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世界を歩く(MEXICO CITY編)

メキシコ滞在の後半は、首都であるMexico Cityへ。San Hose del Caboが海辺のリゾートだったのに対して、Mexico Cityは標高が2千メートルにあるため、雨期である今は7月でも雨が降ると夜は15度を下回ることもあります。この都市のTHE BARRACKSを扱って頂いているお店はLoose Blues。日本人の木村さんと地元のJackyさんが一緒に経営されていて、洋服のセレクトショップからスタートし今は食と雑貨、アートまでも提案されています。知り合ったきっかけは、やはりJackyさんが日本に来られた際にご自分の眼鏡を買って戴いたことをきっかけで取引して頂ける事になり、今回はかねてからお誘いを戴いていた事と、Mexico Cityのアンティークマーケットが面白いとの情報も教えて貰っていたので、楽しみに訪問しました。

 

空港まで向かえに来て貰い、そのまま街中へ案内して戴きました。San Jose del Caboに比べて桁違いに人と車の数が多いのは、やはり首都で色んなものが集中して居るからですね。日本の問屋街かアメ横の様な、人と車の多い地域を抜けてしばらく行くと、割と落ち着いた雰囲気の場所が現れました。古くからアメリカ人が建築した建物が多いエリアや、隣接してヨーロッパの影響が強い建築が多いエリアもあり、新しいレストランやカフェが増えている地域です。

 

ありました、Loose Blues。格好良いファサードのお店です。

お店の外観

お店の準備中ですね。

1階、半地下、中2階は洋服とアクセサリーがディスプレイされています。そして木村さんご自身も彫刻をされるそうですがご両親もアーティストだそうで、洋服と一緒にアート作品も展示販売されています。新しく拡張された2階はレストラン部分と、家具や雑貨を販売するスペース。日本のファッションとライフスタイル誌や、ステーショナリ、雑貨なども扱われています。地元メキシコのアンティーク家具やアーティストが作る拘った家具、そしてSan Jose del Caboでも良くススメられたMezcalや地元のクラフトビールまでもありました。

1Fの様子

THE BARRACKSも格好よくDispalyされていました

1F入り口の様子

半地下がメンズ、中二階がレディースです。右から:木村さん、Jackyさん、お店のスタッフ

地元の革職人が手がけた鞄や日本の雑誌もありました

Jackyさんが大好きな日本のファッションアイテムを軸として、今ではメキシコと日本、両国のアート作品、家具、雑貨、食べ物とお酒まで、ファッションと暮らしを豊かにする両国の様々なアイテムを扱う、ユニークな総合提案型のセレクトショップでした。

もともとレンガがふんだんに使われている建物で、非常に高い天井高があり、恵まれた店舗構造があるところに加えて、2人のセンスの良さで隅々まで仕立て上げられており、とても格好良いけれど敷居の高さは感じさせない、素敵なお店です。

2Fへ続く階段

2Fにはアンティークの家具や職人さんが作成した雑貨などがあります。

2Fの様子

レストラン・バーの様子

天井が高く非常に気持ちの良い空間になっています。

クラフトビールの次にくるであろうと言われている注目のハードリカーMezcalも取扱いがあります。

レストラン

しばらく店を見させて頂いてから一緒にブランチへ。とても雰囲気のある古い建物を生かした、比較的まだ新しいパン屋さんに案内して貰いました。ここのパン、抜群に美味しいそうで朝の開店時から夕方までずっと混んでいる人気店だそうです。

すぐ近くのROMA地区にも自転車屋とカフェを併設した店や、カフェ、しゃれたレストランなどが並び、今Mexico Cityの中でも注目が集まっているエリアです。

Mexico Cityで最も人気のパン屋さん

歩きながら幾つかの店を案内してくれましたが、特に2つの店が印象に残りました。

一つはHeadquarter。以前Jackyさんが店長を勤めていた店で、ストリートカルチャーとモード、店内のバーバー、そして地元メキシコのクラフトワークを生かしたスケートボードなど非常に面白い品揃えと業態です。オーナーのRicardoはカナダのバンクーバーでも店を成功させている目利きでやり手。店内にはComme des Garçon、Undercover、Neighborhoodなど日本のブランドも多いせいか、お話ししてみると共通の知人も多くいて、すぐに打ち解ける事が出来ました。

