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世界を歩く(MEXICO CITY編)

メキシコ滞在の後半は、首都であるMexico Cityへ。San Hose del Caboが海辺のリゾートだったのに対して、Mexico Cityは標高が2千メートルにあるため、雨期である今は7月でも雨が降ると夜は15度を下回ることもあります。この都市のTHE BARRACKSを扱って頂いているお店はLoose Blues。日本人の木村さんと地元のJackyさんが一緒に経営されていて、洋服のセレクトショップからスタートし今は食と雑貨、アートまでも提案されています。知り合ったきっかけは、やはりJackyさんが日本に来られた際にご自分の眼鏡を買って戴いたことをきっかけで取引して頂ける事になり、今回はかねてからお誘いを戴いていた事と、Mexico Cityのアンティークマーケットが面白いとの情報も教えて貰っていたので、楽しみに訪問しました。

 

空港まで向かえに来て貰い、そのまま街中へ案内して戴きました。San Jose del Caboに比べて桁違いに人と車の数が多いのは、やはり首都で色んなものが集中して居るからですね。日本の問屋街かアメ横の様な、人と車の多い地域を抜けてしばらく行くと、割と落ち着いた雰囲気の場所が現れました。古くからアメリカ人が建築した建物が多いエリアや、隣接してヨーロッパの影響が強い建築が多いエリアもあり、新しいレストランやカフェが増えている地域です。

 

ありました、Loose Blues。格好良いファサードのお店です。

お店の外観

お店の準備中ですね。

1階、半地下、中2階は洋服とアクセサリーがディスプレイされています。そして木村さんご自身も彫刻をされるそうですがご両親もアーティストだそうで、洋服と一緒にアート作品も展示販売されています。新しく拡張された2階はレストラン部分と、家具や雑貨を販売するスペース。日本のファッションとライフスタイル誌や、ステーショナリ、雑貨なども扱われています。地元メキシコのアンティーク家具やアーティストが作る拘った家具、そしてSan Jose del Caboでも良くススメられたMezcalや地元のクラフトビールまでもありました。

1Fの様子

THE BARRACKSも格好よくDispalyされていました

1F入り口の様子

半地下がメンズ、中二階がレディースです。右から:木村さん、Jackyさん、お店のスタッフ

地元の革職人が手がけた鞄や日本の雑誌もありました

Jackyさんが大好きな日本のファッションアイテムを軸として、今ではメキシコと日本、両国のアート作品、家具、雑貨、食べ物とお酒まで、ファッションと暮らしを豊かにする両国の様々なアイテムを扱う、ユニークな総合提案型のセレクトショップでした。

もともとレンガがふんだんに使われている建物で、非常に高い天井高があり、恵まれた店舗構造があるところに加えて、2人のセンスの良さで隅々まで仕立て上げられており、とても格好良いけれど敷居の高さは感じさせない、素敵なお店です。

2Fへ続く階段

2Fにはアンティークの家具や職人さんが作成した雑貨などがあります。

2Fの様子

レストラン・バーの様子

天井が高く非常に気持ちの良い空間になっています。

クラフトビールの次にくるであろうと言われている注目のハードリカーMezcalも取扱いがあります。

レストラン

しばらく店を見させて頂いてから一緒にブランチへ。とても雰囲気のある古い建物を生かした、比較的まだ新しいパン屋さんに案内して貰いました。ここのパン、抜群に美味しいそうで朝の開店時から夕方までずっと混んでいる人気店だそうです。

すぐ近くのROMA地区にも自転車屋とカフェを併設した店や、カフェ、しゃれたレストランなどが並び、今Mexico Cityの中でも注目が集まっているエリアです。

Mexico Cityで最も人気のパン屋さん

歩きながら幾つかの店を案内してくれましたが、特に2つの店が印象に残りました。

一つはHeadquarter。以前Jackyさんが店長を勤めていた店で、ストリートカルチャーとモード、店内のバーバー、そして地元メキシコのクラフトワークを生かしたスケートボードなど非常に面白い品揃えと業態です。オーナーのRicardoはカナダのバンクーバーでも店を成功させている目利きでやり手。店内にはComme des Garçon、Undercover、Neighborhoodなど日本のブランドも多いせいか、お話ししてみると共通の知人も多くいて、すぐに打ち解ける事が出来ました。

