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2023 MIDO

 

 

こんにちは。京都店の坂本です。

 

今日は2月にイタリアで行われた展示"MIDO"での買い付けの様子や

GERNOT LINDNERの工場を見学させていただいた模様をお伝えしたいと思います。

 

1日目の午前中はホテル周辺の街並みを散策しました。

街には路面電車が走っており、古い建物も多くヨーロッパ初の僕にとっては映画のセットの中にいるような感覚でした。

私たちが宿泊していたホテルカヴォール(こちらも歴史のあるホテルのようで、部屋の作りも全体的におしゃれで可愛い雰囲気でした)から歩いて約15分ほどのスフォルツェスコ城まで散歩しました。

 

午後は4人で食事を取った後、Anne et Valentinのミーティングに参加しました。

明日から始まるMIDOに先駆けて、世界各国の代理店の皆さんと、23SS新作の発表や昨年度の売り上げ実績等の発表を聞きました。

新コンセプト、新モデルともAnne et Valentinらしいデザインや色とりどりのカラーリングのものばかりでした。

夜はLa LOOPのデザイナーのエリザベスさんとお食事。

会話に花が咲きます。

 

2日目からいよいよ展示会MIDOのスタート。

ホテルの最寄駅から30分ほど乗り継いだところの、さまざまな催事をする大きなホールが会場です。

到着すると多くのメガネ関係者で大変賑わっていました。

まずは弊社が日本の総代理店を務めるLesca Lunetierから紹介します。

出迎えてくれたのはブランド創設者のジョエルさん。

近年、人気のシリーズUpcyclyingから新型が1型、レギュラーのシリーズから2型登場しました。

ジョエルさん自身が、実際に眼鏡を掛けて紹介してくれる様子に熱意やデザインに対するこだわりを感じることができました。

次に訪れたのはベルギーのブランドHENAUです。

直線的なラインと独創的なデザインが魅力的なブランドです。

ヨーロッパのトレンド的には大きいフレームが人気のようで、新作を含めオーバーサイズのフレームが多くなっているように感じました。

 

TARIAN

こちらもヨーロッパのブランドで、ブロウラインに特徴的なデザインが多いブランドです。

写真のフレームはデザイナーのジェレミータリアンさんが日本を訪れた際、インスピレーションを受けてデザインされたそうです。

モデル名は"SADOGASHIMA"。メタリックかつマットなカラー展開がポップ過ぎず、意外とどんな装いでも合わせやすいようなフレームです。

 

HAPTER

こちらはイタリアのブランド。

第一次世界大戦時代のミリタリーゴーグルからインスパイアされ誕生したブランドです。柔軟性と強度に富む医療用サージカル・ステンレスを基本材にし、快適な柔軟性と工学的安定性を両立させています。

京都店では扱いがないので、細かいディティールまでまじまじと見たのは初めてでした。

シートメタルとその上に覆う生地のバランスや質感がどのブランドにもない唯一なものでした。

ブランドブースもその世界観が存分に表現された作りとなっていてこだわりの大きさがうかがえます。

 

さて、MIDOの会場を後にし、地下鉄に乗って30分ほどの地域にあるショールームで行われていた別の展示会にも参加しました。

こちらでは昨年から取り扱いを始めたlazare studioをはじめ8つのブランドが参加していました。

 

初日にディナーを共にしたLaLOOPもこちらの会場で新作の発表をされていました。

イタリアンレザーやシルバーのシリーズ等たくさん新作がありました。

春の新作受注会で紹介できるのが楽しみです!

 

こちらの会場は内装が異なる部屋に各ブランドが出展する形で、元々のショールーム自体もセンスの良い内装、インテリアに囲まれているのですがそれに加え、各ブランドのエッセンスが入り、より細やかな世界観が表現されていました。

オープンスペースで食事や談笑するデザイナー、関係者も多く、MIDO のような大規模な展示会とは 全く違うリラックスした空気が流れる心地よい空間でした。

 

この日の夜はドイツのLunorの方々とお食事に行きました。

 

MIDO2日目

 

ポルトガル出身のペドロさんが手がけるブランドVAVAからスタート。

シンプルですが独創的なデザインや、カラーバリエーションの豊富さ、一見難しそうに見えるがかけると馴染むといった特徴があります。

今までグローブスペックスでは渋谷店のみのお取り扱いでしたが、新作を紹介いただいている間に京都店のお客様にもご紹介できれば面白いのではないかと岡田と話し、春から京都でも取り扱いを始めることにしました。

まだ到着していませんが、京都店のお客様に紹介できるのが待ち遠しいです。

商品届き次第、改めて告知させていただきます!

