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NEW Daikanyama Story(Part 1)

 

今回は、移転オープンしたばかりのNEW 代官山店について、詳しくご紹介します。

 

代官山の移転先については、目抜き通りから少し路地を入った隠れ家的なロケーションが向いていると考えていました。そんな時にこのロケーションを発見し、移転への一歩を踏み出しました。

もしかすると、初めてのお客様には少し分かりづらい場所になるかもしれませんが、静かでとても居心地の良い場所なんです。

 

岡田が2年間かけて世界中を周ってセレクトした温かみと強いオーラを持った古い家具を中心に、格好良さと居心地の良さを両立した店になったのではないかと思います。

 

またブルックリンやロンドンのイーストエンドなどの先端的な店に多く見られるようなロフト的な雰囲気が強い店作りに対して、新しい代官山店はもう一歩先を行く店作りを意図しました。

 

クールでインダストリアルな什器では無く、もっと温かみと落ち着きのある方向の中で、古き良き物が放つ風格やオーラを活かしたいと考え、1900~1960年代位に世界各地で人に使われてきた木の家具を中心に構成しました。

2F壁面に並んでいるのは、NYの古い法律事務所で使われていた書棚です。店内に配置するに当たり、照明を内部に取り付けました。(NY、1910年代)

 

(左)歯科医院で使われていたマホガニー材のアンティークキャビネット(NY、1915-1925年代)

(右)生物学の研究所で使われたオーク材のキャビネット。19ある引き出しそれぞれには美しい装飾が施されたラベルスロットと弾き手が付けられており、当時の職人のクラフトマンシップがうかがえます。(Portland、1920-30年代)

 

チェコの葉巻工場で作業台として使われていたものです。(Vienna、1920-30年代)

 

2F中央に据えられた重厚な黒机は、ウィーンの市庁舎で使われていたものです。(1930年代)

 

ポートランド、NY、パリ、ウィーンを何回か訪れてセレクトした家具たちは温かみと職人の卓越した仕事がオーラを放っており、これらを見ていただくだけでも楽しいお店になっています。

また海外からの輸入品に混じり日本製の古いアイテムも2点ばかりあります。

2F正面に花を生けている花瓶に見えるこちらは実は茶壺なのです。明治から大正時代に東北地方で使われていたもののようで、前面に銘柄らしき紙が貼られていたり、陶器の蓋を使用している珍しいものです。

またそれを載せている巻き台は昭和始め頃のもので金彩、螺鈿による蒔絵が施されている巻き台で、花器を置いたり、飾り台等として使用されていたものです。

 

IFのテーブルの上にあるガラスのショーケースは昭和中頃のおそらく資生堂などといった古くからある化粧品店で使われていたショーケースではないかと言われているものです。

どちらも他の海外什器に混じって不思議とマッチしているものです。

 

 

グローブスペックスの店舗では、お客様が座られる椅子は特に良い物を選ぶようにしています。今回はウィーンの建築家・都市計画家・デザイナーであるローランド・ライナーの50年代製の名作をお客様用に用意いたしました。

 

また、カウンター裏側にあるスタッフ用のスツールは、眼鏡店で使われた古いボシュロム社製の物です。

 

そしてさらに居心地を良くするため、店の音響もマッキントッシュの真空管アンプとガラードのレコードプレーヤーで、その場に居続けたくなるような音のある空間を作り上げました。

是非ともお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

part 2へつづく