詳しくはコチラ

HeadquarterのオーナーのRicardoさん

もう1店はMexico Cityの中でも特にオシャレな眼鏡店、Escópica。かなり歴史のあるお店を引き継いでから、現在のオーナー達が非常にオシャレな店にアップデートされていました。品揃え、内装、店の隅々まで効果的に配置された小物など、アメリカでもヨーロッパでも見たことが無いくらいにレベルの高い店です。メキシコで予想外に素晴らしい店を発見したことに驚きました。店内を見ているとオーナーの方から声を掛けられ、「Excuse me but aren’t you from GLOBE SPECS?(あなたはグローブスペックスの方では無いですか)」と言ってこられました。あれ、どこかで会った人なのか・・、と思案していると、ネットで弊社のブログやインスタを見ていつもフォローしているとの事でした。インターネットの時代はとても世界が近いようです。

詳しくはコチラ

Escópica店内

オーナーのお二人

夜は米国で皿洗いからたたき上げてミシュランスターでシェフまで上り詰めた人がオープンさせた進化版のメキシコ料理のレストラン。あまりに人気で予約も難しいそうです。ここの料理は絶品でした!シェフのお任せコースをお願いしたのですが、席に日本人が2人居ることを見て取って、急遽マツタケを使った創作メキシカンを2品作ってくれ、その説明とアピールまでして下さり感動しました。Mexico City に行く機会があったらぜひ寄ってみて下さい。Eduaro Garcia氏がシェフを務めるMaximo Bistroです。

詳しくはコチラコチラ

シェフのEduardo Garcia氏

美味しい料理と空間で素敵な時間を過ごせました。

実はMexico Cityでの自分のメインテーマはアンティークマーケット訪問です。1日目訪れたマーケットではあまりにパリやアメリカのマーケットと様子が異なっていたので、まず目を慣らして準備体操くらいで終えました。

アンティークマーケットの様子

Mexico Cityの2日目。この日はメインテーマである規模の大きなアンティークマーケットへの訪問です。

まず案内して貰ったのはメキシコが誇る世界有数の建築家、Luis Barraganが元住んでいた自宅。自身が住む場所として、自分の建築思想を完全に具現化した家を完成させておられ、非常に印象的な作りでした。光と色を非常に重視して革命的な建築を実現させ、何度も世界的な建築賞を受賞された方です。世界中のセレブとの交流もあったようで、ゲストルームにはデビッド・ボウイの奥様も泊まっていったそうです。

詳しくはコチラ

今は展示公開されているLuis Barragan邸

午後からいよいよアンティークマーケットへ。Lagunillaと言うMexico Cityの中に幾つかある中でも最大規模で、日曜日のみ開催されています。このマーケットの周囲には非常に治安の悪い地域が隣接しているそうで、その地域は警察も手を焼いているとの事でした。夕方5時くらいを過ぎてその地域に居るとお酒も入って荒れ始めるそうなので、早めにマーケット探索に出掛けました。やはり初めてのマーケットで、このマーケットが得意なモノを見定めるのに少し時間が掛かりました。一つ非常に気になるアイテムがあったものの、その時は決め兼ねたのですが、帰国してからやはりゲットしておくべきだった!と思えたものがあります。現地の人に次の週末にチェックして貰うように依頼しましたが、手に入ったかどうかは後のお楽しみ。

日が暮れ始め、またサルサソースが利いた別のレストランのメキシコ創作料理を食べ、その後はMexico Cityの象徴的なエリアや建造物を色々と案内してくれました。

見て行くと紀元前からの文明や文化を持つ国でもあり、また近代には植民地時代から自由を勝ち取った象徴や、革命や市民運動の象徴など、決して安定した政治や治安の情勢ばかりではなかった歴史が見て取れます。

メキシコのメインストリートに立つ独立記念塔

革命記念塔

メトロポリタン大聖堂

でも街中を見ると、もっとファッションや食、生活の質を楽しみたい、と言う空気に溢れており、確実にこれから面白い国になって行く予感がありました。またSan Jose del Caboには楽園のような別世界が拡がっており、その他にいくものリゾートや遺跡などもある国です。

初めて行った国で合計たった4日半の滞在でしたが、メキシコのフレンドリーな気質もあり、また何人かの新たな友人も出来ました。本田圭佑選手のパチューカ移籍も報じられており、メキシコへの関心もますます深まって行く事と思います。ぜひまた訪ねてみたいと思う国でした。

 

この様に眼鏡以外の世界の人達や、様々な国の人々との交流からグローブスペックスの新しい可能性は拡がります。また皆様にも成果を色々とご紹介させて戴きます。

世界を歩く(SAN JOSE DEL CABO後編)