詳しくはコチラ

HeadquarterのオーナーのRicardoさん

もう1店はMexico Cityの中でも特にオシャレな眼鏡店、Escópica。かなり歴史のあるお店を引き継いでから、現在のオーナー達が非常にオシャレな店にアップデートされていました。品揃え、内装、店の隅々まで効果的に配置された小物など、アメリカでもヨーロッパでも見たことが無いくらいにレベルの高い店です。メキシコで予想外に素晴らしい店を発見したことに驚きました。店内を見ているとオーナーの方から声を掛けられ、「Excuse me but aren’t you from GLOBE SPECS?(あなたはグローブスペックスの方では無いですか)」と言ってこられました。あれ、どこかで会った人なのか・・、と思案していると、ネットで弊社のブログやインスタを見ていつもフォローしているとの事でした。インターネットの時代はとても世界が近いようです。

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Escópica店内

オーナーのお二人

夜は米国で皿洗いからたたき上げてミシュランスターでシェフまで上り詰めた人がオープンさせた進化版のメキシコ料理のレストラン。あまりに人気で予約も難しいそうです。ここの料理は絶品でした!シェフのお任せコースをお願いしたのですが、席に日本人が2人居ることを見て取って、急遽マツタケを使った創作メキシカンを2品作ってくれ、その説明とアピールまでして下さり感動しました。Mexico City に行く機会があったらぜひ寄ってみて下さい。Eduaro Garcia氏がシェフを務めるMaximo Bistroです。

詳しくはコチラコチラ

シェフのEduardo Garcia氏

美味しい料理と空間で素敵な時間を過ごせました。

実はMexico Cityでの自分のメインテーマはアンティークマーケット訪問です。1日目訪れたマーケットではあまりにパリやアメリカのマーケットと様子が異なっていたので、まず目を慣らして準備体操くらいで終えました。

アンティークマーケットの様子

Mexico Cityの2日目。この日はメインテーマである規模の大きなアンティークマーケットへの訪問です。

まず案内して貰ったのはメキシコが誇る世界有数の建築家、Luis Barraganが元住んでいた自宅。自身が住む場所として、自分の建築思想を完全に具現化した家を完成させておられ、非常に印象的な作りでした。光と色を非常に重視して革命的な建築を実現させ、何度も世界的な建築賞を受賞された方です。世界中のセレブとの交流もあったようで、ゲストルームにはデビッド・ボウイの奥様も泊まっていったそうです。

詳しくはコチラ

今は展示公開されているLuis Barragan邸

午後からいよいよアンティークマーケットへ。Lagunillaと言うMexico Cityの中に幾つかある中でも最大規模で、日曜日のみ開催されています。このマーケットの周囲には非常に治安の悪い地域が隣接しているそうで、その地域は警察も手を焼いているとの事でした。夕方5時くらいを過ぎてその地域に居るとお酒も入って荒れ始めるそうなので、早めにマーケット探索に出掛けました。やはり初めてのマーケットで、このマーケットが得意なモノを見定めるのに少し時間が掛かりました。一つ非常に気になるアイテムがあったものの、その時は決め兼ねたのですが、帰国してからやはりゲットしておくべきだった!と思えたものがあります。現地の人に次の週末にチェックして貰うように依頼しましたが、手に入ったかどうかは後のお楽しみ。

日が暮れ始め、またサルサソースが利いた別のレストランのメキシコ創作料理を食べ、その後はMexico Cityの象徴的なエリアや建造物を色々と案内してくれました。

見て行くと紀元前からの文明や文化を持つ国でもあり、また近代には植民地時代から自由を勝ち取った象徴や、革命や市民運動の象徴など、決して安定した政治や治安の情勢ばかりではなかった歴史が見て取れます。

メキシコのメインストリートに立つ独立記念塔

革命記念塔

メトロポリタン大聖堂

でも街中を見ると、もっとファッションや食、生活の質を楽しみたい、と言う空気に溢れており、確実にこれから面白い国になって行く予感がありました。またSan Jose del Caboには楽園のような別世界が拡がっており、その他にいくものリゾートや遺跡などもある国です。

初めて行った国で合計たった4日半の滞在でしたが、メキシコのフレンドリーな気質もあり、また何人かの新たな友人も出来ました。本田圭佑選手のパチューカ移籍も報じられており、メキシコへの関心もますます深まって行く事と思います。ぜひまた訪ねてみたいと思う国でした。

 

この様に眼鏡以外の世界の人達や、様々な国の人々との交流からグローブスペックスの新しい可能性は拡がります。また皆様にも成果を色々とご紹介させて戴きます。