 

 

夜はLesca Lunetierのジョエルさんとディナーに行きました。

ミラノの中でも有名なレストランだそうでお肉料理がとてもおいしかったです。

ジョエルさんのオーダーの仕方が大胆で、写真のTボーンステーキを2つと付け合わせのポテト大盛りが運ばれてきました。

ジョエルさんはお人柄がよく大変明るい方で、表情豊かな人でした。

この日のディナーも大変楽しいひと時を過ごすことができました。

 

MIDO3日目

はやくもMIDO最終日です。

3日目はイギリスを代表するブランドの一つCUTYLER AND GROSSからスタート。

映画"キングスマン"で登場したフレームで有名ですが、他の新作のどれもボリュームがあり無骨でかっこいい印象です。

 

今日も別会場に赴きました。

初日にも紹介していただいた新ブランドのオーダーです。

こちらももうすぐで紹介できると思います。最初は渋谷店のみのお取り扱いです。

lazare studioもこの日にオーダーしました。

デザイナーのアレキサンドルさんは、クラシックなデザインソースに現代の技術を融合したものづくりを

コンセプトにしており、蝶番やネジに至るまで細かいデザインに拘っています。また輸送時に使う眼鏡を入れる袋に

プラスティックを使わないという、環境に配慮した取組も行っているブランドです。

新作もセルを中心にオーダーしてきました。こちらもご期待ください!

 

5日目はイタリアからドイツへの移動日です。

ミラノ マルペンサ空港からドイツ ミュンヘン空港まで飛行機

ミュンヘンからGERNOT LINDNERの工場があるパッサウまでは電車で移動です。

到着したのは19時前。移動で丸一日かかりました。そこからゲルノットさんとディナーです。

パッサウは街並みがとても綺麗で、カラフルな建物や綺麗な教会が多く立ち並んでいました。

 

フルーティーな香りのホワイトビアーとドイツ料理の定番豚肉料理。

スネ肉の焼き料理で調べてみるとシュバインハクセというみたいです。

脇にはポテトとパンそれぞれを丸めたもの。野球のボールくらいあり、料理全体のボリュームに終始驚きっぱなしでした。

ドイツ2日目

この日はミーティングと工場見学です。

ドナウ川の辺りのホテルから車で約20分。山の上にある工場まで移動しました。

 

今季の新型は2シリーズあります。

ダブルブリッジのタイプとインナーリムのタイプです。

ダブルブリッジは4型。パントゥやオクタゴンの玉型に、若干下目についた2つのブリッジが特徴的なシリーズです。

2つのブリッジは厚みが異なり、細やかなこだわりが見られます。

インナーリムのシリーズは既存の150番台のモデルにプラスティックのリムをはめ込むシリーズで、

リム自体の色も何色か選ぶことができます。(サンプルでは4色とそれぞれ光沢あるタイプとマットのもの)

フレームをお持ちの方はカスタムして楽しむこともできますね。

他のブランドにはないバランスのコンビネーションのタイプで、こちらも早く紹介できればと思います!

 

最後に、GERNOT LINDNERを製造している工場の見学へ。

ミーティングしていた建物の横に工場があります。

メガネ製作に関わるそれぞれの工程ごとに機械、あるいは手作業ですすめていきます。

この日は10名ほど働いており、みなさん家族や親戚といった近いご関係で成り立っています。

 

 

 

MIDOや別会場の展示会、ドイツの工場見学を通し、デザイナーやブランドの方々と直接話すことのできる機会が大変多く

そのどれもが熱意やこだわりにあふれるものばかりでした。

これまで店頭に立ってお客様にブランドの魅力やフレームのこだわり等をお伝えしてきましたが、まだまだ伝えきれていない部分があるなと痛感しました。

今回学んだ多くを店頭でお客様に最大限伝えられればと思います。

以上、MIDOのレポートでした。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015ミラノ・MIDO展出張blog(MIDO展編)
ミラノ上陸編に続きまして、眼鏡の国際的展示会MIDO展
展示会の様子をお伝えしていきます。

ミラノの中心DUOMO駅から地下鉄で40分程、展示会場は駅から直結
しており、駅の改札は世界中から来た眼鏡関係者でいっぱいになっていました。



今回は3日間かけて[眼鏡フレームと関連アクセサリーの展示スペース]のみ
見て回りましたが、その広さは、日本最大級の眼鏡展示会IOFTの会場全体と
同じ位の広さがありました。他に、[レンズ関係の展示スペース]や
[光学機器の展示スペース]等がありますので、全体でいうと
その3倍ほどの規模はあったと思います。
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会場内のラウンジ
そんな広い会場内でもデザイナーさんとバッタリなんて事もあります。
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岡田とROBERT MARCさん