世界を歩く SAN JOSE DEL CABO編の後編です。

San Jose del Caboの2日目にいよいよKiyaの店を訪ねました。車で向かえに来てくれてどんどん山道を入って行きます。暑く乾燥した土地なので木々はあまり無く、低木とサボテンがある砂地です。道路も舗装されていない砂地なので、なぜKiyaがJeepの4輪駆動車を選んでいるのかが良く分かりました。その先に何があるのだろうと思っていると、その山道の先にある平坦な土地に佇む、小さめな建物が幾つも集まっている場所に着きました。ここがSelf EdgeのSan Jose del Cabo店がある場所です。てっきり人の往来が多い賑やかな通りであると想像していたので、砂漠の山の中にあるこの場所に始め驚きましたが、不思議と人が多く歩いています。見ると殆どがメキシコ人では無く、アメリカやヨーロッパから来ている人達で、皆裕福そうでオシャレな身なりです。周りの店も拘りのメキシコ産ワイン専門店や、前日に町で会ったフランス人女性が経営するジュエリーショップがあり、一番奥にはその周辺のファームで取れる野菜やフルーツを生かしたレストランもあします。砂漠の山の中に、急に別世界が拡がっている様です。

Kiyaの店「SelfEdge」

店内の様子

SelfEdge,San Jose Del Cabo店で今年人気のショーツ

THE BARRACKSも綺麗に並べられていました。

Kiyaは元々好きになったSan Jose del Caboのこの場所に別荘を持ったのですが、その後にその周囲に商業施設を作る話が進み、そこに招致されて店を出したそうです。周りを見ると砂漠の山のところどころに建設現場があり、その周辺一帯が何も無い砂漠である事を逆手にとって、意表を突く別世界を更に拡げています。

KiyaのSan Jose Del Caboの家。農園や自店と隣接しています。

KiyaのSan Jose Del Caboの家。

なんとKiyaの手作りビールを振る舞ってくれました。

San Jose del Caboに来るまで、なぜクールな感覚と抜群なビジネスセンスを持っているKiyaがこの場所に店を作ったのか良く分からなかったのですが、この場所に来てみて完全に理解できました。Kiyaはこの土地を単に新たなビジネスチャンスとして見ていたのでは無く、この豊かな自然に溢れる場所に惹き付けられて来る、多くの自分と同じような価値観を持った人達と一緒に「The quality of life」を共有し、楽しみながら共存して更に面白い新しいものを作り上げていく、と言うとてつもなく羨ましいプロジェクトに熱中していたのです。しかもとてもリラックスしながら。このスタイルを彼等は「laid back」と呼んでいます。San Jose del Caboはこの様なセンスと価値観を持った人達が集まる村の様な場所になっていました。

農園で取れた新鮮な野菜を生かした料理が食べれるレストラン

お二人ともリラックスしたとても良い表情です。

この緑溢れる農園に囲まれ、Kiyaのお店を含む10店舗ほどのお店やレストランと何軒かの家が砂漠の中に作られています。

夜になると雰囲気はまたガラッと変わります

とっても刺激を受けた2日間を過ごし、次は首都であるメキシコシティーです。

世界を歩くMEXICO CITY編へつづく。

世界を歩く(SAN JOSE DEL CABO前編)

こんにちは、グローブスペックスの岡田です。

今回ちょっと珍しい国に行きましたので、そのご紹介です。メキシコです。私もメキシコは初めてで、自分の周りの人達に尋ねても行ったことがある人は居ませんでした。

 

グローブスペックスではオリジナルのブランドとしてTHE BARRACKSをご紹介していますが、今回訪ねたのはTHE BARRACKSのメキシコの取り扱い店2店です。THE BARRACKSは積極的に海外に営業している訳ではありませんが、これら2店は両方とも始めは店のユーザーとしてグローブスペックスで買い物をして下さり、その後希望されてTHE BARRACKSをお店で紹介してくれています。両方とも眼鏡店では無く、ファッションのお店です。

 

最初の目的地は世界一長い半島、バハ カリフォルニア半島の最南端近くにあるSan Jose del Cabo。メキシコの中でもビーチが美しく、鯨が集まったり、自然が豊かで様々な野生動物の宝庫として有名。また米国西海岸よりも更に美しくまた良い波が来ることから、米国西海岸のサーファー達がより乗り応えのある海を求めて集まるリゾート地。でもさほど人口が多い訳でも無いこの場所に、私がリスペクトするショップオーナーであり経営者であるKiyaが、なぜ最新店を出す場所としてSan Jose del Caboを選んだのかずっと好奇心を持っていました。

