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#6「メンテナンスの仕方がわからない」

こんにちは代官山店の嶋津です。

お客様との会話の中から出て来るお悩みを、お客様と一緒に考えて解決していくシリーズ。

#6 は「眼鏡のメンテナンスの仕方がわからないです。

 

「ずっと綺麗な状態で使うにはどうしたらいいの」

「眼鏡を購入するのは初めてだから、メンテナンスの仕方が知りたい」

など、ご購入後の扱い方に関する事を今回はお伝え致します。

 

眼鏡を使っていくと...

眼鏡を長年愛用されている方はご存知かもしれませんが、使い方、頻度、期間によってはフレームが白くなってきたり、レンズがコート剥がれを起こして見づらくなってきたりします。見栄えや見え方にも影響してくるため、出来ればこのような状況にならないように使って行きたいところだと思います。

そこで重要になってくるのは日々のお手入れになります。

 

お手入れの仕方

・レンズ

レンズが汚れてきたら、付属の眼鏡拭きで拭いていただければ基本的に綺麗になります。ただし、拭く前の注意点として、レンズの表面に砂埃などが付いた状態でレンズを拭くと、細かい傷が入る可能性があるため、表面を軽く水で流してから拭いていただいた方が安心です。また、油汚れなど汚れがひどい状態の場合は、食器用の中性洗剤を薄めた液で軽く洗っていただくと綺麗に落ちます。水で流した後は、ティッシュで水気を拭き取った後、メガネ拭きで拭いて下さい。水気が残ったままで放置するとシミの原因になりますので注意してください。

付属のメガネ拭きですが、汚れて来たら洗濯するようにしてください、メガネ拭きが汚れていると、メガネを綺麗に拭くことは出来ませんし、傷が入る原因にもなります。

レンズの表面に付いているコート膜は、急激な温度差や60℃以上の高温にさらされると、ヒビ割れを生じコート剥がれの原因にもなりますので、熱には注意してください。お風呂でメガネも一緒に洗うことや、熱湯で洗うなどはやめてください。

 

・フレーム

汗や油、整髪料などが付いた状態で使用していくと、プラスティック部分の劣化やメッキ剥がれの原因にもなりますので、汚れを落としていただいた方が持ちが良くなります。汗や整髪料がわりと付いてしまった際には使用の後水洗いする事で大分劣化を防げます。面倒な場合でも1日の終わりやメガネをしまう際に、フレームの肌に触れている部分(鼻やツルの内側)を拭くだけでも、持ちは良くなります。クリングス部分(アーム状の鼻パッドが付いているところ)は自身でのクリーニングは難しいと思いますので、お店でもクリーニングを行なっておりますので、気になった場合はお持ちください。

 

それでもなってしまったら...

気をつけて使用していても、気づかないうちにレンズに傷を入れてしまったり、フレームが白くなって来たり、メッキが剥がれて来たりします。もしそうなった場合でも、レンズに関してはフレームが無事であればレンズ交換は可能ですし、フレームに関しては磨き修理や再メッキ修理なども行えますので、諦めずにご相談下さい。