それでは早速、グローブスペックスが取り扱う各ブランドの
新作の一部をご紹介致します。

MICHEL HENAU
今回の新作はMICHEL HENAUらしい、幾何学的なラインを生かした
オクタゴンが一押し。クラシックなデザインをベースにしていますが、
肉厚なフレームと直線的なラインがもたらす印象は、モード感も感じさせる
独特なニュアンスを与えてくれます。

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REIZ GERMANY
常にシンプルなセルフレームを発表し続けているREIZ。
シンプルにも関わらずここまで、ブランドらしさを表現できるブランドは
他に無いと思います。今回も一目でREIZとわかるその独特な造形の中に、
青や紫といった、派手では無いが、普通過ぎない色を使うことにより、
ビジネスやベーシックな格好にも色を取り入れることができるハイセンスな
ニューモデルが魅力的でした。


光のあたり方で表情に鮮やかな印象をプラスしてくれます。



JEAN PHILIPPE JOLY
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デザイナーご本人
彼が掛けているのはダブルブリッジのラウンド型の新作サングラス。
掛けている雰囲気はアビエーターの様に見えますが、レンズシェイプが丸型です。
ハードな印象ですが、ナード感もあり、決め過ぎた感じにも見えません。
ややキザな雰囲気のオシャレをする時のキーアイテムにオススメです。



XAVIER DEROME
今回の新作たちも秀逸です。
特に小振りなモデルが沢山ありました。日本のブランドにはあまり無いので
お顔が小さい方や、強度の方への強い見方。グローブスペックスの隠れた
人気商品の一つです。XAVIER DEROMEならではの生地の張り合わせによって、
ベーシックな中、さり気なく個性を出してくれます。
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フロントに派手目の柄を持ってきていても、配色のバランスで
シックな印象なまま、遊び心をプラスしてくれます。

更に今回、新たなサングラスのブランドを発表していました。
蝶番のネジさえも使用しない、全てアセテートだけで出来ているサングラスです。
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クラシカルなデザインをベースにしていますが、配色と造形が
ポップで夏のオシャレに是非取り入れたい可愛らしさ。
しかも、お値段がとっても安い!ちょっと遊びのアイテムとして
気軽にお楽しみ頂けると思いますので、是非チェックして下さい。
入荷したら、直ぐにブログでもご紹介致します。



LINDBERG
展示会場の中でも、一際大きなブースを構え、毎日大勢のバイヤーで
一杯でした。今回もシンプルで機能的なアイテムが充実していました。
その中で、今回の目玉はHORNコレクション!!
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フロントにHORNを使用し、テンプルのメタルはもちん最高純度のチタン。
HORNは重量も軽い素材なので、LINDBERGの最上の掛け心地を実現した上、
HORNのもたらす質感と色で気品と高級感をお顔に添えてくれます。
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弊社代表の岡田とLINDBERGの創設者であるPeter WarrerさんとHenrik Lindbergさん。
誕生したばかりのLINDBERGを日本上陸時に岡田が深く関与した経緯があり、
親密な関係。2人が直々に商談の場に顔を出してくれました。
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Peterさん・岡田・Henrikさん



YELLOWS PLUS
世界中から圧倒的な人気を誇る日本を代表するブランドYELLOWS PLUSもブースを出していました。
シンプルながら、完成度が高く、実用的な新作が沢山。
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他の商談でお忙しい中、少し時間を頂きオーダーしてきました。



続いて弊社が代理店を務めるブランドから
Lesca Lunetier
大好評のLesca VINTAGEに新たなコレクションが追加されました。
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Lesca VINTAGEの代名詞ともいえるクラウンパントに
テンプルの芯金を見せるヴァージョンが新たに加わります。
王道なクラシカルとは違ったやや飾り気のある雰囲気が楽しめます。
他にも新しいラインナップが早くも店頭に並んでおりますので、
是非、実際に試しにいらして下さい。

現行モデルの新作の中で面白かったのが、人気モデルP1を
ハーフアイのレンズが収められる様にアレンジした、P1ハーフ。
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Joelさんが掛けていました。機能的にもビジュアル的にも新しい発想。
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岡田と服部もとってもお気に入りでした。



最後に新規取り扱いブランド
8000M
細メタルとセル巻の2種類の構造で構成されるサングラスコレクション。
全てのモデルにフラットレンズ・ダブルブリッジが採用され、
細かいディテールやケース等の付属品にいたるまで拘りが見られます。
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レンズサイズも小ぶりなので、大人っぽくシックに掛けられます。
クリアレンズや薄い色のレンズでかけてもカッコイイと思います。


