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世界を歩く/ミュールバウアー(その3)

世界を歩く3回目はミュールバウアーの工房に潜入です。

ずらりとつり下げられた帽子達、そして帽子の形そっくりな木型。そして小さなドーム型のマシーン。ここで私達を魅了してやまない愛すべき傑作達が生み出されていると思うとわくわくしますね。


目の前にあったドーム型の愛らしい形のマシーンは、とてもとても古い物なのだとか。そしてなによりこれからご説明させていただく行程が帽子作りで一番重要なんです。まずは湿ったフェルトをドーム型のマシーン「Steaming Bell」へ入れて5分ほどスチームで熱します。


マシーンから出されたほっかほかのフェルトは熱が冷めないうちに十分に伸ばされ(結構な力で引っ張っているように見えますがそれだけ丈夫だと言う事)、その後、帽子の木型に合わせてフェルトを慣らしていきます。ここで最終的な帽子の形が作りだされます。


帽子の木型の上で十分に引き伸ばされた後に乾燥の為にオーブンへ!オーブンの中でフェルトが変形してしまう恐れもある為、木型にしっかりと固定させ、70度の高熱でじっくりと3時間かけて乾かします。


フェルトが完全に乾ききって木型から取り出し、これでようやくFinishに近づいて来ました。あとはブラッシング、アイロン、そしてスチームの行程を経て、出来上がります。これを職人さんが一つ一つ大切にそして丁寧に手作業で行っていくのです。
今回の行程が重要なわけ、それはこの作業をおろそかにしてしまうと、出来上がった際の帽子の印象や風合い、素材感が全く違ったものになってしまうからなんだとか。

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皆様とお会いできるのを楽しみにしています!!