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#9「眼鏡の素材には何があるの?(プラスチック編)」


こんにちは代官山店の嶋津です。

お客様との会話の中から出て来るお悩みや疑問を、お客様と一緒に考えて解決していくシリーズ。

#9 は「眼鏡の素材には何があるの?(プラスチック編)」です。

様々なブランドから、色々なデザインの眼鏡がたくさん登場しています。前回のメタル編に続きそんな眼鏡のベースとなる、素材に関してご紹介します。

眼鏡の素材は大まかに分けて、大体3種類に分けられます。

・金属素材(メタルフレーム)
・プラスチックなどの合成樹脂素材(セルフレーム)
・その他(天然素材など/代表的な素材としてバッファローホーンや鼈甲)


それぞれの素材には特性があり、それぞれ利点・課題点があります。
今回は、プラスチックなどの合成樹脂素材(セルフレーム)に関してご案内いたします。


セルフレームの利点
・多彩な色を表現できる
・ボリューム感・立体感を出せる
・温かい印象を演出できる
・レンズの厚みをカバーできる


セルフレームの課題点
・長期間使用すると汗や油、整髪料などで変色する場合がある
・高温にさらされると変形する
・鼻が合わない場合がある


セルフレームの特徴は、まず色が豊富であるということ。特に柄が入ったデザインやグラデーション、クリア系の色などメタルフレームでは難しい表現がセルフレームは多く表現できます。また、フレームに強度を持たせるため、フレームにある程度の厚みが必要になります。その結果メタルフレームにないボリューム感が出せます。そのボリューム感のおかげで、度が強い方が気にされているレンズの厚みを上手くカバーできたり、豊富な色と相まって温かい印象を演出することもできます。

 

一方で長期間使用していくと、表面が白くなってきたりくすんでくる場合があります。これはセルフレームの方がアルコールや汗、油に弱いためです。使用後は眼鏡の表面をよく拭き、汚れを拭き取ってからしまった方が綺麗な状態でお使いいただけます。もし白くなってきてしまった場合でも、表面を磨くことで光沢を蘇らせることができる場合もございますのでご相談ください。また、素材の性質上高温にさらされると、変形や歪みが生じる場合がありますので、ストーブの前など熱いところには置かないようにしましょう。夏場の車内などは特に熱くなりますので、ケースに入れるなどして対応してください。海外ブランドの眼鏡などは鼻当て部分が小さく、かけた時に鼻のところがうまくかからないなどの経験をされたことがあるかと思います。その場合自店にてお客様にあった鼻当てを取り付けるカスタマイズも行なっておりますので、ご利用いただければと思います。
参照:眼鏡について意外と知られていない事〜鼻パッド編〜



セルフレームならではの特徴的なモデルをいくつかご紹介します。

・柄が綺麗なフレームといえば・・・

Robert Marc 899 378
グリーンとグレー、ブラックの様々な色が大理石のように散りばめられ、鮮やかなカラーリングが表情を華やかに際立たせてくれます。


・クリア系でオススメといえば・・・

Anne et Valentin TIMELESS 8C17
フロントのアセテートは光が透過されるぐらい最大限に薄く仕上げられており、やや大きめながらも都会的で洗練された印象を与えてくれます。


・温かみがあるフレームといえば・・・

Lunor A5 226 03
太すぎず、細すぎずのフォルムが絶妙な1本。顔に明るい色が乗る事で表情がすっきりして見えます。


・ボリューム感あるモデルといえば・・・

Lesca LUNETIER GURU 30
フロントの特徴的なカッティングがフレンチらしいモデル。肉厚なボリュームとエッジを残した仕上げは、インパクトがありながらもどこかエレガントさを漂わせてくれます。

セルフレームは写真で見るのと、掛けて見るのでは印象が変わる素材でもあります。似合わないかなと思った物でも、掛けると意外としっくりきたなんてことも良くあります。先入観にとらわれず、是非色々なモデルをお試しください。
また、セルフレームとメタルフレームを組み合わせたコンビネーションフレームなどもおすすめですよ。