他にも沢山の新作をオーダーしてきました。早くもお店に到着した
物もありますし、これから続々と入荷予定です。
その都度ブログでもご案内いたしますので、是非、実際に掛けにきて下さい。

また、新たなイベントの企画もデザーナーさんと話をしてきています。
新作の入荷に加え、TRUNK SHOWやイベントなど、
どんどん楽しみなお知らせをしていきますので、期待してお待ち下さい。


















 
2015ミラノ・MIDO展出張blog(ミラノ上陸編)
皆様、こんにちは。
グローブスペックス渋谷店の藪崎です。

今回初めて、3月1日よりミラノにて行われた、MIDO展に行ってきました。



パリのSilmo展・NYのVison Expoに並ぶ眼鏡の国際的展示会。
出張の様子をお伝えしていきたいと思います。


ミラノは日本よりも暖かく、アウターがなくても大丈夫くらいの気候。
ファッションの街で、煌びやかなイメージでしたが、
石造りの町並みと歴史的建造物からなる重厚感の中に、
近代的建築物やファッションブランドのブティックが混在する独特な雰囲気でした。

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お店などは石造りの建物にテナントの様に入っている為、
一見した街の雰囲気は非常に歴史的で落ち着いた印象です。


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ミラノの眼鏡店

ミラノの中心には世界最大級の大聖堂であるDUOMOがありました。
その造形の素晴らしさと大きさは圧巻。


DUOMOの外観
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DUOMOの内観





MIDO展の前日には、GLOBE SPECSが代理店をしているブランド、
Anne et Valentineのミーティングに参加しました。
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Anne et Valentineのミーティングが行われたのは10corsocomo
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CAFEを中心に周りにファッションや雑貨のお店、ミーティングルーム
が併設された、非常にオシャレな空間でした。


一足先にNEWコレクションの紹介を受けました。毎回ながら非常に
魅力的な眼鏡が目白押し。

その全コレクションは、5/1〜5/2渋谷店、5/3〜5/4代官山店にて
開催する2015S/S新作受注会でご紹介いたします。
是非、皆様ご自身で実際に試しにいらして下さい。お楽しみに!



写真は前回大好評だったAnne et Valentin Bシリーズのライトミラーサングラスタイプ




ミーティング後、The spectacleのAdamさんと店内で待ち合わせ。
待っていると偶然CUTLER AND GROSSのデザイナーMarieさん
とバッタリ遭遇。
流石、国際的な展示会。日・米・英の業界有名人揃い踏みです。
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(Adamさん見切れてごめんなさい。)
4/18に渋谷店、4/19に代官山店で開催されます
The spectacle TRUNK SHOW
にAdamさんも来日します。是非顔を確かめに来て下さいね!


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業界屈指のファッショニスタのツーショット。

MIDO展の様子は、次回の(MIDO展編)にてご紹介致します。


最後に、ミラノに着いた日に頂いたパスタをご紹介。
弊社代表の岡田が、GLOBE SPECSを立ち上げる前、仲良くなった、
親子代々100年以上ミラノで眼鏡屋を営んでいる方から
「ミラノで一番おいしいパスタ」と連れて行ってもらって以来、
そのあまりの美味しさにミラノに来ると必ず一度は(今回は2回)立ち寄る
というお店で一押しのペペロンチーノを頂きました。
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アルデンテとは何たるかを知りました。
硬さがあるのに、ゴリゴリ感は全くない。そしてかむ程に味わいが増していきます。
アッサリしているのに、忘れられない美味しさは中毒性ありです。

イタリアの意外な常識
・グリーンサラダはメニューに無いが、頼むと出してくれる。
(通常、緑の葉があまり料理に使われていません。)
・アイスコーヒーがめったに無い。(コーヒーをアイスで飲むという発想が無い様です。)
・日曜日はブランドのブティックなどのお店が全てお休み。日本では考えられません。
(それでも、ブランドショップが立ち並ぶメインストリートは各お店がウィンドウに
明かりつけたままにしており、皆さんそれを見て楽しんでいました。まさにウィンドウショッピングです。)


次回MIDO展編では、眼鏡についてたくさんご紹介いたしますので、お楽しみに。





 
2013 MIDO 新作紹介2 - KUBORAUM(クボラウム)
引き続き3月にミラノで行われた MIDO 展で導入を決めた新しいブランドの紹介です。
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まずHAPTER。元イタリアの大手メーカー、SAFILO に居たメンバーが満を持してこのミド展をデビューの場に選んだブランド。
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2012 ミド展/ヴィジョン・エクスポ速報〜その1ヨーロッパ編〜

