悪しが左右されます。普通のショッピングと同じですね! このディーラーでは装飾品にいくつか良いものが見つかりましたが、少し大きめの什器でもいくつか好みのアイテムがあったので買い付けました。
さらに、このエリアにはセレクトが好みのディーラーが他にもいくつかあり、照明などの買い付けもできました。
買い付けたお宝の一部。ブローチやバッジはスタッフがユニフォームに自分だけのマークを付けるためのもの。
気に入って買い付けた照明。
更に歩き続けると予期していなかった出会いがありました。あるディーラーでとてもセンスの良い家具が幾つも並んでいることに気づき、その中をずっと見回すと、とんでもないアイテムを発見しました。値段を確認したところなかなか高額でしたが、ほぼ即決で購入を決めました。
こんなアイテムがあるとは予測していなかったのですが、店の印象やイメージを決定的に良くできる素晴らしいもので嬉しい誤算です! 全体の購入予算も超えていましたが、完全に納得のアイテムでした。あとでNY市内でとある有名ショップオーナーとこのアイテムの話をしていたところ、街中で同アイテムが見つかった場合の相場に対して1/3くらいの価格で買えたことが分かりました!
このアイテムが何であるかは今のところは内緒ですが、近い将来に「グローブスペックス」の店舗に現れます!
なかなか上手なディスプレイです。
「Brimfield」には2日半居て自転車を使って回ったものの、おそらく全体の6〜7割ほどしか見れていないと思います。しかし、今回のトライで色々見て回るコツが分かりました。それでも本当に好みのアイテムが見つかるかどうかはやはり運次第ですね。今回素晴らしいアイテムに出会えたことはビギナーズラックで本当にツイていたと思います!
こんな感じでマーケットの間を自転車で移動してお宝探ししていました。
またお宝がいくつか見つかってから気持ちに余裕ができたので来場者に目を向けてみると、「Brimfield」はディーラーも来場者もかなりユニークなファッションの人が多いです。ニューヨークの街中や日本では見かけないようなビンテージの個性的なアイテムを身につけている人が多く、人に注目して見てもかなり楽しめます。
NY街中などでは見かけない個性的なビンテージファッションの人が多かったです。
自分のパーソナル用には、デニム・ワーク・ミリタリーの古着の生地を組み合わせたリメイクジャケットを買いました。
帰りのドライブは途中コネチカット州の港町でシーフード食べてから、ニューヨークの街へと向かいました。
]]>帰国です。ずっと濃い日程ででしたので、1日1日あっという間に過ぎていきました。
最終日はアポイントまでの間にMOMA近代美術館へ。
MOMAはしっかり見るのでしたら、半日は時間を要する作品量です。フロアごとにジャンルもさまざまなので、正直頭がいっぱいになってしまいますね。印象深かった作品をすこしブログでは掲載します。アンディー・ウォーホールの企画展もしていてそれはそれは長い行列でした。時間が見れませんでしたが・・・。
日本でグローブスペックスのみ現在取り扱うアイウェア、lazare studioのデザイナー、アレキサンドルさんに会ってきました。
VISON EXPOの展示会場ではなく近くの高層アパートメントの一室で限ったアポイントだけ対応する形式をとっていたlazare studio。取引をする世界のアイウェアショップも非常に厳選して展開していきたい、それがアレキサンドルの想いだそうです。
単に厳選するという意味合いだけでなく、製造工程においても品質管理やデザインポリシーを守り続けて、適切な商品数を適切な製造量で展開していきたいというサスティナブルな精神を企業理念としているのですから、lazare studioのキャパシティを超えないようにという理由もあるのだと聞きました。
上の高層ビル群の写真はとてもNYらしい風景です。アレキサンドルさんが借りているアポートメントの部屋から。
我ながら綺麗に撮れました。
lazare studio アレキサンドル・カトンさん
アレキサンドルさんご自身のファッションセンスも非常におしゃれです。スケーターファッションをベースとしながらも
トーンを抑え、サイジングもとても良いバランス。こなれているので、真似しようとしてもできないバランスで感心しました。
整然と並べられた美しいサンプルケース。
サンプルケースを運ぶバッグにもこだわっていて格好良い!