KiyaはサンフランシスコでメンズのセレクトショップであるSelf Edgeをスタートし、ロサンゼルス、NY、ポートランドにも店を開けて、全て成功しています。デニムを中心に拘りのセレクトが人気で、トレンドを追うのでは無く、非常にアメリカ的な定番スタイルをブレ無く貫き通していることがユニークなスタイルの店として評価され、多くの支持者を持っています。

 

夜ホテルに着いて次の日の朝、Kiyaが最初に案内してくれたのはKiyaの友達がやっているカフェ。かなり拘りを持って煎れているコーヒーが評判で、小さなカフェですが路地裏にあるにも拘わらずひっきりなしに人が訪れていました。でもこのカフェのオーナーの本職は建築デザイナー。

左から:Kiya、Gerry、カフェのスタッフ、Kiyaの奥様のDemitra

カフェの風景

Gerryのコーヒーショップのスタッフ、Angieさん

ちょっとユニークで、地元の砂が多い土を外壁に混ぜ合わせることで、景観的に大地から連続しているかの様な色合いを持ち、また外の熱を遮断して室内は涼しく保てることから暑いメキシコでも快適に過ごせると言う機能性も持っているそうです。でも何よりも風合いが非常にオシャレな質感と色味で、とてもセンスが良いデザイン。

土を外壁に混ぜ合わせた建造物

Gerryの手がけた居住空間のデザイン

スペイン語を話さないKiyaですが、このオーナーであるGerryは完全な英語を話すので全くコミュニケーションは問題なし。そしてすぐ前に拡がっている海で、しょっちゅうサーフィンも楽しんでいるそうです。カフェの裏側と周りは全て建築デザイン事務所で、リビング雑貨の店も併設しています。建築を本業として、カフェと生活雑貨のお店は楽しみながらやっている感じです。

彼のインスタはコチラ

サーフボードが後ろに見えるGerryのオフィス

生活雑貨を扱うショップ

どれもこれもセンスの良いアイテムばかりです。

カフェの外の様子

GerryもTHE BARRACKSのサングラスを愛用してくれていました。コーヒーを立てていた女性も同じく愛用者。皆デザインしている人間が店を訪ねたことをとても喜んでくれました。私も遙か遠くメキシコに自分のデザインの愛用者に何人も会えたことはとても嬉しかったです!

GerryもTHE BARRACKSを掛けてくれています。

その後に案内してくれたのはビーチ沿いにある海の家の様な場所。隣にはサーフィン教室があり、海を見るとたくさんのサーファー達が海を楽しんでいました。そこで勧められたのが地元で人気の飲み物。名前はClamato con cerviza。中にはトマトジュース、クラムソース、サルサ、ライムの絞り汁などが入っていて、グラスの縁には塩。そこにビールを少しずつ継ぎ足しながら、味が変化していくのを楽しみながら飲んで行く。見た目よりも塩っ気が多く、スパイシーな味に始めは違和感があったものの、変に甘みが無くアッサリしているので真夏には50度近くになるこの土地には合っている飲み物である気がしました。

太平洋に面したサーフスポット

地元で人気の飲み物Clamato con cerviza

夜は旧市街へと案内してくれました。まず訪ねたのはカナダ人が経営する新しいホテル。ホテルと言っても8部屋しか無い小さなもので、人気が高まっているAirBnb経由でしか予約が出来ないものだそうです。その敷地内にホテルゲスト専用の中庭バーがあり、ここで勧められたのが地元で人気のお酒、Mezcal。サボテンから作られる強いハードリカーですが、テキーラがやや昔からある古いお酒の印象を持つ人が多くなってきている事に対して、新しいメキシコ定番のお酒としてアメリカでも人気になっているそうです。芋虫を乾燥させて粉末にした粒をかけたオレンジと交互にやるのが地元流だそうです。始めはおっかなびっくりでしたが、実際はかなり美味しかったです。

AirBnbからしか予約の出来ないニュータイプのホテル、周りを塀に囲まれて通りからは様子が全く見る事ができませんが、一歩中に足を踏み入れると想像もしなかった異空間が待っていました。

