眼鏡について意外と知られていない事〜調整編〜
2011.01.24 Monday
眼鏡について意外と知られていないこと。
今回は調整編です。
前回の鼻パッド同様、眼鏡やサングラスを快適にお使い頂く為の、重要なポイントにあげられるのが”調整”です。
●眼鏡を掛けると傾いてしまう。
●ずるずると下がってしまう。
●耳の後ろがあたって痛い。
●眼鏡がきつくて跡が残ってしまう。
などなど、これらのほとんどは調整(フィッティング)で解消する事が可能です。
店頭に並んでいる商品を掛けた際、ゆるさやきつさなどを感じた場合も、調整を行い、お顔に合わせますので、実際は快適にお使い頂く事ができます。
では、実際どのように調整を行うかをご説明いたします。
基本的に、幅の開閉や傾きはフロント(レンズの入った正面)の智と呼ばれる、端の部分で行います。左右の智部分の開閉具合や傾き具合(上下)に違いをつける事により、レンズと瞳までの距離や傾きを均等に合わせる事ができます。
また、テンプル(つるの部分)の耳の掛かり具合を調整し、前に出るなどのゆるさを解消します。
メタルフレームなどの場合、さらに鼻当て部分の調整を行い、鼻にしっかり掛かるように調整します。
プラスチックフレームの鼻当てに関してはこちらをご参考下さい→眼鏡について意外と知られていないこと〜鼻パッド編〜
人それぞれ、顔の形や左右の耳の高さなどは違います。
ひとりひとりの顔にあった調整をする事により、快適な掛け具合や見え方を提供する事が可能です。
また、幅がきつい方が下がらない(ずれない)と思われている方いらっしゃいますが、幅がきつい場合、反対に前へ押し出されて下がりやすくなる場合もあります。お顔にあった丁度良い幅がずれにくい状態でもあります。
度付き眼鏡の場合は、掛け方によって見え具合に影響することがありますので、掛け心地以上に調整は重要になります。
調整した直後は快適にお使い頂いていても、しばらく使っていくうちに、掛け具合が変わって来ることもあります。その場合は、再調整も行いますのでお気軽にご来店下さい。
調整でお困りの際は、スタッフまでご相談下さい。