取扱店へ配られるネジも専用のもの。パーツ1つ1つがlazare studioのオリジナルだからです。工具にも拘りがありますね。
NY最後の夜はセリマとディナーです。
セリマは本当に昔から変わらずずっとフレンドリーで頑張り続けているデザイナーです。
久しぶりに私は会って改めて大好きだなと感じました。
日本へ帰る朝も朝ご飯で立ち寄りました。
滞在中、ずっと朝食でお世話になり、なんだかホッとするお店でした。
住まいの近くにいつ立ち寄ってもホッとできる店、欲しいです。
店の前にて。
フライトが早めだったので最終日は朝食の時間しかとれず、まだまだ時間が足りなかったNY。
5月にはまた社長がアメリカに行く際にNYに立ち寄るので今回会えなかった人たちにも会えるそうです。
最後に滞在したお部屋の写真をいくつか・・
古い個人宅を改装しています。場所は詳しくは明かせませんが・・・
スタッフの方も優しい方ばかりで、またNYに行った時はお世話になりたいと思います。
NY滞在期のブログをお読みいただきありがとうございました。
パンデミックもやっと収束し、海外への往来も通常にほとんど戻りましたね。
グローブスペックスも国内外の人とのつながり、色々な国の素晴らしいところ、色々取り上げて
みなさまにご紹介していきますので、お楽しみに。
ブローブスペックス渋谷店 砥上
]]>VISON EXPOのセリマオプティークのブースへ。
展示会というと、会場内は見せ方やスペースに制約もあるのですが、セリマのアイデアでブティックと同じようにセリマらしさに溢れていました。ペドロさんの作品が壁一面に。来場者の方々の似顔絵ですね。楽しさいっぱい。
ビンテージ家具も持ち込み良い雰囲気でした。
魅力的な新作をオーダーしました。上の写真はアセテートプラスティックの柄が非常に良いです。
入荷がありましたら、またアナウンスさせていただきますね。お問合せもお待ちしております。
アーティスト、ペドロさんの他の作品もぜひみてみてください!インスタグラムにアカウントがありますよ。
私も似顔絵を描いてもらいました。渋谷店に持って帰ってきました。
似てますね!
VISION EXPOはUPTOWNにある会場ですが、会場周辺は新しい建物やモニュメントがあります。
NYらしさはあまり感じませんね。やはり私はDOWNTOWNの方が好きです。
次の予定の場所まで移動です。すこし疲れを感じてしまったため、こちらに立ち寄りました
チョコレートのマリベルです。SOHOのセリマオプティークのお隣にあります。セリマとマリベルのオーナーのマリベルさんは住まいのアパートメントまでお隣。大の仲良しのお二人です。
カカオ70%の濃いめのホットチョコレートです。疲れた時にはポリフェノールですね。本当に疲れが取れた気がしました。
日本だと京都店がありますね。ぜひ行ってみてください。
夜はセリマのお店のカクテルパーティへ。展示会期間中はさまざまなブランドがパーティを行うのが増えて来ています。
せっかくなのでセリマのパーティへお邪魔しました
セリマの仲間たちもとても個性的。NYの業界でもとても濃いジャンルの方々です。セリマの元上司、アイウェア界の重鎮
アランミクリさんにもお会い出来ました。
写真をお撮りしてもいいですか?って聞くとこの感じに。周りにいた人大笑いです。笑いで済んでしまうくらい
今もセリマとミクリさんは仲良しなのですね。笑
アップカミングなアイウェアデザイナーとも。
この後、AHLEMのデザイナー、アレームもNYに来ていたので、一緒にお寿司ディナーを楽しみました。アーレムは本当にお寿司が好きなのです。4月に来日するので、東京の名店寿司店へ一緒に行く予定です。
アーレムがおすすめのジャズバーがあるというので急遽行くことにしました。土曜日の夜だし街も人でいっぱい。
生演奏を聴かせるバーです。NYの若い方々もたくさんでした。NYで生演奏のジャズ。良い思い出になりました。