旧市街の様子

地元で人気のハードリカーMezcalと芋虫を乾燥させて粉末にした粒をかけたオレンジ

この店に来る途中で会った、Kiyaの店の隣で高級な宝飾店を経営するフランス人のオーナーもまたTHE BARRACKSのサングラスをしてくれていました。

Kiyaのお店の隣のジュエリーショップのオーナー、Margauxさん

お店はこちらの2店舗↓

Eduardo Sanchez  Jewelry

Anne Sidora

どちらもとても素敵なお店でした。

 

後半へつづく。

トウキョウクルーズ/Cafe Luigiな人々

photo by NIK VAN DER GIESEN
原宿の裏路地にひっそりとたたずむ1軒のCafe。席数8席ほどのこの小さなCafeには毎日いろんな人たちがやってきます。


デザイナーのKさん。
入り口に近い席に腰掛けて、美味しそうにタバコをくゆらせながらコーヒーで休憩中。眼鏡と帽子をこよなく愛するKさんは今日もバリスタのGさんと楽しげにお話中。

photo by NIK VAN DER GIESEN

photo by NIK VAN DER GIESEN

Gさんが丁寧に丁寧に淹れてくれるカフェラテは絶品。しっかりと味が濃くてまろやかで飲んだ後についついふーーーーっと声が出てしまうような、気持ちを落ち着かせてくれる一杯。それを目当てに来るお客さんは多いと思う。

photo by NIK VAN DER GIESEN

photo by NIK VAN DER GIESEN

ほら、言っているそばからやって来ました。
フォトグラファーのNさんと友人でモデルのVさん。彼らはチームでとても面白い事をやっている。Goodcoffeeというwebで美味しくこだわりのあるコーヒーを提供してくれるお店と美味しいコーヒーを欲している人々を繋げているのです。だから彼らが嗅ぎ付けてきたという事はこのお店の味はお墨付きと言うわけです。賑やかな彼らは早速カフェラテを注文し、今日のスケージュールを確認し合っている。

photo by H

そこへ仕事中のHさんが休憩にやってきた。もちろんオーダーはカフェラテ!一息ついて、ちらっと中を覗き込むとNさんとVさんの撮影がちょうど始まったばかり。どうやら、知り合いのようですね。何と飛び入りで撮影に参加しています。彼女のお気に入りのサングラスを掛けて撮影してもらっているようです。

photo by NIK VAN DER GIESEN

それを眺めていためがね好きのKさんがHさんに話しかけ。これまた撮影に参加した。

photo by NIK VAN DER GIESEN

人と人が自然につながるcafe Luigi。ほら、また一人美味しいカフェラテ目当てにやってきましたよ。

photo by H

photo by H


photo by NIK VAN DER GIESEN
原宿にある小さなCafeの穏やかな一日のお話でした。

協力
Cafe Luigi
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-311


Photo by NIK VAN DER GIESEN


着用アイテム
デザイナーKさん
Lunor A5 237 03

Gさん
Anne et Valentin FOREST U208
Anne et Valentin Wilma A143

H さん
Anne et Valentin CLOSE UP 1504

その他私物

Special thanks
Cafe Luigi barista Go Inoi
Vaughan(ヴォーン)
Mr.Kakimoto


 
世界を歩く/ミュールバウアー(その3)

世界を歩く3回目はミュールバウアーの工房に潜入です。

ずらりとつり下げられた帽子達、そして帽子の形そっくりな木型。そして小さなドーム型のマシーン。ここで私達を魅了してやまない愛すべき傑作達が生み出されていると思うとわくわくしますね。


目の前にあったドーム型の愛らしい形のマシーンは、とてもとても古い物なのだとか。そしてなによりこれからご説明させていただく行程が帽子作りで一番重要なんです。まずは湿ったフェルトをドーム型のマシーン「Steaming Bell」へ入れて5分ほどスチームで熱します。


マシーンから出されたほっかほかのフェルトは熱が冷めないうちに十分に伸ばされ(結構な力で引っ張っているように見えますがそれだけ丈夫だと言う事)、その後、帽子の木型に合わせてフェルトを慣らしていきます。ここで最終的な帽子の形が作りだされます。


帽子の木型の上で十分に引き伸ばされた後に乾燥の為にオーブンへ!オーブンの中でフェルトが変形してしまう恐れもある為、木型にしっかりと固定させ、70度の高熱でじっくりと3時間かけて乾かします。