グローブスペックスの岡田と申します。


毎年3月は展示会があって海外出張の季節ですが、今年もミラノのミド展とNYのヴィジョン・エクスポに行ってきました。展示会以外にも何カ所か回りましたので、3月は殆ど日本を留守にしていました。魅力的な新しいブランド、新作にも多数出会いましたが、その他今年この後に皆様にもご紹介出来るイベント開催するためのデザイナーとのミーティングなども幾つもありましたので、皆さんの眼鏡選びの参考にして頂いたり、今後の傾向をお知らせするために、3月に2回海外に出た出張の内容を報告しようと思います。


今回はあえて新しい「モノ」の写真は殆ど載せずに、文面を中心にご紹介しますので、想像力を働かせてご覧下さい。実際の新作は到着までお楽しみに。

飛行機から見下ろしたアルプスの山脈


3月の上旬からまず向かったのはヨーロッパ。最初の滞在地はオーストリアのウィーン。グローブスペックスのスタート当初からご紹介し続けているバッファローホーン製品の名門、ハートマンと、毎年9月に帽子のトランクショーを行ってくれているミュールバウアーの本拠地です。ウィーンは内陸だけあって気温は最高でも5℃と寒かった!

ハートマンは小さな工房で、やはりウィーンにある自身の店とグローブスペックスで扱う商品だけを作っています。今回も欧州的でクラシックなホーン眼鏡と、ホーンを使ったアクセサリーや小物を目当てに訪問しましたが、期待は裏切られずに良いものがありました。リーディンググラスのハーフアイも若干仕入れしました。

ハートマンで仕入れたホーン製品の一部


ミュールバウアーではその直前にパリで発表していた次の秋冬物の帽子をリサーチし、毎年9月に行っているトランクショーのアイテムを打ち合わせしました。今年秋に開催予定のトランクショーの内容です。ミュールバウアーは4代続いており、伝統あるハットメーカーなのですが現在の代表であるクラウスは、伝統のノウハウを継承して大切にする事と、全く新しい事へのチャレンジ、と相反する事をバランス良く行う才覚に優れています。今年も斬新なチャレンジが幾つものデザインになっていました。ブリーチしてグラデーションをかけたフェルトハット、以前ツバの部分にニットを用いていたハットの新しいバリエーションが作られていました。今度は頭に被るクラウンの部分がニットで、ツバがフェルトになっているハット、ボリュームがあるニット帽の裾を折り返すとその部分がニットのツバの様な効果を出すウールキャップ、イギリスで見付けてきた魅力的な色・パターンを有するウール地のハンチングやキャップ類、などなど盛りだくさんです。そしてもちろん伝統的でオーセンティックな定番帽子も継続しています。ミュールバウアーのトランクショーは9月16日(日)に開催予定です。(もちろん今年も豊富なデザインを揃えた上で、色、サイズ、飾りのリボンなどもお好みでカスタマイズ出来ます)お楽しみに。

ウィーンの町並み


ウィーンの後はロンドンに寄りました。ここで面白かったのは街の変化とファッションです。特に面白かったのはイーストエンドと言うロンドンでも東の外れの方にある地域で、もともとはあまり裕福ではなかった地域であり、工業的な施設が多いエリアでしたが、以前仲良くしていたデザイナーのアトリエも在った地域で、当時はゆっくりと地元のアーティスト達が集まってきていましたがこの5年ほどで大きく変貌して、そのインダストリアルな雰囲気をファッションや飲食に利用し、非常にアクティブでエネルギーに溢れる街に変化しています。このエリアのファッションで非常に興味深かったのは、Babourや英国のオーセンティックな靴ブランドの店などが並んでいるものの、ロンドン中心地域の伝統的な雰囲気とはかなり異なり、若い世代が髪のサイド部分は刈り上げて上の方は伸ばしたモヒカンスタイルのパンクなヘアスタイルとその様な伝統的なブランドの定番アイテム、そして古着などと組み合わせたスタイルが非常に面白かったです。英国の伝統的なアイテムを全く新しい解釈でファッションにしている点は英国外にも影響を与えていきそうな気がしました。

ロンドンのサヴィルロウの一角


そしてミラノ入り。今年のミドは日曜日から始まり火曜日まで。通常金曜日から始まる事が常なので今年は異例でした。日本を出る前、連日新聞やニュースではヨーロッパの金融不安の話題が報じられ、ギリシャ、スペイン、イタリアなどをかなり危惧するニュースが続いていたので、景気の先行き不安から低調な展示会になるのかと想像していました。とんでもなかったです!初日は大変な盛況ぶりで、平日に終わった最終日までかなり賑わっていました。多くのブランドがとても良い業績を上げられた事を喜んでおり、街中を見ても昨年や一昨年の方がブランド店の中に人が疎らだったのですが、今年はどこの店もかなり混んでいました。