AHLEMのアイウェアもアートや建築、音楽シーンからインスピレーションを得てデザインされています。次の新作も形式にとらわれないジャズから構想を得たと聞きました。4月のイベントで、皆様にも新作をご紹介できるのが楽しみです。
4月8日は京都店へAHLEMが参ります。世界中を旅することが大好きな彼女が纏う空気感、デザイン観を感じに京都店へいらしてくださいね。
LAのアイウェアショップのオーナー、Julia Gogoshaさんも合流しました。
ビル・エヴァンス
せっかくなのでキメてもらいました。
まだまだ書ききれないことがあった滞在3日目。特にこの日はお会いする方々、非常にパワフルで濃い方々。
私の脳内は刺激でたくさんで、倒れるようにこの日は眠りにつきました zzz
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DAY 2
2日目です。初日より寒さが和らいだ日。今日よりVISON EXPOが開催します。
展示会会場はUPTOWNの方角。地下鉄で移動します。去年の岡田のNY滞在時は一度も利用しなかった地下鉄。街の治安にまだ不安が残っていて地下鉄も不穏な空気があると地元の方より聞き、移動はタクシーでした。今回は事前に調べ、大丈夫そうだったので乗ってみることに。昼間ですしね。
地下鉄に全く不安感はありませんでした。さすがに深夜はやめた方がいいでしょうが、日中は混み合っているくらいです。
通勤時間帯でもあり、NYの地下鉄の雰囲気満載。ドッグフレンドリーの街。NY。目の前にいた子と目が合いました❤️
展示会場最寄りの駅、34丁目 Hudson Yard駅です。2015年にできた駅で、当時26年振りにNYに新しい地下鉄の駅ができたのが、この駅。綺麗で通路も広いです。
Hudson Yard駅は東京でいうビッグサイドがある汐留のような感じといえばわかりやすいでしょうか。周辺も新しいビルが立ち、NYの味わいある雰囲気は全くありません。商業施設もあるようですが、今回のコンセプトには当てはまらないテイストなので立ち寄らず。
展示会場がある建物です。
社長です。あれ?着ているのは、BODEですね!
ここ数年、大会場とは別会場で展示会を行うブランドが増えてきています。私たちが代理店を務めるフランスの
anne et valentinも別会場です。社長はアメリカのオプティシャン資格の更新のための講義がありました。
お取り扱いブランドの一つ、jean philippe jolyのブース。デザイナー本人もいつもビジュアルポスターに
登場しています。フォトジェニックな方です。
いくつかの予定をこなし、足早に1日が終わります。
DAY 3
Bond Streetにあるセリマ・サラーンさんがプロデュースするBOND 7 by SELIMA。
セリマさんかデザインするSelima Optiqueと共に並ぶのは、アクセサリーや洋服、帽子、ビンテージアイウェアやビンテージカトラリー・・、取り扱う品をカテゴライズするのがむしろ難しいくらいセリマさんの世界観が凝縮したお店。
セリマさんの友人のアーティスト、ペドロさんか手書きが描くグラフィティが店内に圧倒的な存在感を作っています。NYのパワーを感じますね。セリマさんのハッピーな人柄も人気。セリマさんが着こなすファッションもハイブランドとビンテージミックスでおしゃれで私は大好きです。個人的にいくつか欲しいアイテムを見つけてしまいました。滞在中に打ち合わせでまた来るので今日は一旦買わずでおきました。セリマさんのブルーの靴が印象的。聞くとボッテガヴェネタでした(走れるのよ!履いて見て!というので履かせていただいたら、本当に走れました。可愛くて私もほしい)
明日、VISION EXPOのセリマさんのブースへアポイントを入れています。
夜はグラスホルダーネックレスで人気のLALOOP、デザイナーCEOのエリザベスさんとディナーです。
ACE HOTEL内のレストランにて。エリザベスさんは長身でスラリとされています。LALOOPの新作も来月ご紹介できます。
こちらもぜひお楽しみにしていてください!