フェルトが完全に乾ききって木型から取り出し、これでようやくFinishに近づいて来ました。あとはブラッシング、アイロン、そしてスチームの行程を経て、出来上がります。これを職人さんが一つ一つ大切にそして丁寧に手作業で行っていくのです。
今回の行程が重要なわけ、それはこの作業をおろそかにしてしまうと、出来上がった際の帽子の印象や風合い、素材感が全く違ったものになってしまうからなんだとか。

M14503_highres.jpgM14508_highres.jpg

こんなに時間をかけて自分の帽子が作られていると思うと一つ作ってみたいと思いませんか。9月に行われる2日間限定のトランクショーでは、自分の気に入った色の組み合わせで自分の頭のサイズで世界に一つだけの帽子が作れてしまうのです。今季も素敵な帽子がたくさん届き始めました。たくさんの中から是非とも自分にぴったりな一つを選んでみてください。迷って決められないわという方はクラウスさんや私達スタッフがサポートいたしますので、お気軽にお声がけくださいませ。

尚、トランクショーは全ての回がご予約制となっています。詳しくはこちら
皆様とお会いできるのを楽しみにしています!!


 
世界を歩く/ミュールバウアー(その2)

世界を歩く2回目は今年5月にウィーンで行われました、ミュールバウアーの111周年を記念した本のお披露目パーティーの様子をご紹介いたします!!


来場者には伝統的なチロリアンハットのペーパーハットが配られました。

しかし、やはりミュールバウアーの帽子にはかないません。自分の選んだハットが一番似合っています。

https://www.facebook.com/hutmuehlbauer/photos/a.825168334177649.1073741841.173071486054007/825169007510915/?type=3&theater
みなさん、本当におしゃれ。雑誌の海外スナップを見るよりもよっぽどリアルなファッション事情がわかりますね。
髪型もファッションもメイクも。そして帽子のかぶり方も。


この男性が見ているのが111周年の記念に発売された写真集です。詳細はもう少ししたらご案内できると思いますのでそれまであと少しだけお待ちくださいね。

そしてデザイナーのクラウス氏(中央)いつもこんな感じで常に人に囲まれてしまう人気もの。

DJのお姉さんの帽子の可愛さにクラッと来ます。カチューシャに帽子がちょこん。髪の毛を縛って、リップを塗って、このカチューシャを付けたら、さてどんな服を選ぼうかなんて考えだすと楽しくなりますね。

https://www.facebook.com/hutmuehlbauer/photos/a.825168334177649.1073741841.173071486054007/825168914177591/?type=3&theater

実はこんなにたくさんの人々で埋め尽くされた会場。人気のほどがうかがえます。


https://www.facebook.com/hutmuehlbauer/photos/a.825168334177649.1073741841.173071486054007/825169120844237/?type=3&theater
もちろん外にだって、ファッションは決して若い人のものだけではありません。年月をかけて出来上がったスタイルには
誰にも真似の出来ないオンリーワンがあります。帽子もしかり。本当に格好いい。






 
世界を歩く/ミュールバウアー(その1)

今回の世界を歩くはオーストリアのウィーンへミュールバウアーを訪ねて行ってきました!!

毎年、グローブスペックスでは帽子のトランクショーを行っている事でも有名なこのブランド。
なんと今年は創業111年目の記念すべき年。創業から脈々と受け継がれてきた伝統と製法、そして毎回新しいアイデアを盛り込んだデザイン性は毎回のコレクションで常に私達を楽しませてくれます。そしてこのブランドを率いているのが4代目当主でデザイナーのクラウス・ミュールバウアー。こう説明をするとどこか堅苦しさを感じてしまいますが、とんでもない、とっても魅力的でフレンドリーな人なんですよ。(トランクショーにいらっしゃった方はきっとわかるはず)


今回はミュールバウアーのお店の周りのおすすめのカフェやバーを教えてもらったのでご紹介いたします。
まずはこちら
Altmann & Kuehne(アルトンマン&キューネ)
「この街で一番のとびっきり美味しいショコラのお店だよ!!」
ちなみに店舗の内装はオーストリアを代表する建築家でウィーン工房の主催者のJosef Hoffmann(ヨーゼフ・ホフマン)そしてパッケージはウィーン工房が手がけているだけあり、なんと言っても店内がまるでおもちゃ箱のよう。チョコレートをいれてある箱のデザインの素晴らしさは味だけでなく、食べる前の気持ちを盛り上げ、食べた後までも取っておきたくなるようなかわいらしさ。
住所 Graben 30, Wien
TEL (01)5330927
アクセス 地下鉄1・3番線シュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅から徒歩1分