ミラノの大聖堂


会場内の作り手の様子は、と言うと、今年のミドは非常に意欲的なチャレンジを行っていたブランドが多い!と言うのが一番の印象です。見た事がない新しい構造を作り出しているブランドも幾つかありましたが、今年の会場で目立っていたのがウッド(木)を素材に使ったフレーム。以前から木を使ったメガネはありましたが、今回のミドは今までにないほどこの素材使いにチャレンジしているブランドが目立ちました。フレーム全て木で出来ているものもあれば、他の素材とうまく組み合わせているブランドもありました。調整に難点があり、アフターケアを考えると導入を見合わせていましたが、その点もクリアしつつあるブランドも登場していました。今回は見送りましたが、今後の進化に注目して導入を検討したいと思います。

MIDOの会場


個別のブランドで特徴的だったものをかい摘んでご紹介します。

まずはアン・バレンタインのSOTTSASSシリーズ。エットーレ・ソットサスはイタリアの建築家・工業デザイナーで、欧州のデザイン誌ではかなり取り上げられる事が多い巨匠です。このソットサスをテーマに置いたコレクションでは、ソットサスが作ったオブジェの構造や、独特なカラーリングをアン・バレンタインのメガネに取り入れており、今までに見た事がない作りの楽しいメガネに仕上がっていました。フロント、テンプル、智の部品(フロントとテンプルを繋ぎ合わせる部分)が全て異なる色使いで、智の構造が見た事がない新しいものになっていてSOTTSASSを最も感じる作りです。

その他のシリーズも意欲的なデザインが目立ったアン・バレンタインですが、特に印象に残ったのがこのSOTTSASSでした。なおSOTTSASSには全世界で70本限定の特別モデルがあり、日本には僅か2セットだけ入ってくる予定です。

SOTTSASS のデザインしたオブジェや彫刻


次はロバート・マーク。毎回NYの都会的な雰囲気を伝えてくれるブランドですが、今回は色使いが素晴らしかったです。形はロバート・マークらしく、シンプル、シックで都会的な、いつものらしさに溢れるモノでしたが、今回はデザイナーご本人も、完成品が仕上がった時に自身の作品を見てとても満足して感嘆したそうです。どんな感じかをご紹介すると、ほどほどに華やかさや明るさがあるけれども、決して派手ではない上品さがあり、躍動感とシックさのバランスがとても良い! と言うのが今回のロバート・マークの印象です。


エマニュエル・カーン。70〜80年代に大変な人気のあったブランドで、復刻した今のエマニュエル・カーンも当初は当時の人気があったモデルに絞ってご紹介していましたが、今回は新しくデザインした新作の数々が素晴らしかったです。今現在のデザインと製造のチームも、当初はオリジナルの過去のモノを忠実に再現する事に力を入れていたようですが、元々あったエッセンスは崩さないで新しいデザインを少しずつ加えて行き、今回はその出来栄えが素晴らしかったです。パリのブランドらしく、クラシックな黒やべっ甲色を中心としながら、ネイビーやボルドーなどの取り入れ方が、ロバート・マークとは異なる華やかさとシックさのパリ的なバランスで行われていて、パリのオシャレ感が溢れる新しいレトロなメガネのコレクションとなっていました。エマニュエル・カーンはもう直ぐ入荷予定です。


REIZは派手ではないものの、非常にライツらしい格好の良さを非常に上手に新作で表現していました。特定のモデルが良かった、と言うよりも発表内容全体のレベルが高かったです。ブランドとして熟成と進化を遂げたのでしょうね。

ic! berlin はシートメタルに細かい穴を沢山パンチングして、レンズ無しで陽を除けるサングラスが面白かったです。これは早くも入荷しました。

また弊店でも人気が高いあるブランドの海外展示会場を訪ねたところ、日本では未導入の魅力的な作品がかなり在る事も分かり、この様なモデルも入荷する予定です。どうやら全国を考えると難しいかも知れないけれども、より面白いデザインが求められる一部地域向けの様なモデルと言うものが存在し、既存取り扱いブランドの中にも新たな発見がありました。

その他の色々なブランドでも、今回のMIDO ではここ数年景気を反映して手堅い印象の発表が続いていた事から比べると、新しい事へのチャレンジをしているブランドが目立っていましたので、この4月から6月ぐらいにかけて店頭に入荷する新作は楽しいモデルが増えますのでご期待下さい。


なお、弊社が代理店をしています、ロバート・マーク、フロイデンハウス、アン・バレンタイン、ラ・ループ、ザ・スペクタクル、ルノアに関しましては4月同21日(土)・22日(日)は渋谷店、同28日(土)・29日(日)は代官山店にて、このミドとNYのヴィジョン・エクスポで発表された魅力的な新作をいち早くご紹介・受注させて戴くイベントが一番早く見られる機会になりますので、ぜひお越し下さい!


