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「遠視と老眼は同じ?」
今日は店頭でよく頂く質問を、皆様にお伝えいたします。
メガネから少しだけ離れて、目のお話をいたします。


「遠視と老眼は同じ?」

遠視と老眼は違うものです。どちらも「近くが見えづらい」という症状は同じですが、見えづらくなるメカニズムが違うからです。
遠視は「屈折異常」、老眼は「調節力の低下」によるものです。
今回はそれについて、少し詳しくご紹介いたします。


◯遠視のしくみ
まず、ものが見える仕組みを簡単にご紹介します。
目から入ってきた光が角膜と水晶体を通って屈折され、眼球の奥にある網膜でピントが合うと、ものがぼやけずクリアに見える状態になります。

下の絵は目の構造を簡単にしたものですが、赤線が遠視の人の状態です。
眼球を通った光が、網膜よりも後方でピントが合うような状態になるため、実際はピントが合わずにぼやけてしまいます。

    

これでは遠視の人は遠くを見るときもぼやけるということになりますが、多くの遠視の人が「遠くはぼやけずに、はっきりと見えている」と感じるのはなぜでしょうか。

それは、多くの遠視の人の場合、無意識のうちに自分の調節力(ピントを合わせる力)によって遠視の度数をカバー出来てしまうため、遠くはぼやけていないように感じているのです。
しかし! 人が近くにあるものや文字を見ようとする際には、目はピントを絞って近くに焦点を合わせます。この時に調節力を使うことになります。遠視の人は普段から常に使っている調節力を、近くを見る時にはもっと使わないといけなくなりますので、近くを長時間見るときに眼精疲労を感じたり、見えづらく感じてしまいます。
二重苦ですね。。。


◯老眼のしくみ
さて次は老眼ですが、これは誰もがだんだんとなっていくものです。
年齢を重ねていくにつれ、水晶体が硬くなり調節力(ピントを合わせる力)が低下します。これにより、頑張らないと近くのものが見えなかったり、ぼやけたりします。
初期のうちは暗いところでモノが見えづらくなったり、手元の文字を見る時に、遠ざけないと見えづらく感じるようになります。しかしこれを過ぎますと、読書や手元での作業が困難になってきます。




・・・というように、遠視と老眼は全く違うものです。しかし、どちらもメガネを掛けることによって、とても楽に生活して頂けるようになります。
他にも気になる事がありましたらご相談下さい。
もちろんメガネ選びもご相談下さいね。