Kleines Café(クライネスカフェ)
その名の通りKlein(小さい)カフェという名にふさわしく本当にとても小さくしかし居心地の良いカフェです。ウィーンの中心に位置し、ミュールバウアーのお店からもっとも近い場所にあります。
映画「恋人までの距離」にも登場した場所です。映画のほとんどは2人の会話で成り立っており、その言葉選びとウィーンの町並みがより一層リアルな高揚感を生むエッセンスとなっています。
この小さくてチャーミングなカフェに入ればそこには様々なドラマが生まれ、皆思い思いに時間を過ごせる場所。おしゃべりを盛り上げるのは極上のスウィーツとほろ苦いコーヒーや時には一杯のアルコールで十分なんです。

住所 Franziskanerplatz 3, Vienna 1010


http://blogs.yahoo.co.jp/sophieinwien/58879570.html

Loosbar(ロースバー)
ユニークな建築や内装のレストランやカフェが今やウィーンの伝統となっていますが中でも有名なのがこのロースバー。
100年前に建てられた小さなアメリカン・バーは現代建築のパイオニア、アドルフ・ロースにより設計されたもので今では重要文化財として保護されてます。時代が変わっても、そこに流れる空気は料理やサービスは今も変わらず、最高の一晩を演出してくれます。ぜひともおすすめしたいスポットです。

住所 Kärntner Durchgang 10
1010 Wien

Tel:
01/5123283





今回はクラウスのウィーンおすすめスポットをご紹介いたしました。
ウィーンへいかれる際はこのスポットはマストですよ!!
次回はウィーンで今年の5月に開催されたミュールバウアーの111周年記念に発売された本のお披露目パーティーの様子をご紹介いたします。


そんなミュールバウアーが9月に日本にやってきます!
イベント詳細は以下をチェック!!
↓↓
2014 A/W ミュールバウアートランクショー

 
世界を歩く/トウキョウクルーズ(その2)

路地裏を曲がると小さなお花屋さんがあった。大切な人にお花を贈るのは当たり前の事だよとさらりという。
そして店内をゆっくりじっくり見渡して「野原で摘んできたような花束を作ってください」とオーダー。
一体、どんな人がこの花束を受け取るのだろうか。

オクタゴン(八角形)の形をしたLunor II J。古くから日本においては2の立方体の8は幸運の数字とされている、有名な寺院等は上から見た形が八角形のものがあるのはそういう理由もあるとか。ヨーロッパでそのような考えがあるかどうかは定かではないけれど、なんだか掛けたらとてもハッピーな気持ちになってくる。

お花屋さんを後にして、次にお気に入りの場所といったらここ246common
いろんなお店がごちゃとあるから、宝探しのように自分のお気に入りの空間を探せる。レトロな酒場、那須のコーヒースタンド、ベーカリー、クラフトビールだって、ハワイアンフードだって、不思議なポテトフライだってある。魅惑の秘密基地みたいなところ。


Lunorをかけた横顔。ピンと張りつめた空気がある。カジュアルに掛けやすいメガネもいいけど、背筋をのばしてきちんとした自分を魅せようと思わせるメガネもいいんじゃないかと思う。メガネをかけた自分は掛けない自分よりもっと素敵であってほしい、そんな自分になれるようにとかけるメガネもいい。

たくさん歩いて最後に辿りついたのはヴォーンの大好きなバリスタがいるお店。お茶をしていると1本の電話が。
どうやら待ち合わせの相手のようだ。

「約束って明日だよね??」

さんざん大笑いをして、またねとそのコーヒースタンドで別れたが、きっと多分まだすぐに会える気がする。

着用:Lunor II J 11 AG/Harmony IR(本人私物)
Model:Vaughan Allison
Place: AOYAMA
Photography by KENTA YOSHIZAWA
世界を歩く/トウキョウクルーズ

お仕事メガネ#003で登場したヴォーン!Lunorが大好きという事で他のモデルを掛けてトウキョウ散歩にくりだした!

