今週、東京ビックサイトにて国内最大の眼鏡の展示会、IOFTが開催されました。
それに先立っての日曜日、Robert Marc のデザイナーであるRobertさんと LaLoop のデザイナーであるElizabethさんが GLOBE SPECS に来てくださいました。
まず Elizabethさんからは、新作コレクションのイメージなどを聞かせて頂きました。
子ども向けの物語をモチーフにしたモデルや、オニキスの名称がギリシャ神話のヴィーナスの爪に由来するという話など、、コレクションをより理解できて興味深かったです。
最近は自然からインスピレーションを得たコレクションが増えてきたとのことで、チーターやクロコダイルなどの生き物からヒントを得たデザインや、鉱石やシェルなどの天然素材を用いたモデルがたくさんあります。
LaLoop で扱われるこれらの素材には、特定の地域でしか産出されないものが多くありますが、これはElizabethさんが世界中を訪れて探し出したもの。
集めた素材やチャームをストックし、そこから新たなデザインを考えているそうです。
自然から生まれたものははどこかぬくもりを感じられて、身につけていると心地いいですね。
この日のElizabeth さんは黒を基調とした装いに、新作のホワイトスポンジコーラルのLaLoopをご使用。コーラルが全体を軽やかな雰囲気にしています。
そして右手首にはレザーカフスブレスレットが。先日の
SILMO速報5でご紹介したアイテムのお色違いですが、「同じものを2つ重ね付けするのもいいのよ」と着けこなしのアドバイスも頂きました。
Robert Marc のデザイナーであるRobertさんからは、フレーム作りに対するこだわりなどをお話しして頂きました。
特にブランドの特徴でもあるテンプルの付け根部分は、ヒンジを丈夫にするため独自に開発されたもの。テンプルに溝を切ってメタルと噛み合わせることでテンプルが上下にぐらつくのを防ぎ、それをピンで固定して抜けにくくしています。非常に上質なメタルを用い、「僕のヒンジにはトラブルがないんだ」との彼の自信の籠った言葉に、自分が良い眼鏡を使っていることを改めて実感することができました。
そして、
SILMO速報2でもご紹介した新作コレクションの「Tortoise Jungle」。生地作りから携わったこだわりの鼈甲色は、他のどのブランドにもない絶妙なカラー。
イメージ通りの色に仕上がったと、大満足でお話して下さいました。
1本1本を見ても素敵なのですが、複数並べることでそれぞれのカラーが相互に影響し合い、より深みを感じることのできるコレクションとなっています。
最後に、GLOBE SPECS の岡田を真ん中にして3人でパチリ。
デザイナーさんから直接お話を伺える機会はなかなか無いため、とても貴重な時間となりました。朝早い時間だったのですが、お二人とも元気! たくさんのパワーを頂くことができました。
お話しして下さったこだわりや改めて感じたブランドの魅力などを、より多くの人にお伝えしていきたいと思います。
Robert さん、Elizabeth さん、ありがとうございました。