次はNYのヴィジョン・エクスポの様子をご紹介いたします。

 


ミラノ・MIDO(ミド)展速報!
2011 MIDO展の報告、今日はエマニュエル・カーンです。

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オリジナルのエマニュエル・カーンは、70〜80年代に大変な人気があったフランスのブランドです。デザイナー自身もそのアイウェアを掛けていた事がアイコン的な存在だった事と、スティービー・ワンダーなど当時の大御所アーティストにも愛用者が多かった事から、カザールと並んでカリスマ的な存在のブランドでした。

その背景の面白さから、当時の図面や型、工場と職人を頼りにして完全復刻を果たしたモデルを中心に、数年前からご紹介しています。今回ミラノで発表になった新作は特にメガネが充実していました。アメリカのレトロデザインと異なり、コケティッシュなニュアンスを持ちながらも、シックでセクシーな印象のデザインです。

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メガネと並んで面白かったのは、メガネ型のカチューシャ。メガネやサングラスを頭の上に載せると拡がってしまいますが、これは頭の上に載せるために作られています。フォルムと色バリエーションも非常にエマニュエル・カーンらしいデザイン。
いかがですか?

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今回はチェーンも紹介されました。アイウェアに使われているビンテージ感の強いプラチックと共通性を持たせた、シックなカラーのメガネ・サングラス用チェーンです。買い付けで探し回って、意外に見付かりにくいのはこの様なイイ感じの小物です。今回は他のブランドでもアイウェア周りの小物にいくつも良いものが見付かりましたので、また順次ご紹介していきます。

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ミラノ・MIDO(ミド)展速報5!

2011 MIDO展の報告、本日はMYKITAです。

 MYKITAは今回のMIDO展で初めて発注をしました。初めて見たのではないのですが、以前から気になっていて、定期的に見させて貰っていましたが、ついに今回初めて導入を決めました。ご存じの方もいるかと思いますが、MYKITAはレギュラーのコレクションとファッションのブランドとのコラボレーションをしたラインとがありますが、今日は発注をしたファッションラインのアイテムをご紹介します。

 MYLONと言う素材を使って従来にない作りで製造されているアイテムが特に面白い内容でした。この素材を使っての製品作りには大変な時間が掛かるそうです。1本作るのに2週間ほども手間が掛かるので、未だ日本にも非常に限定的な入荷しか無いそうです。非常にボリューム感を出しながらも重量感はあまり無い事から、他の素材では見られないボリューム感が特徴的なデザインでした。コラボしたデザイナーはBERNHARD WILLHELMROMAIN KREMERRAD HOURANIと言う話題性の高い3デザイナーです。

 どうです?どれも見たことが無い様なボリューム感に相当なインパクトがあります。今までに見てきたアイウェアやサングラスの概念やイメージを根本から変えてしまうほど新鮮です。それだけにちょっと掛けこなしに躊躇があるかも知れませんが、掛けてみると軽い装用感で、相当に格好良かったです。

 また最新のコラボラインはUSLU AIRLINESとのコレクションです。USLU AIRLINESはアメリカとヨーロッパで非常に話題になっているコスメのブランドで、2003年にNYでデビューしています。MYKITAとのコラボは同じカラーのマニキュアとメタルカラーのサングラスをセットにした遊び心に溢れています。特にこのイエローのモデルが良かったです!

 通常のMYKITAのコレクションは、日常の中でビジネスでも生活の中でもさりげなく格好良いアイウェアです。軽くて快適性も高いので普段使いがしやすそうです。こちらもまた別にご紹介します。ファッションのコラボレーションラインは、既存のアイウェアの概念を変えてしまうほど斬新な試みがふんだんにあり、レギュラーのコレクションとは対照的ですが、今後の進化も見逃せない、注目すべきコレクションだと思います。6〜7月頃の入荷予定です。

ミラノ・MIDO(ミド)展速報4!