選んだのはLunor IIJ のクラウンパントゥ型。丸でもオーバルでも四角でもない不思議な形。シンプルな作りだからこそ、正面は少しインパクトのある形をかけたい気分。
青山のカフェFuglenにフラッと入り友達を待つ。ニューヨークタイムズ紙のコラムニスト、オリバーストランドによると、“世界で最高、飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり”と絶賛されたほどのオスロからやってきたコーヒーバー。
是非,日本一号店のFuglen Tokyoへも行ってみて!
LEXAS by FUGLEN
東京都港区南青山4-21-26
03-6447-1540



とても美しい建物を発見した。銕仙会のビル。能などの日本芸能の発表などもしているみたい。青山の中でも静かな存在感を放っていて好きな建物の一つ。


ふっとした表情が美しく決まる。プロダクトとしての完成度もさることながら、かけた時のドラマチックな表情はこのブランドならでは。


青山COMME des GARCONS前のスペースがヴォーンの読書の場所。誘惑に勝てずに時々お店をのぞいて失敗という事は多々あるようだが、今日は絶対に買わないように外で待つ事にした。

COMME des GARCONS
東京都港区南青山5-2-1
03-3406-3951



友達を待つ間に撮影。
ヴォーン「どんな表情をしたらいいの?」
H「普通!」
ヴォーン「えーーー!笑」


ほら、見て。この笑顔がヴォーンのトレードマーク!みんなをハッピーにしてくれる。
そして私達はまるでスキップでもするかのように歩き出した。友達は依然としてやってこないからもう少し散歩をしてみる事に決めた。(つづく)

着用:Lunor II J 18 AS
Model:ヴォーン(Vaughan)
Place: AOYAMA
Photography by KENTA YOSHIZAWA
 
世界を歩く/ロバートマークを探して(NY)
今回の世界を歩くはロバートマークの2013AWのコレクション「リバーキャニオンコレクション」を探す旅へ出かけました。
まずはNYのロバートマークのお店をチェック。ラグジュアリーブランドが脇をかためるマディソンアベニューのお店です。

ROBERT MARC STORE
1046 Madison Avenue New York,  NY  10075

tel:212-988-9600



今回のコレクションの舞台はアメリカ西部にあるリバーキャニオン。この写真に使われている場所はどこなのか気になりませんか。


NY→ラスベガス(飛行機にて6時間ほど)
ラスベガスより車でさらに4-5時間
その場所は静かに現れました。

到着した場所はグランドキャニオンよりもさらに奥にある場所です。広大に広がる自然と圧巻の見渡す限りの空。ここはナバホ族が管轄する聖なる場所、ナバホネイション。その為、旅行者は身分を証明する為にパスポートが必要なのですよ。
さて私達の探しているあの景色はどこでしょうか??


ふと見ると岩に吸い込まれるように人々が入っていく場所がありました。岩肌に入った大きな亀裂のようにも見えるその先に一体なにがあるのでしょうか。勇気を出して入ってみる事にしました。

肩幅より少しだけ広い隙間の奥深くにまさかこんな想像を絶する素晴らしい世界が広がっていようとは誰が思うでしょうか。

モンスーンの時期に雨水が鉄砲水となり岩間に流れ込み、岩肌を浸食しこの幻想的で美しい世界が作り上げられました。光の当たり具合によって、岩肌の色が変化し、陰と陽が生み出され岩の流れるような模様が映し出されます。夏には太陽が空高く上った際に頭頂部から直接放射する事で光の光線が出来上がります。この太陽ビームを見れた人はとてもラッキーです。そしてその光線はこの神秘的な世界をより幻想的な雰囲気へと変化させてくれると言います。


遥か昔から焼け付く太陽の光や降り付ける雨によって、少しずつ変化を遂げて作り出された芸術品。ここにしかない色やにおいや風や音や時間の流れが生み出す静寂な世界がありました。



自然の色あいは優しくそしてどこまでも深い。


近くには川が馬蹄の形に見える事からその名前が付いたホースシューベントがあります。そうロバートマークのお店に飾ってあったあの画像です。撮影した時が雨が少し降っていたので、色合いがやや暗めですが晴れているとあの画像の様に見えるのでしょう。

毎回のコレクションの内容の充実さとカラーパレットの豊富さで定評のあるロバートマークですが、コレクションへそそぐエネルギーは計り知れないものがあります。イマジネーションの世界で彼は何を見ているのでしょうか。年に2回のコレクションは今後も目が離せません。


怒濤の一日の終わり、日が沈む寸前、空が夜を迎え始めようとするほんの数分に世界は美しさに覆われます。その後に訪れるマジックタイム。一日の中で風景が一番美しく撮れる魔法の時間です。それを見て、今回のロバートマークを探す旅も終わりを迎えました。