岡田は早速BODEのジャケットを着ていますね。
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NYではこの時期にアイウェアの展示会VISION EXPOが開催されています。VISION EXPOでも魅力的なブランド達が多く出展しているのですが、日本やアジア圏の多くの眼鏡関係者は2月のミラノでのMIDO展で買付を行うため、VISION EXPOではアジア圏の眼鏡展の方はあまり見かけないと岡田は言っていました。岡田はNYの在住歴もありますし、アイウェアの展示会有無に関わらず精力的に海外へ出向き、お客様にもっと喜んでいただける店づくりのヒントを得るためNYにも行っています。パンデミックの時期をありましたので、去年より通常ペースでNYへも行っていました。今回は私、砥上が出張に同行してきました。
DAY1
JFK空港に11時前に到着。快晴です。しかし寒い!日本がちょうど例年以上の暖かさが続いていて、私もすっかり春モード。NYの気候を調べて持参した洋服も冬仕様にしていました。しかし寒さが違う!風も強くキンと寒い。
岡田も寒さで若干表情が硬めです(笑)すごく風が強いだったのです。
滞在は5日間です。有効に時間を使おうとなり、まずは滞在先ホテルへチェックインしてすこし各々すこし休憩をとり早速行動スタートです。今回の滞在先ホテルについては、とても素晴らしいところをある友人から紹介を受け滞在することが叶いました。それは最後のお話しで・・
せっかく初日のNYでお昼の時間。お腹も空いているしランチができるお店を探します。UNION SQUAREに岡田が以前食事をして美味しかったというイタリアンを探します。Google Mapで探しますが・・・。たどり着いた場所にはもうありませんでした。これもまたパンデミックの影響か・・・。残念な気持ちを抱きつつも、お腹は減っているので、別のお店を探します。Google Mapで”exelent itarian"とし探します。近くに口コミがよいお店がありました。写真でも美味しそう。早速行ってみます。
店先で、あ、ココか。。。という静か目のテンションになりそうな感じも受けたものの、他にお店情報を調べる力もあまりなく、入りました。結果的に、岡田は食事を残してしまいました。そうですね、イマイチでした。
このお店は砥上が決めたので、失敗してしまいました。初日からやってしまった気持ちに・・・。
今回の出張でアイウェアの情報以外にもNYのイケている店に行ってリサーチしたい目的もありました。数年間NYの情報も乏しかったので岡田はNYで何人かの友人に情報を尋ねていました。渡米ギリギリまで、情報をいただいたようです。ありがとうございました!
その中でもお尋ねしたすべての方が口を揃えたのが洋服ブランドの「BODE」です。日本でもセレクトショップで最近見かけることが増えてきました。私も以前、セレクトショップで見かけたメンズのコートが素晴らしく、しばらくそのコートの前で立ち止まった記憶があります。
岡田も興味しんしんでしたので、行ってみることにしました。場所を調べてみると、意外な場所にあることがわかりました。
マンハッタンの南、China Townのあたりです。今イケているお店があるエリアは以前はSOHOやWestVillageでした。かなり前ですが、私がNYへ行った時もそういうイメージでした。今は家賃が高騰してしまい、軒を連ねるはビッグブランドばかり。息苦しささえすこし感じるくらいです。以前あった小さく良い店が営業が難しくなり南やブルックリンへ移動しているのですね。
内装も非常にセンスが良いです。温かみがあり、作り込み過ぎていないこの感じ。やられました。
こちらのソファは完全にボロボロです。これさえもおしゃれに見えます。
扱う服はほとんどが一点物の服です。いくつか心ひかれた物がありましたが、私はサイズが合わず断念しました。
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