2011 MIDO展の報告、今日は眼鏡の話からちょっと離れてみます。

 いつも海外出張で海外に出向くと展示会に行く以外に、小さな工房を回ったり、以前から親しいショップオーナー訪ねて情報交換を行ったり、話題の店や新しいショップのリサーチをしたり、ついでに色んな国や街を訪ね廻る事が多いです。

 今回もイタリア・ミラノでの展示会以外にオーストリアのウィーン、パリ、そしてベルギーの街を2つ訪れました。今日はその様な出張道中の印象的な町並みをご紹介します。

 まずは最初に訪ねたウィーン。ウィーンはグローブスペックスのロゴがデザインされた街でもあり、創業時から扱っているハートマンのバッファロー・ホーン製品が生み出される町、そして年1度行うミュールバウアーの帽子トランクショーのデザイナー、クラウスの居る町です。なのでグローブスペックスにとって、とても縁が深い町なのです。ウィーンも多くの欧州の町と同じく中心に大聖堂があり、その佇まいは中世にタイムスリップした様な気分になります。教会脇に集まっている馬車も良い雰囲気です。

ウィーンの大聖堂ステファンスドーム

ウィーンは今でもアーティストや職人が多くいる町であり、フランスとドイツに挟まれている地理的環境もあり、その両方の影響を受けながら風格と品のある独自の文化を創り上げているそうです。今回も買い付けたハートマンのホーン眼鏡にもそのウィーンの伝統文化を強く感じます。とても良かったのでお楽しみに。6月頃の入荷予定です。


 ミラノも町の真ん中に世界最大のゴシック建築の聖堂があり、この聖堂を見るとまた今年もミラノに来た!と言う気持ちになります。あまりに大きな教会なので全く穴場の様な存在ではありませんが、ヨーロッパの各町には「ここにまた来た!」と強く思い起こさせられる印象的な建物が各町にあります。

ミラノのドゥオモ


 パリでは新しく登場した話題の店を幾つか訪ね、ちょうどファッションのショーを行っていたミュールバウアーのクラウスと、毎年9月に行う帽子のトランクショーの打ち合わせをしました。ショーでは今期人気だったクラッシュド・フェルト(ヤレ感を出したシワ加工を施したフェルト)のハットのバリエーションが増えていて、毛足の長いフェルトや色の選択肢も多くなっていました。また巻物とセットになっているニット帽も新鮮でした。カタログのスキャンなので粗い写真ですがこんな感じです。9月半ばの日曜日に行う予定ですが、詳細を決定したらこのブログでもご紹介します。お楽しみに!

ファッションの展示会プルミエールクラスとその側のルーブル美術館

 パリでは変わった店も訪ねました。全てオートクチュールでフレームを販売しているお店。素材をプラスチック、ホーンなどから選ぶ事が出来るのですが、なんと鼈甲のメガネも売られていました。今回ベルギーにもその様な店がある事を知りました。ヨーロッパの中にも数件この様な店がある様で、かのコルビジェはこの店で鼈甲を使って、あの象徴的な丸メガネを誂えていたそうです。その一つを見せて貰いました。確かにコルビジェの掛けていたデザインで、すごく洒落ていて風格がありました。

上、パリの老舗Meyrowitz  下、鼈甲を扱うMaison Bonnet


 パリからベルギーにも行ったのですが、ベルギー国境はパリから1時間足らずで行けるので、パリ北駅から電車で向かいました。リールと言う国境の町まで電車で行き、そこから車で迎えにきて貰ってベルギー側のコルトレイクと言う小さな町へ。この町には懇意にしているミシェル・エノウのお店とアトリエがあります。初めて来ましたが、ブリュッセルやアントワープとも違う雰囲気の小さな町で、人口も少ないそうですが、歴史的な建物や美術館が多い美しい町です。ミシェル・エノウのコレクションはファッションや流行を意識したものではなく、独特なアート的感覚に根ざしています。デザイナーのマーク氏は幾何学的なハンドペイントのグラフィックを専門とするアーティストで、メガネのデザインも幾何学的に美しいバランスを感じます。訪ねた際にもデッサン中の、大型のキャンバスがアトリエに立て掛けてありました。ベルギーには独特なデザインの感覚がある様で、ミシェル・エノウのデザインにも強く表れています。写真はミシェル・エノウのお店です。モダンなデザインと歴史を感じさせる部材が入り混じっている感じですが、床や建物は150年以上経っているそうです。ヨーロッパでは古くからあるものをうまく生かした店を良く見掛けますが、日本ではなかなか出来ない事なので羨ましい限りです。眼鏡のデザインだけを見ていても魅力的なミシェル・エノウですが、町や店を訪ねてみると、眼鏡のデザイン観もより理解出来ました。

パリ北駅

ミシェル・エノウ店内

 この後にブリュッセルにも少し立ち寄ってから日本に帰ってきたのですが、もう20年ほども毎年ヨーロッパに通っていても、新しい町を訪ねるとまた新しい発見があったり、更に新しい創造が新しい世代から生み出されたり、無限に感動が続いて行く気がします。今回の新しい発見や感動も随時、このブログと店頭でご紹介して行きますので、どうぞ楽しみにしていて下さい!